U GET ME ~君のいない夜~(37)完

~チャンミンside~『コート持ってこいよ!』と前日にLINE。オーストラリアの7月が真冬にあたるなんて事は、小学生でも知ってるだろうから。『当たり前!』と、可愛くない返事。しばらくたって、『パスポート忘れんなよ。』とか。それこそ、『当たり前!』ヒョンじゃないんだから。その後も、『航空券ちゃんと持ったか?』だの、『飛行機に乗り遅れんなよ!』だの、『待ち合わせ場所、覚えてる?』だの、僕の返事はすべて、『当たり前!...

Read More

U GET ME ~君のいない夜~(36)

U GET ME ~君のいない夜~(35)

~チャンミンside~賑やかな2人が帰り、急に静まり返った部屋。とんでもなくいろいろあった気がするけど。何もなく過ぎた気もする。玄関先で見送ったあと、少しだけ部屋の片付けをする。ユノヒョンはさっさとシャワーへ行ってしまって拍子抜け。プンオパン、───。まさかハクが買ってくるとは思わず。まさかユノヒョンがあんな答えを用意してるとは思わなかった。正直、プンオパンから解放してなんて言ったものの、自分でもその意味がよ...

Read More

U GET ME ~君のいない夜~(34)

~ヨニside~いったん日が翳りはじめたら真っ暗になるのは早い。私が片付けをかってでて、ハクに食器を運ばせた。せっかくの送別会だもの。ユノさんとチャンミンさんにはいつも通りの仲良しでいてほしい。片付けを理由に2人をベランダへ追い出す。ねえ、…チャンミンさんが窮屈そうなんて、これっぽっちも思ってない。一緒に仕事をしたからこそ分かる。PCに向かってシステムを組んでいく真剣な姿。丁寧で正確な説明、迅速な指示、──そ...

Read More

U GET ME ~君のいない夜~(33)

~ヨニside~「っ、ちょっと!ユノヒョン、飲んでますかぁ?」ビールから焼酎をロックで飲みだしたハクが、若干据わった目でユノさんに絡みはじめた。ニッと笑って掲げたグラスの中身がスプライトなのをハクだけが知らない。「…ちょっと、ハク、飲みすぎ。」チョン、と肘を小突くけど、「いーの、いーの!」って、…何がいいんだか。「俺、ユノさんはもっといけ好かないヤツだと思ってました。格好いいのを鼻にかけた遊び人だって、」「ひでぇ言い...

Read More