Strawberry Candle~会いにきたよ~後篇

~チャンミンside~「チャンミナ、・・こっち向けよ。」シーツから剥き出しの肩にそっと長い指が絡まる。片肘をついて上半身を起こしたユノは恥ずかしげもなく裸体を晒してるけど。「ん、・・ちょ、っと・・まって///。」久しぶりの行為に僕は恥ずかしくて堪らない。────あんなに夢中に、────あんなに淫れて、貪るようにお互いを求めあって、奥深くに何度も放たれる欲を、・・もっともっとと強請るように欲した。汗だくの身体、全身を覆...

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Strawberry Candle~会いにきたよ~中篇

~チャンミンside~「うっわぁ~/////。」ウォーターフロントから地下鉄で3駅、ヨーロッパ調の雰囲気が漂う閑静な高級住宅地にユノのアパートはあった。真鍮のドアノック、鉄のレース彫り欄干や手すり。ガス灯などは情緒に溢れ、18、19世紀の面影を残す赤煉瓦の街並みが美しい。「ほんと、金持ちってヤツは。」そんな呟きがでるほど風景に溶け込んだレンガ造りのアパート。ここビーコンヒルから西へチャールズ川沿いを下りハーバード橋...

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Strawberry Candle~会いにきたよ~前篇

  ~チャンミンside~「・・・これがルノアールの《ブージヴァルの踊り》かぁ。」ぽけっと口をあけたままヨーロッパ美術印象派の名画を眺める。そう僕は大学の休みを利用してボストン美術館に来ていた。時は1月。ちょうど秋学期と春学期の隙間。IAPがあるも毎日ではなく、基本冬休みのようなもので。「帰省はしないの?」と同じ留学生の友人に言われたけど、───ユノがこのボストンにいるのに?そういえばスヒさんからも、「お金の心配...

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