紅-クレナイ-の人~はじめてのちゅう~後篇

第1回『ほみんほ友の会 萌え萌え企画』テーマ はじめてのキス―チャンミンside―「っ、わぁぁっ!」バサバサッと小枝をまきこんで真っ逆さまに落ちてくる子を、「っっ!痛ってぇぇ!頭打ったらどうすんだよ!」真っ白な頭で、何の反応もできず、ただボンヤリ眺めていた。「───受け身、教えたろ?」あ、あれ?……ユノさん!もしかして今の、見られた?とっさに頭は庇ったらしいユンホくん。地面が落ち葉だらけでよかった。それでも肩と腰を強く...

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紅-クレナイ-の人~はじめてのちゅう~前篇

第1回『ほみんほ友の会 萌え萌え企画』テーマ 初めてのキス《初めましての読者様へ》ようこそお越しくださいました(^o^ゞこちらは既に完結している《紅-クレナイ-の人》の番外篇になります。元歌手のチャンミン(20)と元SPユノ(29)天使の歌声を持つチャンミンを幾多の障害や妨害から守りきれないジレンマ、そしてそんなチャンミンを結局は独り占めしたかったユノさんとユノさんひとりの為に歌い続けたいチャンミンの物語。現在、養護...

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紅-クレナイ-の人~いつか、きっと2~後篇

―カン・イソクside―出逢ってから10年以上経った今も、俺は、チョンユンホに、───夢中だった。それはいわゆる恋愛とは違った感情で。あの衝撃の出逢い、舞うように屈強な男達を翻弄する姿に一目惚れして、捨て猫のように丸くなる背中に更に惚れた。あれはいつだったか、───忘れられない会話。「……誰かに愛された記憶は?」「ない。」「……誰かを自分だけのものにしたいと思ったことは?」「一度も、」「───俺は自分自身しか愛せない。」そう言い捨て...

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紅-クレナイ-の人~いつか、きっと2~前篇

―チャンミンside―────施設の朝は早い。今日はアラームが鳴る前に起きれた!と、心のなかでガッツポーズ。アラームが鳴っちゃうと絶対僕より先に起きる人が隣にいるから。施設の朝食の準備や、子供たちの世話。手伝うことはいっぱいあった。───でも、少しだけ。寝返りを装って体ごと向きをかえる。普段隙のない人の無防備な寝顔。目尻に向かって少しだけ上がるキレイなライン。それを縁どる長い睫毛。整った鼻梁が影をつくり、微かに開い...

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紅-クレナイ-の人~いつか、きっと~後篇

カン・イソクsideその日はとにかく、よく喋った。「チョンユンホ、……ユノでいい。」そう言ったヤツも、俺を拒否はしなかった。好きそうに見えなかったから、「女は嫌いなのか?」と聞いたら、「嫌いではない。」と言う。「じゃあ、好きなのか?」と聞き返したら、「好き、…の意味が分からない。」と。格好つけてるわけじゃなさそうだ、「じゃあ、どうして抱く?」と聞いた。少しだけ考えたあと、「───溜まるからじゃねぇの?」と。それからはユノについ...

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