APPLAUSE-告白-65

「お願いっっ!」両手を合わせ肩を竦めながら。綺麗な人は何しても様になるなぁ、なんて遠巻きに見てたつもりが。「…わかった。チャンミナ、おまえに頼むな。」「はい?」ユリさんとハヌルさん、2人だけの話だと思ってよく聞いてなかった。頼むなと言われても何を頼まれたか分かんないから答えようがないんだけど?「ありがとーーっ、チャンミナ、あのね、」「え、っちょ、ユリさん!」もう頼まれた前提の話は予想通り僕の不得意分野で、断...

Read More

APPLAUSE-告白-64

APPLAUSE-告白-63

「チャンミナ?どうした?」「ユノ、ユノ、…っ、ユノ、…」心配そうに覗きこもうとする人へピッタリとくっついて離れず、胸いっぱいにユノの匂いを吸い込む。いつの間にか慣れ親しんだ、もう無くてはならないもの。「取りあえず、部屋へ入ろ?」「ん、」一旦離れてって意味だと思うけど、ごめん、離れられない。首に回した腕をさらに強く引き寄せて、後頭部の辺りで困ったように笑うユノを感じていた。「…しょうがねえなぁ。」腰に両腕をまわ...

Read More

APPLAUSE-告白-62

「チャンミナ?どうしたの、元気ないじゃない。」ぬっと顔を覗きこんできたのはユリさん。よほどボンヤリしていたのか、急に掛けられた声に驚き恥ずかしいほどビクついてしまった。「あ、…」「大丈夫大丈夫、ちょっと大きな仕事が入って気合い入れてるだけだから、な?チャンミナ。」ぽんぽんと肩をたたき屈託なく笑うハヌルさんを見て少しだけ緊張が解けた気がした。そう、僕はあれからずっと緊張状態で、心も体も息苦しくなるほど張り...

Read More

APPLAUSE-告白-61

僕だって四六時中ハヌルさんと一緒ってわけじゃない。その日はたまたま一人で事務所から出て。事務所の出入口近く、歩道を隔てた生垣に座る男性が視界に入った。浅く腰を下ろし開いた膝に両肘ついてどこか遠くを眺める人は、なぜかとても目立っていた。黒のテーラードジャケットにグレーのインナー、程よいダメージのジーンズというそれほど目をひく格好じゃないのに、そこだけ浮いてるような存在感。スタイルがいいんだなと思う。...

Read More

APPLAUSE-告白-60

「じいちゃんがさ、おまえに会いたいって。」朝っぱらから寝起きでいきなり言われ、何のことかと暫く呆けてしまった。「…は?」たっぶり5秒はかかって返した返事がこれで。「だからさ、じいちゃんが、…「ちょっと待て!な、なんの話?///」まるで彼女を友達に紹介しますくらい軽く言われ、しかもじいちゃんってユノの会社の会長じゃないか。朝、なんとなく同時に目が覚めて。昨夜はお互い抜きあっただけだから、物足りなさはあっても体は...

Read More

APPLAUSE-告白-59

APPLAUSE-告白-58

APPLAUSE-告白-57

APPLAUSE-告白-56

早々にお開きにしてしまおうと意気込んで店に向かったはずなのに、気づけばずいぶん長居してしまった。話題豊富なハヌルさんが面白おかしく話を振ってユノが答える。さすが営業部に所属していただけあるのか、どんな話題にもそつなく返しさらに笑いを誘う。そんなユノが新鮮で楽しかった。いつも2人きりが多いから、こんな外面のユノも格好いいと思ってしまう。どうせハヌルさんにはバレてるわけだし、遠慮せずユノだけを見つめた...

Read More