【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後10

チャンミンはふわふわと雲の上にいるような心地で車の後部座席におさまり、自然と緩む頬を隠すため車窓を流れる風景に目を凝らしていた。ユンホとの数時間はとろりと蕩けるような濃密で幸せな時間だった。どうしても抜けられない仕事があると料亭から別々の車になったのは残念だけど、ユンホと一緒に離れへ帰ったらどんな顔をしてエナやユンソクと会えばいいのか、きっとデレデレと緩みきった顔を晒してしまいそうだからちょうどよ...

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後9

【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後8

「デイル兄さまの送別会も兼ねたいんだ。」水炊きをハフハフと口に運びながらチャンミンが上機嫌で話す。最初はたかが水炊きと侮っていたユンホもあっさりとしているのにコクのある出汁と厳選された野菜や魚介を満足そうに食べていた。「兄さんの?」「うん。どんどん話が進んじゃって来月にはお屋敷を出るんでしょ?もう散歩中に話せないんだと思うと僕、寂しくて。」「そうか、来月に決まったんだ。」しゅんとしながらも箸はしっかり...

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後7

チャンミンが望むものなら何でも買ってやりたいと常にユンホは思っているのだが、チャンミンは無駄に何かを欲しがるタイプではなかった。16歳の誕生日くらい高価なものをねだってほしいユンホへチャンミンは何度も首を振る。チャンミンにとって大きな意味を持つ16歳の誕生日こそ、一番なにより欲しかったのはユンホで。そしてそれは、──もう貰ったと思って、…いいよね?小首をかしげ、はにかむようにチャンミンが言うからユン...

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後6

【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後5

【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後4

「サンタサン太、…エナさんが意地悪なんだ。」チャンミンは池の端にしゃがみこみ群れてほとんど動かない錦鯉のかたまりを眺めていた。重なるように群れをなしてもチャンミンにはサンタサン太がどこにいるかすぐにわかる。もちろん、イッ太やゴン太だって。ゆらゆら揺れる尾っぽを目で追いながらチャンミンはブツブツと愚痴るが当然答えなど返ってこない。「ユンソクさんを邪魔だなんて思ったことない。逆にずっと居てほしいくらい話...

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後3

玄関を進めば大きなガラス窓からたっぷりの陽光が降り注ぐダイニングキッチンがあり、そのまま進み和洋折衷の引き戸を開けると広い居間になる。障子で仕切られた内縁の縁側と、そのガラス戸から庭が一望できる純和室の居間をチャンミンは大層気に入っていた。それはエナが移り住むまでひとりきりだった朝食をわざわざ居間で食べるほどで、エナが来てからは夕食も居間だ。桜の木がちょうど真っ正面にあって池もよく見える。壁を挟ん...

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後2

「っ、ユノぉ!サンタサン太がぁぁ!」ぼすんっと、もう子供でもない伸び盛りのチャンミンがユンホの布団へ飛び乗って、急に起こされ声が出そうになったユンホの口を勢いよく塞いだ。 んーーっ、と興奮ぎみに唇を押しつけ、突然すぎて面食らうユンホに構わず二度三度キスを繰り返し満足したのかアッサリと離れていく。まだ数時間前に寝入ったばかりのユンホはどうして自分が最近冷たいチャンミンから熱烈なキスを受けているのか分か...

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