HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

Strawberry Candle(9)





























~チャンミンside~



















その日はめずらしくヨンジンおじさんもユノも屋敷に居て、一緒にお昼を、と誘われた。



あの親子に挟まれて食事か、・・と、想像しただけでおなかいっぱいで、遠慮したいのはやまやまなのに、・・・。



先にヨンジンおじさんがユノに話があるとかで、───そろそろ宜しいかと、・・そう呼びにきたジヒョンさん。


「あの~、僕、お腹空いてないんですよね~。」なんて言った先から、グーッと腹の虫がなって、プッと吹き出されてしまった。


恥ずかしくて耳まで真っ赤になったのを、

「ぼ、僕、ひとりで行けますから‼///」

隠すように足早に食堂へ向かう。





──────バンッッッ‼



目の前を凄い勢いで開いた扉。


冷や汗が出るくらいびっくりしてたら、出てきたのは恐いくらい怒りを露わにしたユノ。



「あ、・・。」



びっくりするじゃないですか!、って文句言いたいのに、鋭い目つきで睨まれて全身から発する怒りのオーラに言葉も出なかった。



そのまま消えていく背中を見送っていたら、ユノを追ってきたらしいヨンジンおじさん。



呆然と立ち尽くす僕に気づくと、険しい顔を取り繕うようにぎこちなく笑った。



「ああ、・・みっともないところを見せてしまったね。私と2人での昼食になってしまったが、いいかな?」



僕は、─────はい、と頷くしかなかった。








「ジヒョンから聞いてるよ。ユンホと仲良くやってくれてるそうだね。」



いつものやたら長いテーブルにいつもの席。

無愛想に食事するだけなのに、いつものユノじゃない事がこんなにも落ち着かない。



「いえ、・・あの、僕が外でバイトしなくていいように、ユノ・・さんが気を使ってくれて、その、・・植物講座というか、なんていうか、・・。」


子守唄のようなバイト、とも言えず苦笑い。


「ははっ…あのユンホが毎日のようにきみを呼びつけてるって聞いたぞ?」


「そのおかげか、最近のあいつは穏やかになったから話してみたんだが・・。」


「・・・あの、ユノ、・・さん、すごい剣幕でした。」


遠慮がちに言う僕を見て、はぁ、・・と大きなため息、肩を竦めて困った顔。


「アイツは、とにかく私の事が気に入らないらしくてね。・・反発してるつもりか、夜遊びばかりして。その気になれば社交界一のもて男になれるのに、パーティーはすぐ抜け出すし上流階級のお嬢様方とは話もしない。自分の立場をわきまえて付き合う相手は選ばなきゃいけないと口うるさく言ってるのだが。」



「あ、・・はぁ。」


世界が違いすぎて想像もできない、・・・ユノじゃないけど、そんなのは僕だってゴメンだ。



「今日はお見合いというか、知り合いのお嬢さんと会ってみないか?って話したら、・・まぁ、あんな感じでね。」


肩をすくめておどけたふりをするヨンジンおじさんに苦笑いしか返せない。


何だかユノが気の毒になってきちゃって、───珈琲くらいはブチブチ言わずに気持ちよく淹れてあげよう、なんて考えていた。




「・・・よかったら、ユンホに話してるような事でいい。私にも君たち親子の思い出を教えてくれないか?・・たまに、でいいんだ。もっと君と話したい。」



切なそうに目を細め、席がもっと近かったら手ぐらいは握られていたであろう縋るような雰囲気に、



「・・・は、はい。」



としか返事のしようがなくて。


懐かしそうな微笑みを向けるヨンジンおじさんになぜか切なくなった。

















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