HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

U GET ME (18)完











































「チャンミン、・・こっち向いて?」




何て、───説明したらいいんだろう?



一目惚れの相手、───間違ってないけど、少し違う。



探してるのは本当だし。
今、目の前にあの日のヤツが現れたら、・・俺、どう思うだろう?・・どうするだろう?


こればかりはその瞬間の自分に聞かなきゃ分からない。



───でも今、俺の心を占めるのは。






スッと席を立ち、チャンミンの隣に回りこんだ。
立ったまま見下ろす俺をギュッと唇を噛んで見上げるチャンミン。




────逃げないで。


そう願いながら、その頬にそっと手を伸ばす。



ピクッと微かに震えて、・・でもそのまま、・・俺を見つめたまま、・・




「急にびっくりするかもしれないけど、」



伏し目がちにおちた視線を、頬を包んだ手でくっと元に戻す。



「気持ち悪いとか、──思わないで?」



再度見つめたチャンミンの目は不安そうに揺れていて、・・ちょっとだけ罪悪感。


男同士でこんな気持ち、・・俺だって初めてで、傷つけてしまったらどうしようと思うけど、



───ごめんな、・・もう止まらないから。





「───チャンミンが好きなんだ。」














「え?」



重たい沈黙のあと、───夢から覚めたようにキョトンと。



「え?・・えっと///?・・一目惚れの人は?」




あれ?
逃げないし、気持ち悪そうでもない。
一瞬トロンと蕩けたように口元が緩んだのは俺の思いこみか?




「・・最近、一目惚れしたって、・・。」




ああ、・・そう、そうだよな?
出来ればこの良さげな雰囲気のまま一気に攻めたいけど、・・いるよな?説明。



「あー、うん。実は探してるのは男で。
や、あの、・・男を好きになるなんて今までなかったんだけど。」



しどろもどろの俺、・・格好悪い。
でもちゃんと言わなきゃ、この先チャンミンと前に進めない気がした。



「最初にチャンミンに会った時、びっくりした。───そっくりなんだ、・・その探してるってヤツと。」








「───チャンミン?」



今度は完全に固まってるチャンミン。
そいつの身代わり?とか言われたらどうしようか。
そうじゃないのに。
そいつはそいつで、チャンミンはチャンミンで。
俺の中で2人の存在がちゃんと分かれて、その上でチャンミンを愛おしく思ってるだなんて、・・どう説明しようか?





呼吸するのも忘れてないか?ってくらいピクリともしないチャンミンが急にハッとなって、今度は盛大に真っ赤になった。
───なんか見てるだけでも飽きないな、なんて呑気に考えてたら。




「そ、その人とは、・・///その、・・関係、とか・・あるんですか?」なんて爆弾投げられて。




「あー、・・・///」


言葉が繋げない。


「・・ユノヒョン?」


じぃっと見るなよ?






「・・・・ごめん。///」


やっぱ嘘はつけない。
チャンミンのこと、本気で好きだから。


これで引かれてもしょうがないけど、──これからの俺を見て?ってめいいっぱい真剣な顔でチャンミンを見つめた。





「・・ごめんなさい、ユノヒョン。」


申しわけなさそうに、でも嬉しそうに笑ったチャンミンの腕が立ったままの俺に伸びてきて。


スッと俺の口元に触れた。






「───ヒョン、・・そのホクロ、・・美味しそう・・。」








──────え?




「チャ、・・チャンミン?え?・・なに?」




俯いてしまったチャンミンの両頬を包んで上を向かせる。




「・・・ごめん、ヒョン。それ、・・僕なんです。」



「え?ちょ、ちょっと待って?マジで?///」






─────びっくりした、・・・


最初は同一人物だと、・・でも、完全に否定されたし、・・納得できるくらいにあの日のヤツとチャンミンでは纏う雰囲気が違いすぎて。





「・・・それに、・・バンビのボールペン、1年前に拾ってもらった時から、・・ずっと、・・・好き、でした。」




「え?は?///・・ま、まじか。」





ちょっと待って、チャンミン。
もしかして俺ひとりでぐるぐるしてた?




「・・だからあの日、偶然声かけられて・・嬉しくて、有頂天になっちゃいました。」



じゃ、じゃあさ、──なんで、


「正直に言ってくれたら良かったのに、・・ずっと、何度も店に通って、・・探してたのに。」





────シャラッ、・・と音がして、俺のブレスに指をかける、チャンミン?




「あの夜、・・このブレスが何度も顔や髪に触れて、・・雑誌で見て知ってたんです。
ああ、ペアでつける相手がいるんだ、って思いました。」



「───そんな人に言えますか?」




「このブレスは、」



「誰にもあげないんですよね?
・・でも、ユノヒョン。
あなたはとてもモテる人だから、あなたの一生の汚点になるのは嫌だったんです。」



寂しそうに笑いながら、───ただの知り合いでもいい、純粋に最初からやり直したかったんです、と。




チャンミンがそんなこと考えていたなんて夢にも思わなかった。
頬を包んだままの両手にぐっと力を入れたら、チャンミンの大きな瞳がゆらりと潤んで揺れた。




「チャンミン。」



そのまま両手をチャンミンの背中にまわして包み込むように抱きしめる。


あの日のヤツがチャンミンだろうが、別人だろうが、───今、ここにいるチャンミンが好きなんだ、って伝えたかった。



「好きだよ、チャンミン。おまえが好きだ。」



「ユノヒョン。」




座ったままだったチャンミンも思いきり背を伸ばして俺の首に腕を巻きつける。
そのちょっと無理な体勢で、・・どれだけの時間抱き合っていただろう。
ピキピキと腰が痛くなってきたけど、──幸せだった。



今までつき合ってきた彼女には感じたことないほどの愛しさが溢れて、すれ違った想いもすべてここに辿り着くためのものだったと思うほど。




「チャンミン、・・すっげぇ名演技だったな?」


きっとチャンミンの体勢の方がキツいだろうから、離したくないけど・・そろそろ離してやらないと。
ゆっくり離しながらおどけて言った。



「──しまった、って思ったんです。飲み会で、・・スーツの袖口からチラッと見えるか見えないかのブレスにペアですよね?なんて言っちゃって。分かるわけないのに。」



「バレるかな?ってヒヤッとしたけど、───良かった、ユノヒョンが鈍感な人で。」



お返しのつもりか?
ニッと笑って、おどけたようにふわりと解れる表情が可愛くて。




たまんなくなって、一瞬触れるだけのキスをした。



突然の前振りなしのキスに、真ん丸くした目でボッと燃えたチャンミンと、・・つられて真っ赤になる俺。




なんだよ?////
順番がいろいろとおかしいよな?
───俺たち。







「あの日のチャンミン、・・すっげぇ色っぽくて、激しかったんだけど、・・消えちゃった?あの夜のアイツ。」



照れ隠しと、・・ほんの少しの寂寥とでポツリ言ったら。



「それは、・・これからユノヒョンが少しずつ見つけてくれるんでしょ?」ってクスッと笑う。



その姿がハッとするほど艶めかしくて、・・ヤツの中に見た情欲の欠片が殻を被ったままチャンミンの中にもあるのを知った。





「────チャンミン、好きだよ。」


「僕も、///・・です。」




照れてなかなか《好き》も言ってくれないチャンミンに、───これからの道のりは長いかなぁ、なんて思ったり。



それなのに急に近づいたと思ったら、ペロッと俺の口元のホクロを舐めてニコッと笑う。






ああ、────ヤバいな、チャンミン。
ハマりそう、・・ってか、もうかなりハマってるし。



このブレスの片割れがチャンミンの手首に揺れる日もそう遠くないと、


────嬉しいような、困ったような気持ちで、・・ちゃんと唇へのキスをお返しした。








fin.









********************

おはようございます、えりんぎです(#^.^#)
U GET ME 完結です。
ありがとうございました!
そのうち続編が始まります。
ユノヒョンはチャンミンの(情欲の欠片)を摘みとることが出来るのでしょうか?(^w^)



SMT、チャンミン頑張りましたね。
ひとりで背負う東方神起の看板はあまりにも大きい。
プレッシャーと不安と心細さ。
それを無理やり閉じこめたりせず、それを上回る気迫のステージ。
「ユノと一緒に来たかった。」と。
ユノの衣装を身に纏い、ユノと2人だけの歌は歌わない。
ユノへの想いの深さ、強さに胸アツでした(/_;)
この絆こそがユノとチャンミンの東方神起なのだと更に更に思い知ったのでした。















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Comment

point ちゃんみーん

愛しいよぅ(ToT)
こんなにもユノヒョンのことすきだったんだよね、知ってたけど!!
そっかーこの頃は1人SMTの頃だったんですね。
泣けますよね、あれ。
ユノの服を着て、再始動後の2人の曲は他の人とは歌わないの。たとえギュラインでも。
ユノの指輪にキスをし、ユノを想いながら鬼気迫る歌声(/ _ ; )

2017/02/05 (Sun) 14:17 | ゆうこ #EACDacMQ | URL | 編集 | 返信

point Re: ペアブレス

ゆうこさん。

ゆっくり親孝行してくださいね!
もちろんブレスはラブブレス妄想で。
こちらの行方は『U GET ME~君のいない夜~』まで引っ張ります( ̄∇ ̄*)ゞ
私の話の一番の長所は『読みやすさ』だと思ってますので、またサックサクと読んでやってくださいね~♪

2016/11/25 (Fri) 20:30 | えりんぎ★★ #C49ncsqo | URL | 編集 | 返信

point ペアブレス

チャンミンが気に入っていつもつけてたブレスレット。
もしかして本当にこんなお話があったりして。。
ユノとペアならいいのに。
ペア説有力ですけどね(*≧∀≦*)

あー親が来てしまった。
いつもなら会いたい親だけど
小説も読みたい。。
また隙を見て読み耽らなければ。

2016/11/25 (Fri) 15:06 | ゆうこ #EACDacMQ | URL | 編集 | 返信

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2015/07/08 (Wed) 07:33 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/08 (Wed) 00:28 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 23:16 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 22:23 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 21:31 | # | | 編集 | 返信

point えりんぎです(#^.^#)

こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。
こちらの2人寸止めですか?f(^^;)エヘヘ
実は結局お互いが一目惚れじゃん?っていうオチでしたね。
みなさま、SMT参戦お疲れさまでした(*^^*)
トンペン以外の方のツイを見てまして。
《ダンスや歌以外にもカメラ目線だったり、客席への煽りだったり、自分を魅せるパフォーマンスだったりがずば抜けてカリスマだった!》ってのがありまして。
私たちから見ちゃうとパフォーマンスのカリスマってどうしてもユノを思っちゃうじゃないですか?(思わなかったらすみません(^o^;))
ユノよりいつも控え目のチャンミン。
そのチャンミンへの評価を見て、2人がパフォーマーとしてどれほどの高みにいるのかを思い知らされました。
tai***さん、私たちがこの年齢層だから2年間なんて絶対待てるよ!って言えるし、事務所もそれに自信を持ってる気がします。
この2年の間にさらに自分を磨いて待ちましょう!
ちなみに私の唯一のダイエット(と言えるかどうか)は毎朝必ず体重を測ってカレンダーに書き込みます。
それだけなんですけど20代の頃から体重変わってないのでお試しください(^w^)
飲みに行ったりすると簡単に2㌔くらい増えちゃうじゃないですか?
その現実から目をそらさない事が大切ですよ、たぶん(*^^*)
私も重力に素直な身体のラインを少しでも引き締めます!

2015/07/07 (Tue) 18:49 | えりんぎです(#^.^#) #cbCM5e9. | URL | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 08:57 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 07:29 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 06:29 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 06:26 | # | | 編集 | 返信

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2015/07/07 (Tue) 05:41 | # | | 編集 | 返信

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