HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

SpecialなOneでいて(12)







































「っや、…わ、っちょ、…!」



思ったより酔いの回った身体はその足どりさえ覚束ないのに。
掴まれた二の腕をぐいぐい引かれて、…絶対痣になってる!




「痛いっ!痛いってば、ユノさんっっっ!」


そこでやっと僕の様子に気づいたユノ。
「……悪い、」と少しだけ力を抜いた。



さっさと会計を済ませ近くの駐車場までの道のり。
さっきまで引きずられるほど速足だったのを少しだけゆっくりと。



「───もうっ、そんな無理やり、…痣になったらどうするんですか?役者さんって結構体力勝負なの?…すっごい力。」



ぶちぶち文句垂れる僕を聞いてるのか聞いてないのかまるで反応なし。



「ってか、そろそろ手を離してくださいよ。もう恋人のふりはおしまいです!」





───「え、……?」

と、そこで初めての反応。




もうユノの車は目の前で。
助手席のドアを開けようと伸ばした手をそのままに固まったユノ。



「え?…冗談、……やりすぎでしたか?」



酔ってるんだからニヤニヤしちゃうのは許してほしいのに、サッと顔色を変えたユノにびっくりしてとっさの申し訳なさ顔。



「あ、あれ?ユ、ユノ、さん?」



俯いたまま動かないユノを下から覗き込んだ。
考えてみたら《恋人のふり》で振ってくるのはいつもユノ。
僕はいつも受け身なのに。
今回はドーンっと言ってやった。
(僕もやる時はやるんですよぅ!見たか、聞いたか、ソンジュンめ!)
───なんて気分なのに、……乗ってくれないユノ。





「え、っと、……ユノさーん?」



眉間に口元に、───それって、…怒ってます?って聞いた僕がバカなほど顕著なしるし。
でもどうして?
「おまえも恋人のふりが上手くなったな。」くらい言ってもらうつもりだったのに。








─────ッダン‼‼、って音と同時に難なく助手席ドアに押しつけられた身体。





「痛っ、…っん、…!!!」



文句を言う間もなく見開いた目の前には、────長い睫毛が僕の頬を掠めそうなほどの距離に、ユノ。



なんて冷静に人の睫毛を眺めてる場合じゃない!



「っん、……んん、///」



(こ、これはもしかして、……キ、キス?///)







最初ぶつけるように押しつけられた唇が、やわやわと上下に動きだして。
僕の頬を包んでいた両手が少しずつ首筋へまわる。


ユノの柔らかい唇が、僕のそれを食すように何度も動く。
その動きがなんとも艶かしくて、
知らず知らずにともる熱。


驚きで見開いた眸はもうすっかり閉じていて。
その甘い誘惑に委ねるように力は抜けきっていた。




「ハァ、…」

ほんの少し漏れたユノの吐息に。



「…っ、///」

どうしようもなく熱くなる身体。






─────ああ、何を、……僕は、……?




そんな疑問符は息継ぎのあいま、スルッと侵入したユノの舌に絡めとられ、



「…ん、……っユ、ノ、……」



僕もまたその侵入者を拒むことなく迎え入れ、その甘さに酔った。
こんなに蕩けるようなキスは初めてで。
その相手がユノだという信じられない事実さえ自然に受け入れるぐらいには頭ん中が真っ白だった。





─────いつ終わるの?


そう思うほどに長く甘い口づけ。



ユノの長い指が後頭部をなぞり優しく髪を梳く。
かろうじて僕の両手は下ろしたまま拳を握っていたけど、ユノの背に回したい衝動を抑えるのに必死だなんて、………!



いつでも逃げることはできるのに、
────もう少し、……あと少し、


信じられない感情に支配されていた。









ふと動きの止まったユノ。
ゆっくりと離れた唇からツーっと伸びた糸。
向こう通りの車のライトに反射してキラリ光ったそれが無性に恥ずかしくて顔があげられない。
鼻先だけ触れた状態で掠れた声がポツリと。


「……これも《恋人のふり》で、いいから。」





───え?

顔をあげるのと同時に助手席のドアが開いてそのまま放り込まれた。


フロントガラス越しに片手をあげ挨拶するユノが見えて。
視線を辿れば、───事務所のユノを狙ってるって噂のモデルの人達。
頬を染めて動揺してるのが薄暗い中でも想像ができるくらいで。


────ああ、そういうことか、と。




彼らの存在を知った上での、あのキス。
あんな濃厚なの見せられたらさすがに僕らの仲を疑うこともしないだろう。



────けど、……どうしてこんなに胸が痛いのか、



ユノの親友を前にさほど必要ではない《恋人のふり》を酔った勢いとはいえ悪ふざけが過ぎたと。
そう言われてるように感じた。























にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト

Comment

point 恋人のふりでいいから...

ゆっくりと離れた唇からツーッと伸びた糸。
向こう通りの車のライトに反射してキラリ光ったそれが、無性に恥ずかしくて顔をあげられない。
鼻先だけ触れた状態で掠れた声がポツリと。

「...これも《恋人のふり》で、いいから。」


___えっ?

___あぁ、そうゆうことか、と。

___けど、...どうしてこんなに胸が痛いのか。




はぁ...
自分が先に大胆な《恋人のふり》したのに、ユノヒョンにやりかえされて何を凹んでるかなΣ(-∀-;)アイツ

あ、えっと...毎日えりんぎさんの小説を楽しみにしているキュヒョンです。

(;・ω・)えーーーーーーっ!
(;・ω・)キュッヒョーーーーン‼‼‼

まぁ、まさかキスまでされちゃうとは思ってなかったかもしれないけど...チャンミンも幸せ感じちゃってますよね?
だって、受け入れちゃってますしね?
それが答えだって感じなのに、まだ...

____けど、どうしてこんなに胸が痛いのか。

とか言ってますよ?

ユノヒョン、チャンミンかなりの鈍感ぶりを、発揮してますから...




いいぞ!
もっとやれ(ФωФ)b




あ、ヒョンに向かってすいません、つい本音が(笑)

自分が口出しするとこじゃありませんでした。

とりあえず、チャンミンの幸せを願いつつ...えりんぎさん、これからも小説楽しみにしてます( ☆∀☆)ジャァ‼‼‼



あ!あ!ぁーーーーーーっ‼‼‼
Yuki-mamaremonだって毎日楽しみにしてるのに、先を越されましたえりんぎさんへの愛の告白(///ω///)♪

やぁ...1度でいいから、キュヒョンを登場させてみたくで...

はっ?
僕が出てくるんじゃ不満なんですか?
全く欲張りですね~おっ?(*`Д´)ノ!!!

((((;゜Д゜)))ゴメンナシャイ
((((;゜Д゜)))ヤッパリサイキョウサマジャナイトネ‼‼

.....
.....



それにしても、例の彼の『僕のユノだから』
『僕、涙が出るほど寂しいんだから』のサジンに悶々としました(笑)
おっかし~なぁ~穏やかな性格だと思って生きてきたのに、彼を見ると...穏やかではいられません(|| ゜Д゜)

ユノとチャンミンの邪魔しないでくださいよ‼‼‼と思いつつ、今日更新のお話に想いをはせます(*´ω`*)ソレデワー








2015/07/23 (Thu) 06:09 | yuki-mamaremon #- | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/07/21 (Tue) 22:42 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/07/21 (Tue) 21:34 | # | | 編集 | 返信

point えりんぎです(#^.^#)

こんにちは!
ユノが入隊しましたね。
いよいよ今日からがカウントダウンの始まりです。
羽*さん、明日へ明日へ繋がる想いですね。
今更ながら義務警察を受験したチャンミンの東方神起へかける想いと、ユノへの想い、そして潔さに胸が熱くなってます(/_;)
静かに行きたい、と言ったユノでしたがなかなか無理でしたね。
そんななか、会ってるはずなのに一切の写真をあげないチャンミンにまたまた胸アツ。←誰かを責めてるわけではありません(-_-;)
もう自分がユノペンなんだかチャミペンなんだか分からなくなってます~(>o<")


ということでお話ですが、羽*さんと盛りあがった《恋人のふり》からの約束事、に焦らされておりますね、すみません(^o^;)
そうそう、前ブログでのHN、当たりです!
羽*さん~、すごい記憶力です(^w^)
あんな素敵な名前(娘につけたかった名前)がなぜか『えりんぎ』になってしまうとは(;゜∇゜)
ta***さん、マイペースにこれからもホミンを愛でていきましょうね!
夢*さん、このお話を気に入っていただけて嬉しいです(*^^*)

2015/07/21 (Tue) 18:11 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/07/21 (Tue) 16:00 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/07/21 (Tue) 10:54 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/07/21 (Tue) 05:49 | # | | 編集 | 返信

Post Comment

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント