HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

U GET ME ~僕らの距離~2













































「っん、・・・ぁ、・・・」




ああ、・・吐息のように漏れる声がたまんない。



深く重ねた唇が名残惜しそうに離れて。
でもぴったりくっついたヤツからでるのは文句の言葉。



「ちょ、・・ヒョン、・・いきなりひどい。」




一階ロビーのトイレ。
たまたま取引先から帰ったところで会ってしまったのが運のツキなんだよ。
あ、って綻ぶ表情が可愛くて、ちょっとだけ喋るつもりで近づいたはずが、気づいたらトイレに連れ込んじゃってるとか。


つくづくトイレに縁があるな、と思いつつ。
ここまで衝動を我慢できない自分を呪うけど、────ま、しょうがない、




「昨日は振られたからさ、・・ちょっとだけ。」




もう一度、と角度をつけながら寄せた口元の隙間をスッと伸びた指先に阻まれて。



「────ヒョン!」



上目遣いで睨んでくるそんな表情にもやられてしまう。
その指先をパクッと口に含んだら、ビクッとはねて真っ赤になって怒るのにすら愛おしさがこみあげる。




「今週末は映画だろ?その後、うちへ泊まれる?」



あー、・・///って徐々に曇っていく表情に良くない返事は予想できた。
な?俺、がっついてる?
1年以上前から俺を好きだったと言ってくれたチャンミンをもっと知りたいんだよ。
あの日勢いで肌を重ねてしまったチャンミンはまだ俺の中では別人のようで。
俺の奥底にしつこく根づくあの日のヤツを早く上書きしてほしい。




「な、泊まれよ。」


「プンオパンもさ、俺に限っては食べ方変えて?」










そう、想いが通じあったあの日、───思わぬプンオパンの憂鬱が俺を待っていた。





「────チャンミン、好き。」


「ん、///」


「な、こっち向けよ?」


「ん、///」




チャンミンが好きなんだと自覚して。
あの日のアイツとチャンミンが同一人物だと知って。
出来れば今すぐチャンミンを、チャンミンの中にあるアイツのことも一緒くたにごちゃ混ぜになるくらい愛してしまいたいのに。
結局軽いキスだけでもじもじと離れていこうとする照れ屋のチャンミン。



───そう簡単に離さねぇよ。



イスに座ったままのチャンミンをまずは移動させようと腕を掴んで立ち上がらせようとする俺に拗ねたような目線をよこす。



「ユノヒョン、あのさ・・今日はもう帰ります。」


「は?」


何言ってんの?これからじゃん!



「え、と。急にこんなことになっちゃって、気持ちがついていかないっていうか。・・・とにかく今日は帰ります。」



ヤる気満々だった俺はかなり肩すかしを食らったわけで、言葉なくチャンミンを見つめることしかできない。



そんな俺を戸惑い気味にちろちろ覗きこんでくるチャンミンも可愛いんだけどさ。



「あー、・・あのさ、分かった。何もしないから、・・もう少し、・・帰るなんて言うなよ?」



ポリポリと頭を掻いて、───チャンミンが引くくらい欲丸出しだったのかと思うと恥ずかしい。




「プンオパン、・・僕、好きなんです。」


「え?」


「一気に5個は食べれちゃいます。」


「は?」



まるで繋がらないぶっ飛んだ会話にハテナマークだらけだ。
プンオパン、って・・餡の入った魚の形したおやつだろ?



「あー、・・俺も嫌いではない、かな?」



───それがどうかした?としか先の言葉が見つからない。




「最初に尻尾食べるんです。その次、頭。・・で、ヒレの部分を食べて。
最後に餡の入った円形になってやっとパクッとひとくちが僕の食べ方。」



「ふ、ふぅん、」


・・・で、それが?




「実は、・・僕、そういうヤツなので、・・それでも・・いい?」



ここでやっとプンオパンとチャンミンの言いたいことが繋がった。
あー、そういうこと。
徐々に食べてくわけね?
いきなりガッツリ腹から食う俺とは正反対ってことね。



「俺とプンオパンは一緒?」



チャンミンがゆっくりがいいって言うなら、その気持ちを尊重してあげたいって思いももちろんあるけど。
餡にたどり着くまでにどんだけかかるんだろ?





「あの日は、・・凄い酔ってて、・・ずっと好きだったし、・・その、・・我慢できなくて、ごめんなさい。」


しゅん、と頭垂れて。
チラッと上目遣い。



だからっ!!
それ!
ホント、分かってないなっ!///



ついガバッと抱きしめてぎゅうっと力を入れる。
一瞬、我慢って文字が飛んだ俺の胸をグッと押すチャンミン。



「ヒョ、ヒョンッ!・・聞いてるんですか!///」






───ああ、チャンミン。
しばらくプンオパンなんて見たくもないって思う俺を許して。
















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2016/10/20 (Thu) 08:37 | # | | 編集 | 返信

point Re: プンオパンの憂鬱(笑)

羽衣様。
こんにちはー!
私も今日はポスターやら、なにやら、明日から始まる部活前にバタバタの子供たちに巻き込まれる一日でしたよぅ(。>д<)
前に、ある読者さまに「韓国行きました!さっそくプンオパン食べましたよ。」ってコメント頂いたんですよ。
ちなみにその方は腹からガッツリ派だったそうです(^o^;←ユノペンさんですしね♪
宿題、頑張ってくださいねぇ‼(^_^)v

2015/08/16 (Sun) 18:05 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: ユノしっぽもおいしいよ♡

チカ*様。
やっぱりタイトル面白い(〃∇〃)デス!
自分で自分にリクエスト~、笑えました?(^o^;
どうも不純な動機で書きたくなったお話なので。←ある小説の登場人物がチャンミンにしか思えないので読み始めたつもりが、その人にハマり逆にその人妄想でチャンミンを書いたという💦💦💦
その人ね、悪魔に例えられるほどの一面を持つのに、ある男にだけは「おまえは中学生か。」と言われちゃうくらい可愛い一面を見せるんですよ(^w^)
ということで、自分への言い訳でした(^^)b
いつもありがとうございます!

2015/08/16 (Sun) 18:00 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/08/16 (Sun) 16:08 | # | | 編集 | 返信

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2015/08/16 (Sun) 06:30 | # | | 編集 | 返信

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