HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

U GET ME ~僕らの距離~16































    



~チャンミンside ~












アスファルトさえ凍った音がするそんな寒い朝だったのに、「おはよう、チャンミン!」とアイスカフェオレ片手に今日も爽やかなヒョン。
「体はあちぃのに、顔だけ凍りそ。」
そう言って一気にそれを飲みほす。






「なにもこんな寒い時期に自転車通勤に変えなくても。」


「ああ、いいの。今から慣れておかないとな?結構気分いいよ、チャンミンもどう?」




何に慣れておくつもりなのか分からないけど、それは絶対ごめんだ。
ユノヒョンのマンションからはそんなに遠くないここも、僕んちからでは到着したとたんに電池切れになるだろう。
それに車道を自転車で走るなんてちょっと無理。


ふるふると頭を振ったら、「ふふ、残念。」となぜか楽しそうに笑う。


今日のヒョンはいつにもましてご機嫌だ。
クリスマスイブだから?
特に予定を入れてるわけじゃないのに?





「チャンミン、今日はイブだな?」


「‥‥その前に年末前、ですけどね。」





クリスマスだからといって仕事がなくなるわけじゃない。
特に年末は目が回るほどの忙しさだった。
ユノヒョンも大きな仕事が入ったとかで、先週は休日出勤までしていたし。
というわけで、あの映画に行った日以来まともに会えていない。
いや、毎朝ここで会ってるけど。





──────触れてない、というか。






「チャンミン?」



「っ、は、はい?///」


「どした?朝から色っぽい顔しちゃって。」



ぶっ、と焦って口をつけた珈琲を吹き出しそうになってさらに焦る。





「な、な、なにを、っ///!!」



ニヤリ、余裕しゃくしゃくに笑うヒョンが憎らしくてたまらない。
ズルいよ、ヒョン。
あの日、あんなに優しく抱いて。
僕だけに触れる指、僕だけに囁く甘い言葉、僕だけを見つめるアーモンドアイ。



あれから僕が毎夜ユノヒョンとの熱い夜を思いだして眠れない夜を過ごしてるなんて、────絶対言えないけど。





「ユ、ユノヒョンは、‥朝から、お、おかしいです。///」



何を言っても今日のユノヒョンはニコニコ笑うだけだ。
‥‥僕がプレゼントにと買ったネックウォーマー、‥‥持ってきてるの、バレてる?



ユノヒョンの自転車メーカーと同じTREKのネックウォーマー。
いかにもプレゼントでは恥ずかしすぎるから、さりげなく渡せるように包装を外してそのままバッグに突っ込んできちゃったんだけど。




「あー、もう時間だな、」


時計を気にしだした人に、早く、早く渡せ、と焦る。




「あ、あの、」


「ん?何?」




「────や、なんでもないです。」






考えてみたらこんなところで渡すのは非常識かもしれない、とか。
また後ろ向きな僕が顔をだす。




「‥‥行きましょうか?」


別にクリスマスプレゼントってわけじゃないんだから今日渡す必要なんてないよな、って言い訳。




スッと席を立とうとした僕の腕をぐっと掴まれて、


「あー、あのさ、俺も見つけたんだよね?」


何を?って聞くまえに、ジャラッと置かれたそれは、




「バンビ、の‥キーホルダー?」


「そ、───ストラップは持ってたもんな?」




その先には、────



「‥‥‥ヒョン、これ、///」



「今日、───何時でもいいから、来れる?」



───ヒョンのマンションの鍵、





こんな人目のあるところで鍵を渡してくるなんて、ネックウォーマー渡すよりどうかと思うのに、


────どうしよう、‥‥嬉しい。





「遅く、なるかも。」


「いいよ、俺も早くは終われないし。飯、食ってから来てもいい。」





頭の中で今日の仕事内容を思い浮かべ、昼御飯を抜こうとまで考えてる自分が怖いけど、



「‥‥はい。」と小さく頷いたら、ホッとしたように緩んだ表情が嬉しくて。




「な、そのまま泊まれよ?下着はこの前置いてったのがあるし、ワイシャツなら俺のを着ていけばいいだろ?」



どんどん調子にのった提案してくるのにも微笑ましく思ってしまう。




「置いてった、って、ヒョンが隠したんでしょう?」


「ま、でも結果的に泊まりやすくなっただろ?」


悪びれもせずニッと笑うヒョンはやっぱりズルいけど。
なんの迷いもなく引っ張りあげる力強い手に僕はいつも勇気をもらう。




「───じゃあ、」



バッグから出したネックウォーマーをスポッとヒョンの頭から被せて、



「きっと僕の方が早いから、寒いけど、‥気をつけて帰ってきてください。」





最初、キョトンと首もとを掴んだユノヒョンが、


「ああ、///」


なんて、それはそれは嬉しそうに破顔した。




















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2015/09/04 (Fri) 00:03 | # | | 編集 | 返信

point Re:

sw**様。
こんばんは~
いろいろな細かい動画から、その前後のシチュエーションとか、台詞とか、すぐ考えちゃうんですよf(^^;)
それが日々の妄想に繋がってます(^w^)
ところで、別冊アクトは読まれました?
今回の写真集でほぼ初めて2人と仕事したというカメラマンと編集者の方の対談。
第三者目線で語られる彼らは私たちの想像通りでそのまんまの2人でした!
そして、ホミン!
ホミンがホミンでホミンとしか言い様のないホミンなんだなぁ、と思うと、申し訳ないけど、妄想全開になってしまう私でしたf(^^;)

日程がはっきりして、現実味を帯び寂しくもありますが、選べる余地はあるのに強くチャンミンが希望したこと。
2人での再出発も俄然、現実味を帯びましたよ!

2015/09/03 (Thu) 21:22 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: こんにちは♪♪

カプ**様。
こんばんはー(^-^)v
熱い熱い2人ですが。
このままではいつまでもダラダラバカップルになってしまうので、少しだけ暗雲がf(^^;)
よろしくです~

2015/09/03 (Thu) 21:02 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 合鍵( ☆∀☆)

羽衣さん。
こんばんは~
そうそう、悩んでいたのがバカらしいくらいド直球なユノが好きです(〃∇〃)
まぁね、色々と後からわかりますよぅ!
スルーしそうな細かいところに、ん?って思うの、サスガ!です(^w^)

2015/09/03 (Thu) 20:58 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: おはようございます。

yun*****様。
こんばんは!
読み逃げOK、OKですよ(^^)b
私も記事本文には出来るだけコメントをしないようにしてます。…と言いつつ、たまに色々と吐いておりますが(^^;)
ポチっとするところがたくさんあって申し訳ないです。
それで考えたんですけど、私は何が一番嬉しいか。
そしたら拍手でした(〃∇〃)
好き嫌いが分かれるかな?と思っていたSay Hello-秘密-が結構受け入れられていたこととか、とっても嬉しかったんです(^w^)
いつもありがとうございます!

2015/09/03 (Thu) 20:54 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/09/03 (Thu) 16:59 | # | | 編集 | 返信

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2015/09/03 (Thu) 16:27 | # | | 編集 | 返信

point 合鍵( ☆∀☆)

えりんぎさん~アンニョン

合鍵きましたかーーヽ(*´▽)ノワーイ♪
チャンミン~ネックウォーマーを渡すかどうか迷ってる場合じゃなかったね、いつもサクッとその上をいくユノ、バンビのキーホルダーってのがまた萌えますね( 〃▽〃)ニャハ

ところで、ユノは何に慣れておくのでしょうか?!、寒いこと?!、今後分かるかな(。-∀-)

チャンミン今日はお昼抜きの予感、気持ちはユノと過ごす《特別なクリスマス》ですね(*^。^*)

では、また☆

2015/09/03 (Thu) 15:21 | 羽衣 #- | URL | 編集 | 返信

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2015/09/03 (Thu) 08:47 | # | | 編集 | 返信

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