HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

紅-クレナイ-の人《天使な君》17



































―チャンミンside―











                   




頭の中が真っ白で、理解できない、……ユノさんの言ってる意味がまるで分からなかった。





「な、…なに、言って、…ユノさ、ん……、意味が、…わからな、……」




ユノさんに触れようと、伸ばした手がガタガタと震える。
それは次第に体全体に行き渡り、両腕を巻きつけて押さえなければならないほど。




痙攣のようなそれ、冷や汗が背中を伝い、目の前の風景がぐるんと揺れた。
途端に呼吸が浅く速く、……息苦しさとめまいに胸を押さえ体を折った。




「チャンミナ!……っ、過呼吸か、」



そう頭上で聞こえた瞬間、力の入らない体を片手で抱き寄せられ、垂れた顎を持ち上げるもう一方の手。
そのまま重なった唇。


それは、愛撫という意味をもたない、カウントをとるような息づかいのキス。



「そう、……ゆっくり、…息を吐け、…」



また重なる、…何度も、小刻みに、……、合間に聞こえるユノさんの声は優しかった。
───大丈夫、…落ち着いて、……ゆっくりでいい、……



呼吸が出来ない、そんな恐怖のなか、───それでも永遠にこのままで、と、願ってしまう僕がいた。  
















****



マンションの窓から覗く薄紅い光が今日はどんよりと滲んで見えた。
ベッドの端に座り、夜が明けるのをずっと見ていた。



───濡れた暗闇、……涙はもう枯れ果て、腫れぼったい目では、あの朝焼けを眺めることすら叶わずに、











「恵まれた生活なんてどこか遠い夢物語だった。
どんなでも生きていける、……チャンミナ、おまえさえいれば。」  


「──すべてを捨てて、俺についてこれるか?」




そう言ったユノさんに。
───すぐに、はい、とは言えなかった。







「仕事を選べるようにフリーになった。
それでも、シムチャンミンとの仕事だけは拒否された。
そりゃそうだ、……俺とのスキャンダルなんておまえには致命傷だ。」




───危ない目にあわせたくない、側でずっと守ってやりたい、……それが叶わないなら、もう、──おまえを奪うしかない。



そう、真っ直ぐに伝えてくれたのに。



人というのは、どちらかを天秤にかける時、今、目の前にないものを惜しいと思うのか。



「今日も教会へ行くか?」と嫌な顔ひとつせず、つき合ってくれるドンジュさんが浮かぶ。
大きな仕事の際には必ず顔を出してくれる社長の顔が浮かぶ。





「お世話になった人が、…多すぎて、それを裏切るなんてこと、……出来ません。」                  



目の前のものが儚く消える様を想像すら出来ず、永遠だと思ったこの恋が終わるなんて疑うことさえなかった。





ふっと笑ったユノさん。
今までの緊張した雰囲気が緩んで、どこかスッキリしたようにも見える。




「───そう言うだろうな、とは思ってた。やっぱりチャンミンはチャンミンだ。」



ユノさんの手が僕の頬を緩やかに包んだ。
愛おしそうに親指の腹で撫でるのはこの人の癖で。
気持ちよくて眸を伏せるのも、いつもの僕の。












数時間まえまでユノさんの温もりをのせた頬を、また溢れるように涙が伝った、───。





枯れたと思ったのに、……それほど、泣いて泣いて、──忘れたかった。


ユノさんを忘れたいんじゃない、───あの人が僕のすべてを、…と、望んだ事実を忘れたかった。



───それに応えられない僕の弱さも。










「チャンミナ、俺たちはもう会わない方がいい。
それでもおまえは一生涯、俺の天使だ。
……ずっと、見てる。愛してる、チャンミン。」




涙で声にならない僕の。
額におりてきた口づけ。
コツンと合わさった額の先に、少し照れくさそうに笑ったユノさんがいて。




「……本音を言うとさ、おまえの歌声を独り占めしたかっただけ。……こんな我儘な男のことは、早く忘れな?」





それ以降、お互い無言のまま。
「念のためマンションの真ん前では降ろせない。少し歩くけど、ここでさよならだ。」
そう言ったユノさんの表情は見れなかった。


縋りついて泣き喚いて、それでユノさんを取り戻せるなら何でもしたけど、ユノさんの頑なな眸の前では何をしても無駄に思えた。


何も言わず車から降りて。
マンションまでの道のりがひどく長い。
我慢してるつもりなのに、……濡れた頬を秋の夜風が吹き抜けて。
すれ違う人の視線すら気にせず、ただ失ってしまったかけがえのない温もりに想いを馳せていた。





















                                           
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Comment

point Re: 今までで一番辛いお話

ゆうこさん。

元はと言えば、『ユノとチャンミンの別れ話を書いてみたい』という発想から生まれた話なんです。
そして結末はゆうこさんの思われる大団円とは違うかもしれません。
いわゆる王道ではない結末。
これでいいのかと迷いましたけど、しょうがないソレがリクエストだったので。
最後の最後。
『15の風景』まで読んでいただけばスッキリ爽快?だと思います、たぶん( ̄∇ ̄*)ゞ

2016/11/29 (Tue) 22:59 | えりんぎ★★ #C49ncsqo | URL | 編集 | 返信

point 今までで一番辛いお話

えりんぎさん、ここがどん底であとは登るだけ、というコメ返がありましたが。
なんて辛い、辛すぎるお話ですよ。。

チャンミンがユノを選ばない?
そんなことあっていいんですか。
泣けちゃう。。

でも、、、
お世話になった人たちを選ぶチャンミンだからこそ
いまの東方神起があるんですもんね。

このあとどう展開していくのかな。。

2016/11/29 (Tue) 21:52 | ゆうこ #EACDacMQ | URL | 編集 | 返信

point Re:

Don**様。
コメント、つい見逃してしまいすみません(T-T)
教えていただいて良かったです。
ありがとうございます。

私の書く文章を好きと言っていただけて嬉しいです。
どうしてもボキャブラリー不足でワンパターンになりがちで、時々落ち込むんですけどねf(^^;)

アメブロの《Ai wo motto》という話はご覧頂いてますか?
それとコレが、二大切ない話!と勝手に思ってますよ。
最後はハッピーエンドに決まってますし、それほどダラダラと書くこともないと思います。
お待ちくださいね!

2015/09/22 (Tue) 15:46 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 初めてのコメントです。

Na*様。
コメントありがとうございます!
このまま辛いなんてことは勿論ありませんよ。
2人が選んだ選択がリクエスト主さんの本当のリクエスト内容になります。
ここがドン底ですから。
登るだけ(^o^)v

2015/09/22 (Tue) 15:18 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/09/22 (Tue) 01:55 | # | | 編集 | 返信

point Re:

みな**様。
こんばんは!
承認されてましたか?
ゆっくり読んでくださいね~
ちなみに、アメブロの《紅》は私的には《一番リベンジしたい設定負けしてしまった作品》ですf(^^;)
なので、今、リベンジしてます。
アメブロの出会いよりも、さらにさらに素敵な話になったよ、って言っていただけるように丁寧に書いてるつもりです。
これからもよろしくおねがいします!

2015/09/21 (Mon) 20:39 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: こんばんは〜♡♡

カプ**様。
そうそう。
ただならぬ愛ですよね~!
ユノさんはちゃんと見守ってますから。
多分ね(^w^)

2015/09/21 (Mon) 20:34 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: どん底(T_T)

羽衣様。
こんばんは!
今朝のも合わせて沢山のコメントありがとうございます(#^.^#)
私、書く方も、読む方も、出来るだけ飽きないように多少の雰囲気を変えてます。
と言っても、結局は《紅》《Say Hello》系か、《Special one》《U GET ME》系になっちゃいますけどねf(^^;)
ちなみに《strawberry candle》はその真ん中かな?
羽衣さんの妄想は、「え?じゃあ、こう書こうかな?(〃∇〃)」と、さらに妄想を膨らませてもらえますよ。
3人の関係性は多分ずっとそんな感じでしょうね~(^w^)
あのユノさんもなぜかユンホくんには弱いというか、ユンホくんがユノさんに対して物怖じしないというか。
天使チャンミンを争う2人(〃∇〃)萌えます!

2015/09/21 (Mon) 20:31 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 切ないです

メガネ**様。
分かります~!
切ない話読むと甘い話読みたくなりますよね!
しかもOne more thing ~ partyですか(^w^)
コメント欄でmomokoさんのsidestory 読まれたとのこと。
8話だけでなく、partyにはたくさんのsidestoryを書いていただいてます。
ぜひ読んでみてくださいね(^o^ゞ

2015/09/21 (Mon) 20:21 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re:

名無し様。
こんばんは!
アメーバも含め結構お話を書いてきましたが、別れ話をする2人って初めてです。
でも目的地は一緒ですからね。
どのようになっていくでしょうか?←私の場合、勝手に2人が動いちゃうので(^o^;

2015/09/21 (Mon) 20:14 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 20:01 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 19:33 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 17:24 | # | | 編集 | 返信

point どん底(T_T)

えりんぎさん~アンニョン

予告通り、今日の2人はどん底ですね。。。
まさにあの切ない曲そのものですね(T_T)、忘れられるわけないのに…、離れられるはずはないのに…、お互いに捕らわれているのですから(ノД`)

えりんぎさんの切ない話、こおいうのもさすがです、私たちも《紅》の世界に捕らわれていますね!


momoko様

残酷で辛い世界にいたユンホ君、たまらず飛び出した先で見つけた光り輝く天使、また会いたいという強いユンホ君の祈りは叶い、生きる力を得たユンホ君は再生していくんですね~、今回のお話ユンホ君の心の闇と希望が手に取る様に感じられました

後編も今から待ち遠しいです(´ー`)、ちょっとは甘い展開もありそうですか♡

捕らわれるといえば…、もちろんmomokoさんのお話にも皆さんもすでにガッチリ捕らわれていますね!


えりんぎさん~私の遊園地妄想のユノはもちろん後で気付いてついてきちゃうんですw、始めは物陰から「あの、クソガキーー」っていう感じて伺っていて、でも我慢しきれずに2人の前に登場w、ユンホ君に「約束してない人は来ちゃダメなんだよ!」と怒られ。。w、威嚇しない約束で結局は3人でまわっちゃうとか(*^^)、そんな感じです、妄想は楽しいですよね(*´з`)


では、また明日《紅》で☆

2015/09/21 (Mon) 17:04 | 羽衣 #- | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 17:01 | # | | 編集 | 返信

point

やだよー、やだよぉー
二人が離れなきゃならないなんてやだよー!
えりんぎさん、なんとかしてー\(>_<)/

いきなり誘拐しちゃったり全てを捨ててもお前だけがいればいいという激しいユノ。
お世話になった人を裏切れないというチャンミンの選択に理解を示す優しいユノ。
激しいのに優しいユノに胸キュンです(*´ω`*)
こんなに好きなのにチャミたんはユノ無しの人生やっていけるのかしら?
続き楽しみにしてます!

2015/09/21 (Mon) 15:50 | #- | URL | 編集 | 返信

point Re:

た*様。
今の段階ではその結論しかなかったんですよね。
そうです!
それが2人を繋ぐアイテム(^w^)
とことん《紅》にこだわって書いてます!
いつもありがとうございます(#^.^#)

2015/09/21 (Mon) 12:37 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re:

ひろ*様。
こんにちは!
明後日までにはちょっと無理ですが、イチャコラを2日見たらまた紅ですよ(^o^;
ひろ*さんの想像は当たってますよね。
そんなに深く、紅の2人について考えてくださって嬉しいです。
momokoさんと相談しての急な5日間更新なので、実はまだ(そろそろ?)ってところで止まってますf(^^;)
頑張ります(^o^ゞ
ありがとうございました♪

2015/09/21 (Mon) 12:35 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re:

ラムまま様。
こんにちは。
ユノの愛は深いけど、そんなに広~いものでもないんですよ(^o^;
ある意味、狭いかも。
チャンミンだけいればいいんですからね。

2015/09/21 (Mon) 12:26 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re:

tai***様。
こんにちは!
紅はお好みじゃないのかな?と思っていました~(^w^)
コメントありがとうございます!
重い、暗い!
確かに!
元々リクエストの時に、私から「2人の別れ話するところを書いてみたいんだけど。」ってmomoko さんに話したのがきっかけです。
なので、常にそれを念頭に冒頭から書いてるので暗いですよねぇf(^^;)
今後、明るくなっていくと思いますよ!多分。
チャミペンtaitaiさん的には、チャンミンの本当の幸せってどこにあると思いますか?

2015/09/21 (Mon) 12:23 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 《紅-クレナイ-の人≪俺の天使≫前編》

momoko様。

《紅-クレナイ-の人 俺の天使》ありがとうございます!

「なんだか、めっちゃヘビー」ってのに笑っちゃいました(^w^)
まあ、私とmomokoさんだけとれば、《結構お好みです(〃∇〃)》ってことで!
例えば、ミルフィーユとして、2、3層くらいの薄さのものが、何層かmomokoさんが加えてくれて。
それに刺激を受けて、ちょっと苺を豪華にしちゃう?みたいな。←なんだ、それ?
でも、意味分かっていただけます?
そんな感じ(〃∇〃)
なかなか話の中には書ききれていないけど、私のなかにあったユンホくんの生い立ちやそこまで天使チャンミンに執着する理由、そのままだなぁ、と嬉しく思いました。
ひとつ質問。
「あまりにタイムリーにユノがこのままのセリフを言ってたので。」というところ。
今回の前編にありました?←ごめん

さて、《俺の天使》の私の萌えポイントは。

──そんな想いだけが、
俺がこの場所にいる、意味になってた。──

という一文(〃∇〃)

10歳にも満たない子どもが、そんなこと思っちゃうんですよ!
どれだけ早く大人にされちゃったのか、ユンホくんを思うと切ないけど。
それほどに求めた天使!
あれ?ユンホくんに肩入れしすぎても駄目だよね?
それに、町中が凍りつく~からの季節の描写もとても美しく心に残ります!
こういう描写って、とても大切だと思うんです。
ただ、探した、ではなく。
巡りめぐる季節のなか、ユンホくんの想いは季節の移り変わりのなかでも変わらず、ただ、天使だけを求めていたんですもんね。


さてさて、後編も楽しみでーす!
昨日の記事のコメント欄読まれました?
今朝入ってるので。
羽衣さん妄想もほっこりと楽しい(^w^)


そして、本編の萌えポイント。
ほぼ当たりですよー!
ユノさん、キスしたい。というチャンミンのおねだりは結局叶わなかったけれど。


また、重なる、…何度も、小刻みに、……、合間に聞こえるユノさんの声は優しかった。
──大丈夫、…落ち着いて、……ゆっくりでいい、……


(自分で書いて)ハァ、…切ない、(/_;)ってなった箇所です。
マウストゥマウスがね、2人のどうしようもない関係を物語ってますよ。

ということで、紅のコメント欄の長さ!(^o^;
凄いですよねぇ!
では、また!

2015/09/21 (Mon) 12:13 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 11:56 | # | | 編集 | 返信

point Re: ユノㅠㅠㅠ

マゼ****様
おはようございます!
ひたすら格好いいユノを目指してるんですけどね(〃∇〃)
気に入っていただけてるのでしたら嬉しいです!
残念なユノは平日更新にお願いしましょう!

2015/09/21 (Mon) 11:30 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: おはようございます

はじめまして。
コメントありがとうございます!
切なく甘い。を目指してます!
ひたすらチャンミンが辛くて、ユノはどこ行っちゃった?なんてことはないようにしますので、ヨロシクです(^o^ゞ

2015/09/21 (Mon) 11:28 | えりんぎです(#^.^#) #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point momoko様へ

えりんぎさん、場をお借りしすみませんm(__)m

『俺の天使』のユンホ君、チャンミンを助けてくれるキーマンなのかなぁと。

キラキラと輝いて生命力にあふれたチャンミンを作ってるのが、ユノだと理解しているユンホ君。

自分の大切天使を守る為に、奮闘する姿か目に浮かびます~♪

2015/09/21 (Mon) 10:04 | たこさん #- | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 08:23 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 08:00 | # | | 編集 | 返信

point

ユノの愛が深くて泣ける…(。>д<)

チャンミンを守る為の代償も大きそうで…

でも会えなくてもユノはずっとチャンミンの事見守っていくでしょ(*´-`)

全てが解決してふたりが抱き合える日を私も見守りたいと思います(*≧∀≦*)

未来に待つ幸せを信じて今はこの暗いトンネルを立ち止まらず進んでね…

がんばれチャンミン!!

2015/09/21 (Mon) 07:45 | ラムまま #If366J2Q | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 07:16 | # | | 編集 | 返信

point 《紅-クレナイ-の人≪俺の天使≫前編》











―ユンホside ―


























「……あぁ、っん……。はぁ……、」






「オンマ?どしたの?」
苦しそうな声に目が覚め、導かれるようにカーテンが閉められた薄暗い部屋に入っていく。


そこには、引っかかっただけの服をけだるそうに寄せる母と見知らぬ男がいた。






「なんだ?このガキ?」
酒臭い息を吐きながら、ゆらりと男がこちらに貌を向ける。


青臭いすえたような匂いと、だらしなく肌蹴られたシャツからのぞく男のぬらりとしたモノに、ぞわりと嫌悪感が湧き上がった。






「あっ……、」
と、声が出るのと同時に腹に男の蹴りが入った。


「へへっっ、邪魔するからだせ。」
からっぽの胃から、酸っぱい液が口に逆流していく。


「もぅ……、そんなのほっといて……。ねぇ、続き、シて──────。」
甘ったるい母の声に、頭の中は真っ白になっていく。





蹴られた痛みよりも、目の前の状況が耐えられなくて部屋を飛び出した。
















日常的に父から暴力は振るわれていた。
殴られ、蹴られる痛みよりも「お前なんか、生まれてこなけりゃよかった。」そう言われるのが、何よりも辛かった。







施設に入れられた時も。
とうとう捨てられたんだ……。そんな思いでいっぱいだった。







同じように捨てられてここに来た奴らが、屈託なく笑っているのを見ると、無性に腹が立った。

──────おまえらも、俺も捨てられたんだ。
迷惑だけかけて、生きてく価値も意味もない。
行き場のない怒りが、常に自分の中心に渦巻いていた。



なんでも、かんでも。……どうだって、いい。
そう思って、施設も抜け出した。



















どこをどう歩いたのかも覚えていない。
疲れてぼーっとしたら、音が聴こえてきた。


澄んだ、歌声。



導かれるように、ふらふらと音源を探す。
そっと押し開いた教会の扉──────。

青い月明かりの中で。
ゆらゆらと大気を震わせて歌う、天使がいた。






どこまでも透明で。
どこまでも穏やかで。
どこまでも美しい。






喉を震わせて空気中に飛び出した音は。
色なんてついてるはずなんかないのに、目に見える様で。
きらきらと星屑を一面にまき散らしたみたいに見える。



瞬きながら広がる綺麗な星の海は。
俺の身体をそっと包んで、がちがちになった心の奥の奥のほうに届いて、じんわりと広がっていくみたいだった。





──────気付いたら、泣いていた。
涙なんて、枯れちゃったと思ってたのに。

綺麗だって………、そう思う気持ちも、もうとっくの昔に失くしちゃったと思ってたのに。




からっからの大地に。
しっとりと雨が降り注ぐように。
俺の中の何かが、再生されるみたいな、そんな不思議な感覚だった──────。





















何度も何度も、天使を探しに教会に行った。
町中が凍りそうな冬も。
緑が芽吹く春も。
蒸せかえるような夏も。
柘榴が重い実をつける秋も。






モウイチド テンシニ アイタイ。




そんな想いだけが。
俺がこの場所にいる、意味になっていた。














  *  *  *  *  *










「───毎日学校へ行く事、守れる?約束。」




2回ずつ季節が巡って。
やっと見つけた俺の天使は。
そう言って、にっこり微笑んだ。







「学校行ったら、また歌ってくれる?」
「うん、毎日ちゃんと行くんだよ?出来る?」





ずっとずっと探していた天使に、逢えるんだったらなんだってする。
ウキウキとする気持ちが抑えられなくて、声がどうしたって弾んでしまう。



だって。
やっと見つけた天使は、何度も思い返していた月明かりの下の天使よりも。
ずっとずっとキラキラと輝いていて、生命力にあふれていた。







それが、ユノってやつのせいだってことは。
俺にとって、面白くないことだけど──────。











   《紅-クレナイ-の人≪俺の天使≫後編》へ続く










  *  *  *  *  *














おはようございます。
momokoです。



>明日は谷で言えば多分ドン底。
>でも好きなシーンあります!
>当ててくださーい(^o^ゞ



この言葉にお休みなのに、早起きになりました。←どんだけ(;^ω^)





当たってるかどうかは別として。

>それは、愛撫という意味をもたない、
>カウントをとるような息づかいのキス。



ここ個人的に、好きです(*゜∀゜)=3
SPとして、冷静に判断して対応するユノ。
処置として、重なるそれにすら、永遠であれ……と、願うチャンミン。←キュン♡








ここも、好き。


>ユノさんの手が僕の頬を緩やかに包んだ。
>愛おしそうに親指の腹で撫でるのはこの人の癖で。
>気持ちよくて眸を伏せるのも、いつもの僕の。




二人の間のサインのようなやり取り。
昔飼ってた手乗りのセキセイインコも、してましたよ。
目と目の間をなでると、うっとりと瞼を閉じるの。←あ?これは条件反射?(汗)
ま、とにかく気持ちよさそうでした。



子供たちとも、サイン決めてたなぁ。
お鼻すりすり、エスキモーの挨拶は《アイシテル》のサイン♡とかね。



えりんぎさんの萌えポイントは、どこだったのでしょうか?
んふふ♡答え合わせ、楽しみ(*´˘`*)♡












昨夜、黙々と《ユンホ篇》を書いてました。


タイトル、一番に決めてたんだけど。
最後の最後で、これでアップするか悩んでました。






でもね。
今朝のえりんぎさんのお話しを読んで、あまりにタイムリーにユノがこのままのセリフを言ってたので、迷いがなくなりました。

んふ。シンクロしてるなぁ~と、嬉しくなりました。






しかし、このお話し……。
自分で書いてて、あんまりだなぁ~。
と、思ったりもしたので、この過去がユンホくんにとって暗すぎるようなら、まったく別物として読み捨てておいてください。





でもね。
2年間、毎日教会に通ってその姿を追うほどの、強烈な印象と。

再会してすぐに「チャンミナがいなくなったら生きていけない!」と10歳で言い切れるだけの想いが育つって、よっぽど……だと思うのです。

と、言うことで。チャンミンとユンホくんのラブラブ小話を書くつもりが、なんだかめっちゃヘビーになっちゃったんだけど(@_@;)




羽衣様、後編で!!
後編で!

ちょっと甘い時間をユンホくんにあげられたらなぁ……なんて、思っています。←チャンミンとユノ、今日、別れちゃったし……。(汗)





では、また。
良い《紅-クレナイ-》の祝日を!







2015/09/21 (Mon) 06:06 | momoko #PJAgrufQ | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

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2015/09/21 (Mon) 05:38 | # | | 編集 | 返信

point おはようございます

はじめまして♡いつも楽しく読ませて頂いてます(*´艸`*)
今日はあまりにも悲しくて泣きそうになってしまいました(゚´ω`゚)
ちゃみがかわいそうで、車での二人のやりとりがほんとに想像できて切ないです
明日はどうなるんでしょうか…

朝起きて一番エリンギさんのお話読んでからお弁当つくるんです、毎朝更新がとても楽しみで(*´艸`*)
今日は休みなのに目が覚めてしまいました…
歳ですかね(笑)
思わずコメントしてしまいましたが、こっそりストーカーのように応援しておりますのでこれからもがんばってください!!

2015/09/21 (Mon) 05:31 | しおん #- | URL | 編集 | 返信

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