HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

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Say Hello ―縁(えにし)―1


※ichigo-holic様より90,000拍手リクエスト話。
Say Helloの2人でイェジュンさんを絡めて!
そんなお話(^o^ゞ



































―イェジュンside―















「明日の朝は早めに起こしてくれ。」



昨夜の帰り際に言われた、今までなら何てことない頼みごとが憂鬱で堪らない、────。








以前は、寝起きの悪いユンホ社長を起こすのが俺の日課だった。
一度声を掛けた後、キッチンで珈琲を淹れる。
今度は強引にシーツを剥がして、下着姿の社長が何とか上半身を起こした頃、鼻孔をくすぐる珈琲の香りが漂うように。



それが突然、寝室への立ち入りを禁止された。
理由は簡単、───傍らで気持ちよく寝息をたてるチャンミンの寝顔を誰にも見せるものか、ってとこだろう。
……悪いけど俺だって社長の隣で半裸のまま眠る彼を見るのは忍びない。









────それが最近になって、寝室まで起こしに来いというユンホ社長。




最近、というか、正確には毎年恒例の温泉宿へ泊まりで行ったのをチャンミンが追った後から。
脅されるまま全てを話してしまった自分を後悔してももう遅い。




「教えてくれなかったら、キスしてやる!」
そう言ったのは、俺じゃなく、彼で。


「あんたの舌を捕まえて絡めとって嫌ってほど犯してやる!」
……とまで言い放ったのも、もちろん彼だ。




───それなのに、なにがどうして俺が恨まれなければならないのか。





「おまえ、命拾いしたな。」とか。
それ、ちょっとおかしくねぇか?と納得できず悶々とするも、所詮ボスに口答えなんて出来る筈もなく。



「彼にそんな劣情を抱くことはありません。」
そう答えたのもマズかったのか?


「───本当だろうな?」
ニヤリ笑った社長の拷問のような見せつけが始まった。











「ユンホ社長、そろそろ起きてください。」


寝室の外からノックするもまるで反応なし。




わざと乱暴にドアを開けたが、その向こうに見えるシーツの山ふたつはピクリともしない。



「ちっ、」と舌打ちしつつ、ゆっくり近づく。


横向きにまるくなるチャンミンを、背後から抱きこみ項に顔を埋めるユンホ社長。
軽く掛けたシーツでは隠しきれない密着した肌と肌。
匂いたつ色香にくらくらしちゃっておかしくなりそうなのに。
社長の回した腕が無意識なのか、モゾモゾと動きだしたから堪らない。




「っ、…ん、……ぅあ、…」



漏れ聞こえた声が脳天を直撃し、背筋に電流が走った。





────おいおい、……勘弁してくれよ?






それなのになぜだろう、………目を閉じてしまいたい気分なのに、気付けば彼から目を離せず。
吸い寄せられるように彼の傍らに立ち、ゆっくり屈んだ視界に入ってくるのは震えるように揺れる長い睫毛。




────綺麗だ、



そんなことを思う自分が不思議でならない。
今すぐ社長の肩を押して起こせばいいと、頭では分かっているのに、彼の妖艶なのにどこかあどけない寝顔に引き寄せられる。






ふわり頭の中が真っ白になった瞬間、




────ガバッ、と



「っ、……ぅわ///」



まだ夢の中らしい彼に頭を抱き込まれた。




「っわ、……は、離してくだ、さ、…っ、///」



小声で囁くも、まるで聞き入れられず。
更に力強く抱きつかれれば、──や、やばい、って、


さすがに焦ってきて、腕を解くのに必死な俺。
そんなことお構いなしに綺麗な背中が反るように伸びあがる。





「っっ、…チャ、チャンミ、ン!///」




ベッドについた両手がシーツに沈み。
抱き寄せられた上半身が彼を覆ってしまいそうで。
必死に両足を踏ん張るけど、無遠慮に首筋に埋められた彼の吐息に脆くも崩れそう。
───カァ、///と、血液が逆流するのを全身に感じた、……とき。







「ん、───ユノ、」






それは甘く、……鋭い切っ先で心臓を引っ掻かれたような痛みを伴い、……悲しいほどに甘かった。




「……イェジュンだよ、チャンミン、……社長じゃない。」



ポツリと呟いて、一度だけ彼の後頭部を撫でた。
少しづつ引いていく熱に身を委ねながら、彼の力が抜けるのをゆっくり待つ。












「───おい、」





地を這うような、という揶揄がぴったりだと思うほど低く、くぐもった声。





一瞬忘れていた存在に、───シマッタ、と焦るも、今だ絡みつく腕は俺の首に巻かれたままだ。



ゆっくり上半身を起こす。
ああ、……相変わらず夢の中の彼が俺に巻きついたままさらに身体を伸ばすから、滑ったシーツから露になる陶器のような裸体。







「っ、あ、…こ、これはっ!」





「おまえ、……いい度胸してんな、」







深く刻まれた眉間のしわ、……ピクピクと血管が浮きでるようなこめかみ。
マジでヤバイ、───普段冷静なユンホ社長のこれ程の怒り。




「こ、これは、チャンミンが、…あの、間違えて、っ」




もう起こしちまえ、と乱暴に腕を解いた。
ピクリと身体が揺れて、静かに開く眸。
まだ寝ぼけているのか、うっすら開いた色素の薄いそれが彷徨うように俺を見て。







いっそ、驚いて突き飛ばされるか、……寝ぼけたまま、「ユノ、」と、さっきのように呼んでくれたら良かったのに、





ニッコリ微笑んだ彼に、「イェジュンさん、」と、さらにハグされたから、……ホントに、もう、───。








ポヤポヤといつまでも気持ち良さそうに微睡む彼をよそに、背筋が凍るような冷たい空気。
冷や汗が背中を伝う。





「───イェジュン。」





恐ろしく強張った声色に。
この先、一週間はまともな会話をしてもらえないだろう、と覚悟した。












































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