HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Say Hello ―縁(えにし)―4


































 
―ユノside―










「忘れ物くらい自分で取りに行けよなー?」



非難めいた目線で呟いたあと、キッチンへ戻っていくヤツを。





「───待てよ?」



大股で近づいてその動きを止めた。



「っ、ちょ、…邪魔するな!」なんて文句も耳に入らないくらい、早急に壁まで追いつめる。


よく食うくせに今だ細い身体に体重をのせ、両手首を壁に貼りつけた。




「や、やめっ、っ、」



ギュっと握った拳に指を這わせ、わずかな隙間を撫でては侵入していく。
ああ、……まだ、持ったままだったんだ、そのレードル、


────カシャンッ、



震える指が堪らず開き、ヤツの手から落ちていくそれに気づいたけど、


それはただ合図のような、────。










指と指を絡めて深く唇を重ねた。
突然の息苦しさに見開いた眸すら舐めとってしまいたいくらいに。



「チャンミナ、……なぜ俺を避ける?」





ずっと、気づいてはいた。
どこかよそよそしい態度にも、
じぃっと俺を見て、目があった途端逸らすのにも。




「さ、避けてない、……」
「嘘。」



さらに口付けた唇の隙間、固く閉ざしたそれをこじ開け侵食する。
次第に力が抜けて緩やかに蕩けていく様が、じんと腰にくるのはしょうがない。




「温泉から帰ってきてから変だよ?おまえ。
いい加減、正直に話せよ、何が気に入らない?」



キスの合間、鼻先をくっつけて話す話題でもないけど。
わざとなのか?ってくらい、俺の独占欲を煽るヤツがいけない。




おまえが最初に視界にいれて、
最初に触れるのは、
他の誰でもない、
俺でなければいけない、───と、


それが、譲れない俺の本音だから、───。




「ハァ、……別に、……あんたが気にすることじゃ、ない。」


可愛くない台詞もほんのり染まった目尻と、吐息のように漏れる声では説得力がなくて。
耳朶を擦りながら首筋を舐める。


「ん、…っ、あ、」


匂い立つような甘い香り。
ふとチェストの上、デンドロビウムの鉢植えを視界に捉えた。








「花言葉は《わがままな美人》!」



得意気に渡すイェジュンに、何とも言えない拗ねたような、はにかみ顔で受け取ったヤツ。
だ、か、ら、…その顔は反則だと何度言えば!
その夜はしつこいほど抱いてしまったのがつい最近のことなのに。








 
「…ハァ、…どぅすんの?…まさか、イェジュンさんに見せつけるつもり、じゃないだ、ろ?」



言いながら、俺のシャツをたくしあげ、スルッと器用に入りこむ手。
ひたすら背中を撫でながら、もう片方の手は俺の顔を押さえている。
キスが止まないように、……積極的に絡められる舌とその手の動きはヤツにスイッチが入ったことを示していた。





「は、…いいよ、別に、」


そのまま下ろした手でヤツの敏感な部分をいきなり擦った。
ピクリ跳ねたヤツが発しはじめた噎せるような色香。



「ん、…ユ、ノ、……っん、」
「くっ、…ちょ、まて、って」




いつからか、油断するともっていかれそうになるほど淫靡な姿を晒すようになった。
艶やかに誘ってすり抜ける技をどこで身につけたのか。





「チャンミン、俺の出生を知って、……軽蔑、した?」


つい弱味をみせてしまうほど、俺はヤツに溺れていた。







緩く開いた眸で、「何のこと?」と問う。
「本宅の母が元華族の出身で、立派な血筋の社長として大きな顔してるくせに、結局は妾の子だった。」




言ってしまってから、後悔した。
途端に曇った表情を見て、今、こんなシチュエーションでする話じゃなかったと。
お互い距離ができてしまった両手が宙に浮き、俺は言葉を繋げないでいた。



温泉で、…俺の出生を知ってしまってからのヤツの変化は、どうしても良いようには取れなくて。
今まで意識したことない筈なのに、……もしかしたら知らず知らずのうちに自分自身気にしていたのか。




「あ、…チャンミ、……」


伸ばした手を軽くはたかれ、ぐるっと首に回された腕、俺をひと睨みした後、



「───痛っっ!!!」


いきなりの激痛に膝が揺れた。





「痛てっ、ちょ、コラッ!チャンミナ、離せ、って!!」


両肩を押してもビクともしない。
俺の首筋、一番柔そうな箇所に思いきり噛みついて離れようとしないなんて、おまえ、吸血鬼かよ?







────ふぅ、……と悠長に唇を離したのは暫くしてから。



「……それ、俺の血、だよな?」


まるで他人事のように聞いてしまうその鮮血を無表情のままペロリと真っ赤な舌が舐めあげた。




「痛ってぇ、……おまえさ、なに?」


ズキズキと痛む首筋を押さえたらヌルッとした感触。
思ったよりも多い出血に、睨んだ先のヤツは眸いっぱいの涙を溜めていた。




───泣きたいのは、俺なんだけど?




そう思うけど、……俺がコイツの涙に弱いのは、もう変えられないわけで。


そっと頬を撫で口付けたら、ヤツの頬は血だらけで、キスは鉄の味がした。












*********************

おはようございます、えりんぎです(#^.^#)


いきなりの流血ざたですみません~
みなさん、どんな謎があるのかと思ってらっしゃるようですが、どんな謎もありませんf(^^;)
あるのはちょっとした勘違いと、結局は同じ想いです。
そしてタイトル画はこちらのイメージ(^w^)←血じゃないし。。。ということは気にせず、「色っぽいーーーっ(〃∇〃)」って感じに見てください!





拍手コメ
かめ****様。
お久しぶりです!
もちろん、覚えてますよぅ(^o^ゞ
アメブロでコメントやメッセくださっていた方が、こちらではまったく行方不明で寂しいです(ノ_・,)
これからもヨロシクです♪
あ、私も丁度じゃないので狙ってるの、ありますよ(^o^)v





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

Comment

point Re: ロシアンブルーチャンミン

羽衣様。


こんばんはー!
相変わらず、お忙しそうですねぇ。
本当に1週間があっという間!
1か月もあっという間、で、1年も2年もあっという間!だといいですね(^w^)


ユノの嫉妬が大好物なので、ユノでも捉えきれない奔放なチャンミン(〃∇〃)
Say Helloは完全にチャンミンが主役だなぁ、と思いながら書いてるユノペンですf(^^;)


羽衣さんも風邪引かないようにしてくださいね!
寝落ちはお布団で(^o^ゞ

2015/10/08 (Thu) 18:09 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/10/08 (Thu) 00:34 | # | | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

sw**様。

こんにちは!
「この回好きです。」から始まったコメントが前にもありましたよね?
ずっとどれだったっけ?って考えてるんですけど、分からなくてf(^^;)
いかにも、って感じの記事ではなく、大したこと無さそうなのに、密かに私が気に入ってる記事だったような。

ところで、sw**さんの予想は大当たりですよ!
さっそく明日、わかるはずです(^w^)

Say Hello-秘密-の4話。
あちらの話は4話が全てでしょう、と思ってます。
こちらはまだまだ私の書きたかった台詞は出てきてません。
それも、気に入ってくれると嬉しいなぁ(〃∇〃)
いつもありがとうございます!

2015/10/07 (Wed) 16:27 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

の*様。

こんにちは~
この2人のアンバランスが故に生じる誤解?
という、大したことないんですけど、私好みのテーマで書いてます(^o^ゞ
色っぽいですよねぇ(〃∇〃)

2015/10/07 (Wed) 16:13 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point

えりんぎさん、この回好きです。
(…よく言うので、またかと思われるかもしれませんね^_^;)
どこかよそよそしいチャンミンを壁に貼り付けて強引にキスするユノ。心の中の激しい本音。
そして、強気なユノがみせる一面に、胸がズキンと痛みました。
出生を知って軽蔑なんて、チャンミンがするわけないのに…ますますユノを思う気持ちが強くなるだけなのに。
怒って噛みつき、眸いっぱいの涙をためて睨むチャンミンも愛おしいです。

チャンミンがおじさんのところに通うのは、ユノと女将をみて、今となっては唯一の肉親である叔父さんを、大切に思う気持ちが生まれたから?
でもユノは好きゆえに、チャンミンのことをすべて知っていないと不安なのかな?

《Say Hello-秘密》の4話もすごく好きなんです。
momokoさんのside storyも。

うまく言えないんですが、不器用な二人の愛情表現が心に染みて、思わず喉の奥がツンとして…お互いを想う優しさを感じました(あぁ文才がないってツライ💦)







2015/10/07 (Wed) 12:49 | swan #- | URL | 編集 | 返信

point

そ、そうですか…謎は、無しと…

ホッとした

写真、ものすっごく色っぽいです!

2015/10/07 (Wed) 06:34 | のこ #- | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

taitai様。

おはようございます~、早いですねぇ(^o^ゞ
タイトル画のね、妄想を少し……。
これも、愛ゆえ、ですf(^^;)

2015/10/07 (Wed) 05:20 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point

ひえぇ〜(゚д゚lll)
朝から流血っ!
キスマークかと思いきや、流血っ!
首を噛みきった???
痛いですよー(T_T) えりんぎさん

2015/10/07 (Wed) 05:11 | taitai #- | URL | 編集 | 返信

Post Comment

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。