HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

U GET ME ~君のいない夜~(12)

























 
 






「っ、ヒョ、ヒョン!///」



よほどビックリしたのか、大きく跳ねた体を反対の手で抱きよせ、糸のように滴るアイスを舌でなぞった。



「キレイになったろ?」


ニッと笑って、「ご褒美ちょうだい。」と、チャンミンのアイスをひとくち。



「ふ、ふざけ、…っ、///」



チャンミンの大切なリクライニングチェアにドカッと座り、アイスを守るつもりか背を向けようとしたのをすかさずひっくり返す。
パッと目が合ったチャンミンが、思わずといったように笑うから。



「……なに?」って、もちろん聞くよな?


「プッ、……ククッ、」
「だから、なに?」



俺から遠い方の手にアイスを持ち変え、スーっと後ろに引くから俺の目線はそれにくぎづけで。
逆の手が俺の頬を包んだのに気づくのが遅れた。
そのままアイスがすっぽり影に隠れて。


───ああ、チャンミン?と気づいたときには、ペロッと。



「え?///」


っ、やられた!と一瞬、反射的に口元を押さえたけどもう遅い。




「ふふ、ユノヒョンの口がピンクの髭になってる。」


ニッコリとイタズラっぽく、
「───ご馳走さま。」とか。


チロッと出した舌がやっぱりピンクで。
そんな仕草にクラクラしてきた俺。





ああ、もう……やっぱチャンミンには敵わない。
たったひとつの仕草がいつも爆弾級でヤバイんだよ。



「……もっと、舐めて?まだ付いてる?」
ゆっくり顔を近づけたら、ふいと反らされ。
「アイス溶けちゃうから、もう駄目です。」
なんて、急にアッサリしちゃうのも逆に煽られるのに。



パリパリっといい音させて満足げなチャンミンの背中をふわりと抱きしめた。
トクンと聞こえる心臓の音が心地いい。



「……ユノヒョン、まさかアイスの髭を擦り付けてないでしょうね?」なんて台詞も気にならないほどチャンミンの甘い匂いに酔う。


「───ん、弁償する。」


うっとりと呟いたら、チャンミンが可笑しそうに笑うのが分かった。



───まるで顔なんて見えないけど、……分かったんだ。











「白銀のカラスは嘘をついたけど、ヒョンがカラスって呼ぶハクは嘘なんてついてませんよ?」



食べ終わったチャンミンの少しだけ汚れたシャツを脱がせ、忘れかけてた話題をほじくりかえすチャンミンの手を引いて寝室へ向かう。



「ああ、嘘じゃない。大袈裟だけど、本当の話だ。」
「……だったら、…カラスじゃない。」



カラスにこだわるチャンミンは、口先こそ尖らせて文句言いたげだけど、驚くほど素直についてくる。




仄かな照明のなか、真っ正面に向き合ったチャンミンはやっぱり納得いかないって顔。
……別にさ、ハクがカラスだろうがアポロンだろうがどうでもいい。




「チャンミナ、俺が昔、彼女をとっかえひっかえだったのは本当。」
「知ってます。……ずっと、見てきたし。」



チャンミンの顔を両手で挟んで、ぐっと持ち上げる。
わざとらしいくらい目線だけ斜め。
こっち見ろよ、…な、俺だけを見て?



「でもさ、もし今の俺があの状況になったら、…絶対よそ見なんてしない。チャンミンしかいらない。チャンミンだけいればいい。」


ゆっくりと言い含めるように。
頑なに外した視線が落ち着きなく揺れるのが分かった。





「だから今の俺を知らないのに、昔のことを今頃言うのはフェアじゃないってこと。」


「今の、チャンミンと出会ってからの俺からしたら、…それ、嘘だもん。」






「な、───分かる?」





やっとチャンミンが俺を見た。
ハァ、と小さくため息をついて少し上がった口角は怒ってるようには見えない。




「───都合のいい話。」なんて、ボソッと言って。




ぎゅうっと首に両腕を絡ませてきた。








「それなのに嬉しいなんて、……嫌んなる。」





首筋に埋めた吐息のような囁きに。
胸が締め付けられるような愛おしさがあることを、知った。

















にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

Comment

point Re: こんばんは〜♡

カプ**様


こんばんはー(^o^ゞ
天体観測してても、アイス食べてても、喧嘩してても、結局イチャイチャしてるこの2人。
若干イラついてる人を感じながらも楽しいです(^-^)v
ありがとうございます(*^^*)

2015/11/25 (Wed) 22:21 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/11/25 (Wed) 21:31 | # | | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

さき**様。


こちらこそ、わざわざすみません~~(^o^;)
これからもヨロシクです(^o^ゞ

2015/11/25 (Wed) 18:14 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/11/25 (Wed) 17:46 | # | | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

さき**様。 

こんにちは!
ご指摘ありがとうございます(*^^*)


そうなんです。
カテゴリを紅なら紅、Say HelloならSay Helloにしてきましたが、番外篇をこれからも書いていくだろうなぁということで、番外篇を子カテゴリに設定しなおしてみたんですよ。
それで、U GET ME!
全部U GET MEにしちゃってて、分けよう!と思い、『僕らの距離』を3話まで設定したのですが、簡単に言っちゃうと「疲れちゃって(^o^;)」ボソッ
途中で放棄です。
また時間のあるときに、ちゃんとポチポチ設定します。 
それまで読みにくいかもしれませんが、ごめんなさいf(^^;)

2015/11/25 (Wed) 16:18 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

Don**様。

こんにちは!
んふふ~
どこまでもユノに甘いユノペンDon**さんとユノに厳しいチャミペンtaitaiさんでした(^w^)
私はですねぇ、お調子者のユノを書くのも楽しいからいいんです(^o^ゞ

2015/11/25 (Wed) 16:11 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/11/25 (Wed) 13:26 | # | | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/11/25 (Wed) 08:37 | # | | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

taitai様。

おはようございます~(^o^ゞ
むっちゃ早いですねぇ、私まだお弁当も作ってません。


あ、やっぱり?(^o^;)
調子いいわぁー、この男!って感じですね?ンフフ


ファンミのキッチンで、勝手に暴走して一生懸命フォローしてるチャンミンを置き去りにするユノ(思いこみ含)をイメージしてますf(^^;)
なんだ、そりゃ。。。って感じでしょうか(;・∀・)


taitaiさん、楽しい?突っ込みありがとうございまーす(^-^)v
あ、でもU GET ME ユノはマイペースにこのままです。
イラッとしてください(^o^ゞ

2015/11/25 (Wed) 05:47 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point

おはようございます(^.^)

はぁ〜〜???何に言ってんの?チョンユンホ〜?

です(^.^)

今の俺から見れば、昔の俺は嘘???
それで人様をカラス呼ばわりですか〜?チョンユンホ?

本当に都合がいい話ですよ〜〜

でも、チャミを大好きな気持ちは伝わりました。。。
早く、ブレスレットを寄こせーっ!!!です(^.^)

2015/11/25 (Wed) 05:34 | taitai #- | URL | 編集 | 返信

Post Comment

(設定しておくと後でPC版から編集できます)
非公開コメント