HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

U GET ME ~君のいない夜~(23)


































~チャンミンside~











「北極星のない南半球で、遥か昔、航海者達が神の加護のように目印にした十字架を見に行こう。」




「……ウルルの地で南十字星を見よう、一緒に。」











ロックじゃなくてソーダか何かで割れば良かったと、───そう後悔しても今さら遅い。



ぼやっと霞がかる頭、目の前はふわりと揺れて。
旅行会社のうたい文句のようなセリフを口にするユノヒョンの表情がよく見えない。




「…ヒョ、ン、…」



バカのひとつ覚えのように名前ばかり呼んでしまう。


「ん?……時差もほとんどないし、それほど無茶ではないと思う。な、…来てくれる?」



普段意地悪ばかり吐くわりに、意外とぽってり可愛い下唇から目が離せない。
ツツーっと目線を上へ。
きゅっと締まって上品な上唇から綺麗に通った鼻筋、…そして僕を見つめる、アーモンドアイ。



緩やかなカーブを描くそれは、勝手に誤解して勝手に飛び出した僕を責めるでもなく、優しい光を届けてくれていた。








「ごめ、…ヒョン、……勝手に、誤解して……」


「いいよ、俺もハッキリ言わなかった。
それに、驚かせたくてわざと黙ってたし。」



僕の仕事の都合は考えちゃいないのもユノヒョンらしい。
それでも嬉しくて自然に頬が緩んでしまう。


優しく、いいよと言うわりには、じりじりと近寄ってくるから、つい後ずさってしまうのを。




「それに、チャンミンからのあんなキス、…すっげ興奮したし。」




トン、…と壁を背にした、
その音と同時、
お互いが吸い寄せられるように、
深く深く、…口づけた。









「…っ、ん、…ヒョ、…ぁ、…っ、」



唇を繋げたままヒョンのネクタイに手をかけた。
酔ってるせいか指に力が入らない。
結び目を解くのに何度も指が滑るのに。



「いいよ、…っ、ハァ、…ゆっくりで、……」



唇の隙間からそんなこと言うくせに、自分だけバサバサと上着とシャツを脱いでいく。
ネクタイを自分で外すという選択はないようで、全開に開いたシャツを脱いだら、裸にネクタイ。


……ちょっと間抜け、……でもいいや、
そんなユノヒョンを見れるのも僕だけの特権だ。








スルッと抜けたネクタイを足元に落とす。
僕とは違う厚みのある体、隆起した筋肉がダウンライトの下、柔らかな影を作った。



「チャンミナ、…チャンミナ、……」



何度も名前をよばれ、そのまま口付けられるから返事すら出来ない。
Tシャツをたくしあげる手が、僕の背を腰を何かに追いたてられるように忙しなく動き回る。



「ん、…っ、ヒョン、…ベッド、…」




壁に凭れてもふらつくから立ってるのがツラい、部屋のほとんどを占めるキングサイズのベッドでよこになりたいのに。
3歩も歩けばたどり着きそうなそこへ体を向けたらぎゅっと両腕を掴まれ、「チャンミナ、」と。
急に思いつめた言い方にびっくりした。




「あー、駄目だ!このままじゃ抱けない!」
「え、…」





「座って。」


腕を引かれベッドの端にちょこんと。
そのまま勢いよく座るヒョンに僕の体も揺れた。





「このままじゃ、…駄目だよな?
このまま抱きたいけど、…抱きたくてうずうずしてっけど、それじゃあ繰り返しになるよな?」




────ユノヒョン、……




「……大切にしたいんだ、───チャンミン。」





────僕も、…僕も大切だよ、


どうして僕達はひとつじゃないんだろう、…なんて、当たり前なのにそんなことすら淋しくなるくらい。
僕とはまるで違うヒョンだからこそ、こんなに愛おしくて、こんなにもどかしい。






「星座の話、…嫌だった?」


遠慮がちに僕を覗きこむ。
僕はうつ向いたまま。


「……ううん、ユノヒョンの好きなものには、…興味、あるし、」
「ふ、よかった、…南十字星を一緒に見たいって、俺のひとりよがりかと思った。」





ユノヒョンの指が一瞬だけ僕の下唇に触れる。
それでも僕はうつ向いたまま。



「ストロベリー味も、実は飽きてた?」
「…ん、……少し、他のも、試したい。」
「そっか、…じゃあ次はチョコな?」


なんてさ、結局次のも決めちゃうユノヒョンがやっぱりユノヒョンらしい。




「……え、と…豆腐もごめん、…面倒くさいってか、チャンミンにしょうがないなって顔して取ってほしかったんだ。」
「……。」
「その、……おまえの困った顔、…好きで、…///」



ポリポリっと頭を掻いて、ニカッと笑うヒョン。
──もう、…やっぱりズルい。



「っ、じゃあ、…豆腐を掬って入れるのは僕の役目でいいです。豆腐ばっか入れてやる!」
「はは、…ついでに肉も入れてくれる?」
「っ、甘えんな!///」



なんだかこんな風に話してるのが恥ずかしくなってきた。 
それはユノヒョンも一緒のようで、照れ隠しなのか、じりじりと僕に密着してくる。



スッと手を取られ、指先を口に含んだヒョン。
突然すぎてカアっと赤らむのが分かった。
反射的に引こうとしたけど、おもいのほか力強い。


「っ、ヒョン?///」



小指の端から手首までを辿る赤く濡れた舌先。
ゾクッと背筋に痺れがはしって。
中途半端にほてった体は簡単に熱をともすんだ。





「───プンオパン、…こうやって、端っこから食べて、ってこと?」
「っ、……ち、違う、…って、…ゃ、…あ、」



腕の内側を執拗に舐められ、…吸われる。
手首の裏側に歯を立てられ、それすら震えるほどに感じてしまう。


右手がヒョンに食べられてしまう、…と思うほど、そこだけを往復するヒョンの唇。
チラッと見え隠れする柔らかそうな赤。


震えそうな体と自然に漏れる声を、……我慢するのも、……ああ、ヒョン、……もう限界、









───ボスンッ、と、シーツが大きく沈む。


捻った体ごとヒョンに全体重をかけた。
スルッと抜けた右手はヒョンの唾液でぬめっていて。 
それを舐めとりたいくらい淫らな欲に満たされる。





「っ、……ヒョン///」



僕が押し倒したような格好。
肩を押されてビックリしたかと思いきや、──ニッコリと、それは嬉しそうに笑って。



「チャンミン、……プンオパンは?」



優しく、…でも誘うように僕の頬を撫でるから。



「それ、───宿題です。」






久しぶりに重ねるユノヒョンの素肌。
やっぱり少し汗くさいけど、それすら興奮材料になるくらい。
頭よりも体で自覚する好きを感じながら、強くヒョンを抱きしめた。










*********************

おはようございます、えりんぎです。


ユノヒョンの自転車の行方を気にされていたマッ*様(^o^;)
おそらくクラブの近辺に放置されてて、翌朝はチャンミンの酔いも醒めてることだし。





↑こんなんだったんじゃないでしょうか?(〃∇〃)


あ、ママチャリじゃないから荷台なんてないか!って事はこの際お忘れください(^o^ゞ







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point Re: こんばんは('ω')ノ

羽衣様。


こんにちは~!
『全編のろけ話』(taitaiさん命名)にありがとうございます(^o^ゞ
結局は好きなんだからちょっとしたキッカケで甘々です(^w^)

よく空を見上げると言っていたユノが、空を見てチャンミンを思いだしてくれてるといいなぁ、と思います。
チャンミンって口では吐き捨てるようなこと言っちゃうけど、実は甘えん坊のところがあると思ってますもん。
爆弾発言も多いしね(〃∇〃)
癒されます~~♪

2015/12/07 (Mon) 17:32 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/12/06 (Sun) 22:59 | # | | 編集 | 返信

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2015/12/06 (Sun) 22:09 | # | | 編集 | 返信

point Re: こんにちは〜♪♪

カプ**様。


笑っちゃいました(^o^;)
はい、名古屋でも速効盗られます!
二重ロックでしょうか?
よくありがちなサドルだけ盗られるとか?←シツコイ

読者様のtaitaiさんが『全編のろけ話』と命名してくださったので、それを全うする所存です(^o^ゞ

2015/12/06 (Sun) 16:33 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/12/06 (Sun) 16:08 | # | | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

taitai様。


こんにちは!
taitaiさんの「男の三大萌え」のひとつを書くことが出来て光栄です(^o^ゞ
そうそう、そのドラマのシーンを思い描いてました!
相手はチャンミンですが!

そしていきなりの反省会ですf(^^;)
ま、ここはグッと我慢ですよ!
前に進むために、チャンミンの意思を確認しつつ、結局分が悪いのはチャンミンですか?(^o^;)


「もはや、全編のろけ!」
↑これ、最大の誉め言葉♪
大したストーリーもなく、のろけだけを追求した話になってます(^w^)

2015/12/06 (Sun) 13:48 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/12/06 (Sun) 11:19 | # | | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

Don**様。

おはようございます!←2度目(^o^;)
どうしても本番前のシチュエーションや、その流れになるまでの会話や行動というのが好きで。
そればっかり書いて、実際の本番をスルーしちゃうという詐欺をずっと続けております(/ー ̄;)
今回は最後にちょっと頑張ってみまーす!
Don**さんが、ちゃんと話をすることを優先させたユノが好き!と言ってくださったので嬉しかったです。


チャンミンの『ユノヒョンに会いたい』もね(ノ_・,)
環境が変わって当然のようにあったものの大切さを痛感しているんでしょうね。
最初に深く思ったのが、
『ユノヒョンに会いたい!』なんですよ。
もうどんだけ!ユノヒョンが好きで、困った人だと苦笑いしつつ、ユノの性格に助けられてたんだろうなぁ、と。
私が書く話の2人って完全にリアル妄想なので、時々リアルと妄想がごっちゃになって困ってしまいますf(^^;)

2015/12/06 (Sun) 10:22 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 明日は…♪

ジ*様。

おはようございます!
えっと、すぐのご期待には添えれないかも(;・∀・)
もうひとつ、問題が解決したらゆっくり勉強しつつ、挑戦してみます(^o^;)

2015/12/06 (Sun) 10:07 | えりんぎ★★ #cbCM5e9. | URL | 編集 | 返信

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2015/12/06 (Sun) 09:44 | # | | 編集 | 返信

point 明日は…♪

えりんぎ様

このまま進むと明日は…ムフフ(●´艸`)ムフフ

サジンもお話にピッタリでステキだし
楽しみすぎてどうしよう(*ノ▽ノ)

2015/12/06 (Sun) 08:06 | ジス #vQK7GAIk | URL | 編集 | 返信

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