HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

U GET ME ~君のいない夜~(26)



































~チャンミンside~











「なあ、俺達4人で送別会しない?」



週明け、毎朝のカフェでそう言ったのはハク。
4人というのはハクとヨニと僕、…そして、あからさまに面白くなさげなユノヒョンのことを言ってるのだろう。
送別会というのは、あと10日ほどで出向期間が終わりここでの朝カフェも終了だからか。



「あー、…うん。」


チラッと目の前のヒョンを見る。
聞こえてるはずなのに無反応でポリポリとアイスカフェラテの氷を食べてる。



「朝少しだけ早起きして珈琲飲むのって気持ちに余裕ができて案外良かったからさ。
チャンミナがいなくなって終わりだと思うと寂しいよ。」
「じゃあ、ヨニと2人で来れば?」


すかさず口を挟んだのはさっきまで無反応のヒョン。



「あ、私、朝から2人っきりでハクのテンションにつき合うのは疲れちゃうので遠慮します。」


冗談っぽく笑って言うヨニだけど、たぶん結構本気。
朝からお喋りなハクと2人は僕でも遠慮したい。



「えぇ?じゃあ、ユノヒョンは?」


僕を抜いて3人なんて、その微妙な組合わせを気にせず口にできるハクってやっぱスゴい。




「ん?」
「だから、チャンミナがいなくなったらもうここへは来ません?」


「あー、…」


チラッと僕を見て、微かに口角があがる、───嫌な予感。




「来月からはまた子会社の近くのカフェからここへ出勤するつもり。」
「……」


───やっぱりね、




「え?どうしてそんな面倒なこと、…」


まったく分かってないハクの向かい側ではうつ向き気味に頬を染めるヨニ。
ヨニにはユノヒョンの子会社と僕の会社が同じビル内にあるって言ったから、それの意味することが分かるんだろう。



「え?ユノヒョン、珈琲ならここでいいじゃないっすかぁ。」
「…ここにはもう用はない。」
「は?」


はてなマークだらけのハクに、もう答える気はないようで、また氷をポリポリしだしたヒョン。




「な、チャンミナ、おまえがアイスってめずらしい。氷、ちょうだい?」
「嫌です。」


はっきりキッパリ言ったのに、聞いてない。
氷だけ残った僕のグラスと空っからの自分のグラスをヒョイと交換する。
満足そうにポリポリし続けるヒョンの通路挟んで隣では更に顔を伏せたヨニに何だか申し訳ないのに。



「お?チャンミナの氷の方が旨い!」
なんて、──勘弁してほしい。



たったひとつの救いは超がつくほど鈍感なハクで。

「ユノヒョン、氷好きですねぇ。お腹壊しますよ。」


普通にそんなこと言ってくるから僕としては気が楽。





朝、会った途端にヨニの友人で僕を好きだという子の話になって。
可愛くてスタイル抜群、とか。
素直で優しくて面白いんだ、とか。
おすすめ物件の営業か、というようなハク。


「や、…いいってば。」


一応断りのセリフを並べるけどヨニの友達って手前、そう酷い言い方も出来ない。
苦笑いの僕に、なぜかヨニも苦笑い。
ユノヒョンだけが眉間のしわを隠そうともしないが、そこはハク、──まったく気づかないし。
いや、気づかれても困るんだけどね。





「あ、じゃあさ、送別会をその子も誘ってやろうか!」


さもグッドアイデアとばかり意気盛んに声をあげた、……けど。



シーン、とした沈黙。
誰も何も言わないから、拍子抜けしたのか。


「だ、大丈夫ですよぅ、もうひとり女の子よんで人数合わせますから、ね?ユノヒョン!」




───問題はそこじゃない、……と思うも、そんなことは言えず。



「ハク!チャンミンさんにその気がないのに無理させるのはやめなよ?送別会なら4人でいいじゃない。」


空気をよんだヨニがそんなこと言ってくれる。






コトン、っとグラスを置いた音。
最後の氷を噛み砕きながら、それはもう決定事項のようにユノヒョンが言った。




「分かった、…じゃあさ、俺んちで送別会やろうか。今週末、4人で、…それでいいな。」





ニッと笑って時計に目をやる、「ああ、もう時間」と席を立って歩いていく人を。
いつものようにテーブルを片付けるのさえ忘れて、ただ呆然と、──その背中を見ていた。















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Comment

point Re: こんにちは〜♪♪

カプ**様。

こんにちは!
最初の設定とはどんどん変わっていく鈍ちんハク。
ハクは気づくのか?
チャンミンは隠し通せるのか?
って、感じですかね(^o^;)

2015/12/09 (Wed) 16:35 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

chika♪様。 


こんにちは~(^o^ゞ
溜まりにたまって、つい言っちゃいましたね、ユノヒョン(^w^)

2015/12/09 (Wed) 16:32 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

Don**様。


こんにちは~
2人の愛の巣へ招待、なんてチャンミンがそう簡単には許さないと思いますよ。
それにしても、ハクを鈍ちんに書きすぎて、ハク目線が書けませんねf(^^;)←何も気づかないから

2015/12/09 (Wed) 16:20 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: ユノユノ♪

tv**様。

こんにちは!
まず、気づくのか?( ・∇・)というのが問題です~

2015/12/09 (Wed) 16:16 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

taitai様


こんにちは~
んふふ~、taitaiさん、面白~い(≧▽≦)
そんなハクをお譲りしますので、ぜひハクをメイン脇役としてホミン小説を書いてください(^w^)
ラブコメですね(^o^ゞ

そうそう、妹にも「絶対ヨニはハクを好きじゃないよね!好きには見えない!」と言われましたf(^^;)
ま、ホミン以外の恋愛についてはどうでもいい、って感じですよ(^o^;)

2015/12/09 (Wed) 16:14 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/12/09 (Wed) 14:18 | # | | 編集 | 返信

point

キャー!俺んちでなんてそんな、ヒョン、 爆弾ー!!

2015/12/09 (Wed) 10:20 | chika♪ #- | URL | 編集 | 返信

point 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2015/12/09 (Wed) 07:38 | # | | 編集 | 返信

point ユノユノ♪

ユノ、そう来ましたか~っ♪(*^Q^*)

てかハク、そこまで鈍感だと逆にすごいですネ☆
二人の関係に気づいた時のハクが楽しみです♪( 〃▽〃)

2015/12/09 (Wed) 07:12 | tvxq #- | URL | 編集 | 返信

point

おはようございます(^.^)

ハク。。。。。。。すごい。。。。
兵器級の鈍さ。日常生活は大丈夫なんですか?
なぜ、ヨニみたいな彼女がいるんだろ???

ユノもとうとう爆弾投下。同棲している部屋へ招待って´д` ;
チャミ、ピンチ!!
鈍チンハクに分からせた後のハクの態度がなあ〜〜

きっと
「ハク、チャンミン君と知り合いでしょ? 私、チャンミン君とお食事したいの。セッティングして?」
「チャンミン?親友だよ。でもね〜 紹介はできないよ。付き合っている人がいるからね〜〜 ははは えっ?会社の女の子かって? はははっ 君、わかってないね〜〜 ははは 本当にわかってないね〜〜 あーはっはっは〜」

って、さも俺はチャミを理解してるぜオーラを出してきそうですね_| ̄|○
この人、かなり迷惑(T_T)
今までノーマークでしたが、警戒レベルを上げました!



2015/12/09 (Wed) 06:21 | taitai #- | URL | 編集 | 返信

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