HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

好きと言えたら…~ビョーキかもしれない~9



































ふと見れば玄関先に大中小と大きさの違う木材が立て掛けてあった。
配達されたばかり、って感じ。
おじさんが日曜大工でもするのかな、なんて思ってると目の前のドアが勢いよく開く。



「チャンミンくん!早くっっ!!」
「え?」


挨拶する間もなくおばさんに腕を引かれ、よろけるようにリビングへ。


「脱いで!!」
「は?///」


これから料理を作るんだろうけど、エプロンするのに服を脱ぐ必要はない。
焦ったように僕のセーターへ手をかけるおばさんに、僕の方が焦ってしまう。


「っ、ちょっとおばさん、…な、なに?///」
「いーからいーからっ!」


『いーから』は最近のおばさんの口癖。
最近になっておばさんはイジュンさんに似てると思うようになった。
いやイジュンさんが母親似ということか。


胸元まで上げられたセーターを押さえてる隙に今度はジーンズのホックへ指がかかる。


「お、おばさ、…!!///」


何がなんだか、ショック状態の僕の背後。


「母さーん、チャンミンがびびってるだろ?ちゃんと説明してやりなよ。」
それはイジュンさんだった。
珈琲片手に妙に寛いだ格好で。
「イジュンさん、…会社は?」
今にも服を引ん剝かれそうなのに冷静に聞いてしまう。
家族の記念日などほとんど顔を出さないって聞いていた。
プレゼントだってユンホさんがイジュンさんの分も用意してたって。



「半休~、なんたって可愛い弟のためだもんな。」
「っもう、お兄ちゃんはユンホをからかいたいだけでしょ?」
「だぁってアイツ見てるとイライラするんだって!」



「あ、…あの、」


妙に盛りあがる似た者親子を尻目にそろ~っと声をかける。


「ユンホさんのサプライズパーティーと僕が脱がされてるのと、…何か関係あります?」



パッと目を見開いたおばさん。
ちょっと怖い。
ガシッと痕がつきそうなほど腕を掴まれ、
「そうなのっ、そうなのよぅ!」
なんて答えになってないよ。



「予定では用意できたら電話して呼びつけるつもりだったのに先に変な荷物が届いちゃってね。
さっきユンホからの連絡で、あの木材で本棚作るとか言っちゃって今から来るって言うのよ!困るでしょ?」


サプライズと言ってもどうやってユンホさんを呼び出すんだろうと思っていたけど、結構ずさんな計画だった。


「バースデーの夜に急に電話して出掛けてる可能性の方が高くないですか?」
現に一昨日僕が誘われたし。
断っちゃったから別の人を誘うかもしれないのに。


「…でも居ただろ?で、チャンミンにフラれたからって肉体労働に走ってるだろ?」
「っ、どうして知って、…!///」


ユンホさんに誘われたことはおばさんに気を使わせちゃうかもと誰にも言ってないのに、さも当然のようにイジュンさんが言う。


「ま、誕生日に会いたいのはチャンミンだけ、って、…アイツらしいな。」
「…!///」


きっと真っ赤だ、───僕は。


おばさんに変に思われるかも、と気が気じゃないのに。
パッと目が合ったおばさんは変な顔どころか満面の笑みで。


「ユンホ、…お誕生日のことをチャンミンくんに言わないでしょう?あのね、あなたがクリスマスイヴに捨てられて誕生日が分からないんですって言ってたからだと思うの。」


小さくて丸い手が僕の頭をよしよしと撫でる。


「自分の誕生日にパーティーとかしないでほしいって言われちゃってね。だから仕方なくこんなサプライズにしたのだけど、…」


そしてぎゅうっと包むように抱きしめられた。


「───今日は、あなたのバースデーパーティーでもあるのよ。」って。





ビックリして、…でも嬉しい。
ユンホさんが誕生日を内緒にしていた理由さえユンホさんらしくて。


ありがとうと言いかけたその時。
ガタッと玄関先で音がして、僕達は一斉に目を合わせた。
───ユンホさんだ!




「母さん、チャンミンのことは俺に任せて。」
そう言うなり僕とその脇にあった大きな紙袋を抱え奥の部屋へ走るイジュンさん。
僕はわけが分からず、でもついて行くしかなくて。





扉が閉まった向こうでボソボソと会話が聞こえる。


「明日本棚作るからさ、木材の寸法だけ採って倉庫へ入れとくから。」
「いいけど、こういう事は前もって言ってくれなきゃ。いきなりデッカイ荷物が届いてびっくりしたじゃない!」



久しぶりのユンホさんの声。
サプライズとか、…もうどうでもいいから今すぐ顔が見たかった。


誕生日、気にしてくれなくていいよって。
その代わり一緒にお祝いさせてくださいって。
あなたはどんな顔するだろう。
困ったように笑うかな?
それとも嬉しそうに照れ笑いするかな?



「っ、ユン、…っ、」


部屋を出ようと向きをかえた体が、
「おっと、行っちゃ駄目でしょ。」
潜めた声と力強い腕に阻まれ、


振り向けば不敵な笑みを浮かべたイジュンさんが、


───ペロリ、…形のいい唇を舌で辿った。











*********************


おはようございます、えりんぎです。



東方神起日本デビュー11周年の昨日、こちらのブログもひっそり25万拍手達成しました♪


その日どの記事にいくつ拍手があったかって分かるんです。
読み返してくださるばかりかわざわざ拍手もしていただいてるようで、更新がまったくない日でも200くらいの拍手がつきます。


みなさんのあたたかい応援が嬉しいです。
ありがとうございます(*^^*)


それでどのお話に拍手が多いんだろうと最終話のみですが勝手に調べてみました(^o^;)
興味なくてもお付き合いください。

では、第一位 Strawberry candle
   第二位 紅-クレナイ-の人《15の風景》
   第三位 U GET ME~君のいない夜~
   
そして次点が『君が好きなんだ』でした。


このバラつき(^w^)
ひとつのシリーズに偏らないのがスッゴく嬉しいですよ。
ありがとうございました!


ということで、ブログ開設一周年話。
2年以上も前に書いた『好きと言えたら…』の番外編も明日で完結です。


では!









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Comment

point Re: えええー15の風景がなんと2位??

ゆうこさん。

こんばんは~
気づきませんでしたよ、アメブロのコメント!
たまたま見つけてビックリ!ってか、ひとつに返信してますが気づいてませんよね?
この2位ってのは拍手の数でしたっけ?
そうなんですよ~
ブログ村のランキングでINポイントってあるでしょ?
今までで『15の風景』が最高ポイントでした。
多分おそらく『イッラ~~~ッ!』とするでしょうけど、大丈夫!←なにが?
ユンホくんへ対する気持ちは変わらないと思いますよ~( ̄∇ ̄*)ゞ
でもユノ、多分格好いいのではないかと。。。
甘いしね、…どうでしょ?←押し売り

2016/12/12 (Mon) 23:44 | えりんぎ★★ #- | URL | 編集 | 返信

point えええー15の風景がなんと2位??

私の唯一苦手な15の風景。。
ユンホくんはユノとチャンミンを脅かす諦めの悪い子なのに。。あれれ??
私がおかしいのかしらん。。
読んでみたらユンホくんに対する気持ち、
良くなりますかねぇ??

こっちではイジュンさんが悪だくみしてる!!
まったく懲りないお兄さんですよー。

2016/12/12 (Mon) 23:21 | ゆうこ #EACDacMQ | URL | 編集 | 返信

point Re: こんばんは♪♪

カプ**様。

ありがとうございます(^o^ゞ
チャンミンに会いたくなってDVD観ちゃいますよね~!
私、ホミンが恋しくなると録画番組観るんです。
一番観るのはMD。
夜食がどーのとか。
チャンミンのリアクションがスゴいから~とか。
司会のあの人に「仲いいな!」と突っ込まれ、キャーーーっ(//∇//)(//∇//)でしたもん。
あー、早く2人一緒のところが見たい!

2016/04/28 (Thu) 23:42 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

Don**様。

こんばんは。
そうですか、丁寧に断られましたか(^o^;)
なかなか見せてくれないですよね?←なにを?
パンツ1枚ではウロウロしてます。
やっぱ若いから~
筋トレしてるし、腹筋割れてますもん(^w^)
中3男子の何を見てるんだ!って感じですねf(^^;)

ユノもチャンミンも嘘偽りがないから。
底が深いんですよ。
引き出しもいっぱいある。
だからこそ形こそ変わっても魅力は色褪せません。
ね!
想いは一緒です♪

2016/04/28 (Thu) 23:37 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 楽しすぎて。大好きすぎて。

ゆんちゃ**様。

こんばんは~
嬉しい言葉の数々、ありがとうございます(*^^*)
『生き生きと鮮やか』
これ、とっても嬉しいですよ。
私の脳内の2人が伝わってことですもんね♪
次のお話はいつになるか、ちょっと分かりません。
なかなか遅筆なので。
明日のユンホsideは4時間かかりましたf(^^;)
もっとサクサク書ければいいんですけどね~
でも書きたいお話はたくさんあるので、のんびりお待ちくださいね(*^^*)

2016/04/28 (Thu) 23:29 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

チャミ****様。

こんぱんは~
お久しぶりです。
かわいい2人(*^^*)ありがとうございます!
『僕はユンホさんの鹿なんです』
『チャンミンが欲したぬくもりを奪うのではなく守りたい』
このふたつを書きたいがためのお話だったので、結構引っ張ったほうかな?と思ってます。
コメントありがとうございました(^o^ゞ

2016/04/28 (Thu) 23:22 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

かず**様。

こんばんは。
蛙の子は蛙!
一緒ですよーーっ(^w^)
私はトンに出会うまでおたくっ気があるのを忘れてました。
高校、大学、就職とリアル生活を楽しんでいて、芸能人よりは目の前の彼氏って感じでしたし。
それがユノとチャンミンに萌え転がり、まさか小説もどきを書くことになろうとは!
それで思い出しました。
中学まで漫画家になろうと思って大学ノートに何十冊も漫画書いてましたよ(^o^;)アハハ
で、生まれた娘はアニオタです~
本人いわくライトなアニオタらしいです。
少年雑誌の某バレー漫画に夢中です。バレー部ですし。
息子も野球好きな運動神経のいいおたくf(^^;)
やっぱり蛙の子は蛙ですねぇ。
かず**さんの娘さんはライト?ディープ?
その括りがよく分かりませんが(^o^;)

好きと言えたら。
今日、イジュンsideでもう1話書きました。
今日急に思い立ち書いたのでコメント返信遅くなってすみません~

2016/04/28 (Thu) 23:16 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: タイトルなし

太太様


こんばんは(^o^ゞ
言われてみればそうですね!
私、大学の第二外国語は中国語でした、そういえば!
いい話です。
いろいろな文化に触れてみえるからtai***さんは洞察力が優れてるのでしょうか?
面白おかしい方って賢いと思うんですよねぇ。
楽しいです(*^^*)
ありがとうございます!

2016/04/28 (Thu) 23:03 | えりんぎ★★ #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2016/04/28 (Thu) 21:19 | # | | 編集 | 返信

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2016/04/28 (Thu) 19:29 | # | | 編集 | 返信

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2016/04/28 (Thu) 17:42 | # | | 編集 | 返信

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2016/04/28 (Thu) 17:09 | # | | 編集 | 返信

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2016/04/28 (Thu) 14:30 | # | | 編集 | 返信

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2016/04/28 (Thu) 10:45 | # | | 編集 | 返信

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