HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSE-告白-6









    























花言葉は『不可能』と『夢かなう』


知り合えるだけでよかった。
諦めようと誓った。
真っ正直な優しい人、太陽のような。
すんなりと懐に入れてくれて。
でもそれはきっと、僕だけじゃない。


好きだよと、僕の髪を梳くあたたかい手。
馬鹿みたいに泣き上戸な僕に飽きもせずつき合って、「おまえの涙、酒だったりして。」なんてふざけながらボロボロ溢れる滴を唇で掬いとる。


夢、叶ったのかな?


時々ふと物憂げにため息をついて。
視線の先はベランダだったり、キッチンのカウンター奥に覗く食器棚だったり。
実はさ、気づいちゃったんだ。
食器棚の奥の奥に僕が隠したペアのマグカップ。
ちょこんと顔をだしたブルーとピンクを、ずっと見てたよね。


不可能なのかな。
男同士の恋愛なんて。
清廉潔白なあなたがこのおかしな関係にいつ気づくんだろうと怯える僕がいて。
少しずつ、…少しずつ、覚悟しなければと思う。




寝室のベッド脇、壁にピンで留められた。
僕も真似して、でももう少しお洒落に蔦を象った真鍮のヴィンテージウォールデコに麻紐でくくりつけた。


僕のありったけの想いをこめたブルーローズ。
叶った夢に酔いながら、不可能な現実を覚悟しなきゃならないね。


あなたが夢中になってる体の関係にふと冷静になったとき。
ただの友達に戻れるように。
兄のようなあなたを悩ませないように。














「チャンミン、…どうした?」
「…え、…」



どうやら結構な時間放心してたらしい。
ユノはすっかり起き上がって下着までつけていた。
全裸でくたり寝そべる間抜けな格好。
「っ、痛っ、…!」
羞恥で勢いよく起き上がる僕へ鈍い痛みが襲う。



「あ、無理すんな。風呂ためたんだ、一緒に入ろーぜ。」
「や、いいです。」
「なんでさ、マッサージしてやるよ?」
「…で、その後、湯船に何秒顔を浸けてられるか競争しようとか言いだすでしょ。」
「さすがに今日は言わねーよ!」



いや、絶対言う。
前に我慢大会しよう!と言われて、躊躇してる間にさっさと準備された。
この真夏にサウナスーツを着こんで激辛チゲを食べるというモデルの僕にはいいダイエットだ。


我慢大会もなにも結局ご馳走さまと同時に2人して風呂に駆けこむ。
あらかじめ溜めておいた水風呂に勢いよく飛び込み、汗だくの真っ赤な顔をお互い笑いあった。


ふとした横顔。
ぺっとりと貼りついた前髪から滴る汗。
上気した頬と潤んだ眸があまりに色っぽくて。


「ユ、…ユノ、…///」


ゴクリと喉がなっちゃったかもしれない。
ふぅ、と息を吐く尖った唇に僕の視線はくぎづけだったのに。
再び僕を見たユノは悪戯っ子のような笑顔。


「なあ、水ん中でどちらが長く息を止められるか競争しようぜ?」
などと色気とは全く無縁の提案されて、へなへなと力無くした僕。
でもこういうのは力を抜いた方が勝ちらしい。
結局勝ったのは僕で。
もう一回!と凄んでくるユノを無視してさっさとシャワー浴びたっけ。


で、そのリベンジをしようと狙ってるのは分かってんだよ。




「しないしない!ちゃんと丁寧に洗ってやるよ。」
「ほ、本当かなぁ?///」



僕の腰を優しく抱き、ゆっくりと起こす。
なんてことない仕草なのに僕は不整脈じゃないかと思うくらいドクンドクンと苦しくなるんだ。


それはいくら体を重ねても慣れることなんてなくて。
ユノの長い指の感触。
一度手のひらで擦ってからぐっと力を入れる癖。
すべて、慣れるほど夢中になっていく。




「それに風呂入ったら帰ってすぐ寝れるだろ。」


ふふんと満足そうに笑う人へ。
いくら徒歩1分以内の距離だとしても、
「ユノんちへ泊まりたい。」
なんて乙女なセリフ、絶対に吐けない僕がいて。


「ほらほら、寝不足は美容の大敵だからな、モデルチャンミン!」


僕がそんなこと思ってるなんて夢にも思わないユノがいるんだ。













※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAli の小部屋』





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