HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

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APPLAUSE-告白-19






































「エリンジュームは綺麗なドライフラワーになった?」


カウンターのなかからユリさんに声を掛けられ。
「あ、はい。」
と答えたのはユノ。


───おい!



「あら、ユノさんにもあげたのね。あの花はドライフラワーに向いてるの。質感がそのまま残るからね。」
僕とユノはユリさんのなかでは仲良し兄弟のようにうつってるらしい。
「本当に仲がいいわね、2人。」と微笑ましそうな顔して。




「で、そのヒョンはチャンミナから恋愛相談されたりするの?」


急に言ってくるから驚く。
隣でユノもびっくりしてる。


「なんですか、急に!///」
「だって好きな人いるんでしょ?見ていて分かるもの。」


好きな人がいるらしいとは分かるけど、それがユノとまでは分からないらしい。
って、そりゃそうだよね。
何人か彼女という名の女の子を連れてきたりもしたし。
ハヌルさんの冗談半分のお誘いから本気で逃げる姿をいつも見てるんだから。


僕だってユノを好きになったのは神様の悪戯としか思えない。
なぜノーマルな僕がユノだけ特別で好きになってしまったんだろう。
考えても考えても霧は晴れない。



でも僕はいい。
理屈で言葉にできなくても、答えは五感が教えてくれる。


ベランダで一服する姿はどんなにだらしない格好でもそこだけ発光してるかのように僕の視線を捉えて離さないし。
ユノの甘い声を聞くだけでゾクリと背筋が震えるのは今も変わらない。
ユノの匂いにくるまれユノの舌を堪能する。
ユノに触れたそこだけが自家発電のようにポッと熱をともす。
ユノだけが僕を過敏に狂わすんだ。




───でも、ユノは?




ううん、ユノからの愛情は感じる。
勿体ないほど。
そう、勿体ないんだ。
ユノはね、こんな袋小路のような関係をいつまでも続けてちゃいけない。


開放されたベランダから鳥や木に話しかけるように高らかに言えるような恋愛をするべき人。


そう思うのに。
どうしても足が竦む。
まだユノを離せない僕がいる。








「チャンミナが一目で気に入ったエリンジュームの花言葉も意味ありげよね。」


そう言われ、めずらしく花言葉をチェックしてないことに気づく。
灰青色のブルーローズに似合うと、それしか考えてなかった。




「秘めたる愛、秘密の恋っていうのよ。もう、チャンミナ!ぜぇったい怒んないから白状しなさい!」


ふざけ半分でカラカラ笑いながら。
僕は苦笑い。
ユノだって言ったら怒るのかな?
元カノとのキューピッドになれ、なんて言ってくるユリさんからすればとんだ横恋慕かな?



ユノも居心地悪そうに伏し目がちで。
そんな姿も少しだけ胸が痛い。







最初はいい感じだったのに気まずくなって。
それを見た彼女が近づいてきた。
僕は視線を雑誌にむける。
真剣に読むふりしてるけど勿論まったく頭には入ってこない。



彼女がユノとよぶたび胸がしくしくと痛んだ。
2人の間で僕の知らない名前が行き交う。
共通の友達がまた集まろうと言ってるらしい。
ユノも「懐かしいな。」なんてまんざらじゃなくて。



ユノが彼女をよぶ。
「サラン。」


───それは、愛してるに聞こえた。











チャンミナ~、と呼ばれ、これほどハヌルさんに感謝したことはない。
「あ、ユノさん。」とユノへ会釈した後、僕の右側に座った。



「あれ?撮影は?」
「ああ、すっげえ順調で予定より早く終わった。つかさ、チャンミナ顔色悪くない?風邪か?」
「ぅわ、///」


僕の額にいきなり伸びた手のひら。
普段からスキンシップ多めのハヌルさんだけど、ユノに気をとられて無防備すぎた。
「だ、だいじょーぶっ!///」
ビクッと跳ね倒れそうなのを、
「おっと、何してんのさ?」
愉快そうに笑うハヌルさんに庇われた。



一瞬、───あ、ユノが嫉妬するかな?


そう思った僕はなんてめでたいんだろう。
変わらず聞こえてくるユノと彼女の会話。


女の子って好きな人の前ではこんなに可愛らしく笑うんだと思う。
ああ、でも僕も同じかもしれない。
ユノの前ではきっと嬉しさを隠しきれてない。
彼女は、僕だ。


ユノはというと、笑ってはいるけど楽しいのか楽しそうにしてるのか、…よく分からなくて。
「…やっぱり、塩味、…」
そうつぶやいた僕へ、「…は?」とハヌルさんだけが不思議そうな顔した。





帰りがけ、ユリさんにつかまった僕とハヌルさん、そしてユノ。


「あのね、夕方から入場可能な遊園地のチケットをいただいたのよ。ちょうど5枚。サランちゃんの歓迎会も兼ねて日にち合わせて行かない?」


「夜のパレードと花火だけでも行く価値あるわよ!」


最初に反応したのはハヌルさん。
「おっ、いいねぇ!」と行く気満々で。
「あー、俺もいいんですか?」とユノ。



「あたりまえじゃない。…ね、チャンミナ!」



目配せするユリさんの魂胆がありありと感じ取れて。
重りを呑みこんだような体。
うなずくのが、やっとの僕。









********************

おはようございます、えりんぎです。
17話へたくさんのコメントありがとうございます~(〃∇〃)
本日よりAliさんのタイトル画変わりました!
え?ちょっと意味深~(;゚∀゚)と思われました?
きゃーーっ、ユノ格好いい(〃゚艸゚)と思われました?
さすがですね、素敵です♪
Aliさん、いつもありがとうございます。



では!←内容が内容なのでさっさと退散(-∀-`;)




※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAli の小部屋』









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