HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSE-告白-23


































「───でも好きなんだ、…チャンミン。」






深く言い聞かせるように囁かれたセリフに、
「…僕も。」
ポツリと言えば、またキスが降ってきた。


触れるだけのキスを数回。
乾いた唇を舌先で濡らすようになぞった。
潤んで熱のともったそれを少しだけ深く啄む。





元カノに会いに来てたわけじゃなかった。
僕とハヌルさんが気になって?
だから、───やっと会えた、だったの?


ねぇ、ユノ。 
あなたの持て余しぎみの独占欲を今は素直に喜んでいいかな?
そのうち向き合わなければならない日がきっとくる。
それまで、…今夜だけでも。






「ハァ、…チャンミナ、なんで煽ってくんの?」
「ユ、…ユノこそ、…!」



壁に凭れ開いた両足で僕を挟むように腰を引き寄せる。
僕の全体重がユノにかかって、僕が押さえつけてるようにも見えた。



「もっとキスしてよ。」
「っ、や、やだ、///」


強請られると途端に恥ずかしくなる。
少し離れたくてユノの顔横に手をつけば、…なんだかコレって、


「ふっ、チャンミンの壁ドン。」
「っ、~~///」



まだユノの暴言を許したわけでも仲直りしたわけでもないのに、もうふざけるユノ。
さらに深く壁に凭れれば完全にユノの目線が下にあって。


「おお、チャンミンの端正な顔に見下ろされるのってドキドキするな?」
「っ、な、///」


ふざけるなと身を捩ってもびくともしない体。
わざとらしく上目遣いで僕を見上げ、
「チャンミンの元カノ、モデルなんだろ。背は高かった?こんくらい?」とか。


「っ、うるさ、…」
「チャンミン。」


ふわりと頬を大きな手が包んだ。
親指の腹で頬骨のあたりを擦るように撫でる。





「おまえ、…男だもんな。嫌だった?女みたいにされるの。」
「っ、…!///」



身体中の血液が一気に集中する。
湯気が出てんじゃないかってくらい熱くて。


憤りとは違う。
僕に何て言わせたいんだよ?と思う。
僕はね、ユノ。
嫌だったら殴って蹴りあげてでも抵抗するよ。


もうとっくに受け入れてる、最初から。
ユノだから。
ユノだけが。
そんな僕の気持ち、少しも感じなかった?




スッと背を伸ばし、もう目線は一緒。 
ぎゅっと頭をもってかれ耳元にユノの息遣いを感じた。



「…でも、もうどうしようもないんだ。」



ため息のような呟きからユノの迷いが伝わる。
男の僕へ持ってしまう独占欲や僕を女のように抱くことに心がついていかれないのは。


ユノ、───あなただから。






「…ユノ、考えすぎです。今は何も考えないで。」
「チャンミナ?」


「そのうち、…望まなくても自然に答えはでるから。」



何か言いかけた唇を塞いで舌を差し入れる。
恋人のキスって言ってくれたよね。
嬉しかったんだ、本当に。


ストーカー気味の好きが、地に根を張るように深く。
たとえ形を変えてもこの想いはずっと続く。
続くんだよ、ユノ。









「な、もっとキスしたい。」
「…今、してる。」


クチュクチュいやらしい音させながら何言ってんだか。


「違う、全身にキスしたい。最後までしないから、…ベッド行こう?」


なんて言われて。
下手な運動よりも余程きついレッスンで身体中が筋肉痛だったけど。
なにより僕ももっとユノに触れたかった。


「…身体中ギシギシ言ってるんだけど?」
「ん、舐めて解してやるよ。」
「…ばか。」







宣言どおり体の隅々まで舐められてキスされた。
時おり行儀の悪い指が後ろへ侵入しようとするのは全力で阻止して。


最初の頃夜中に突然ユノを訪ね、こうして触れ合ったよね。
ユノの指先には何か仕掛けがあるんじゃないかと、そう思ったくらい触れた先から電流が走るように震えた。


今の僕らはお互い感じる場所を熟知していて。
滑らせた指がそこを逃さず愛撫する。
耳朶を甘噛みし脇腹を擦りながらゆっくりと足を絡める。
「っ、ん、…」
ユノの漏らした声に堪らない気持ちになった。



───もっと欲しくて、もっと与えたい。



こんな気持ち、ユノで初めて知ったんだ。








「チャンミナ、…ハヌルさんはあの事知ってるの?」
「…あの事?」


お互い主張するものを擦り合わせるよう体を重ねながら手や口を使って何度か達して。
もう終了とばかりにシーツを巻きつける。
もう少ししたらシャワーを借りて帰ればいい。
そうすれば、すぐに自分のベッドへもぐれる。



「将来の予定、…俺にいちごスムージー作ってくれるんだろ?」
「あー、…」
なんか微妙に話が変わってる気がしないでもないけど。
将来の夢じゃなくて将来の予定って言っちゃうところがユノらしいよなと口元が綻ぶ。



「あの話はユノにしかしてないから、…あまり言いふらさないでよ。」


そう言えば、無言のままシーツごと抱きしめられた。



「っ、ユノ?痛いって、…」
「ん、絶対に言わない。」


噛み合わない会話も何だか甘い。
急に恥ずかしくなってモソモソと体を動かす。
そろそろ帰らなきゃ。
帰ってまたビールを煽りながら溜まったビデオでも観よう。
不安になってる暇なんてないんだ。


起きあがろうと立てた肘をすかさず払われ、ボスンとベッドへ埋まる。
──なんだよ、っ、もう!




「…どうせ明日も会うんだし、…泊まれよ?」
「え?」
「だから、…ここへ泊まったら?」
「は?」


二度も聞き返してしまった。
こんな状況は初めてじゃないのに、ユノが初めてそんなこと言うから。


少しムッとしたユノ。


「っ、…いいから、ここで寝ろ!」


ぼすっと枕へ押しつけられて。
よかった、…にやけた顔を見られずにすんだ。




「あれ、でも明日の午前中って用事があるんじゃ?」


彼女との会話が浮かんで嬉しいくせにそんなことを言ってしまう。


「あ?そうだっけ?」
「ん、…あんたの元カノが言ってた。」


キョトンと僕を見た後、にっと笑って。


「あー、…おまえをここへ泊めるって用事だから、おまえは気にする必要ないよ。」
「は?また勝手に!」


わざとらしく怒る僕の後頭部をぐりぐり押し、
「くっ、また耳がパタパタしてら。」


そう楽しそうに笑った。














※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』











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