HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

Strawberry Candle(3)



















~チャンミンside~










「─────ユンホ‼」




「父さんが俺にあてがった玩具かと思いましたが、・・・あなたの獲物でしたか?」



可笑しくてたまらない、とでもいうように、くくっと肩を竦めて笑う。



途端に無表情になった切れ長の瞳が、


「───来いよ?チャンミン。」


顎をくいっと、合図を送ってきて。



その瞳に吸い込まれるように席を立っていた僕。



「ユンホ、・・笑えない冗談だな。彼に失礼だ、謝りなさい。」



固く口を結んだまま、誰も寄せつけないオーラを放ち、父親を睨みつける人。



「ぼ、僕は気にしてないですから。」


本当の親子なのに、この緊張感はなんだ?


────まるで敵同士だ。



「チャンミンくん、・・ユンホは愛想はないけど、自慢の息子だ。仲良くしてやってくれるかい?」


ふぅ、と、軽いため息をもらし、肩を竦めて苦笑い。


「は、はい‼もちろんです。」


「・・・そうか、ありがとう。では、もう行きなさい。ユンホにこの屋敷のことをいろいろ教えてもらうといい。」



やはり無言のまま、クルッと背を向けて乱暴に扉を開く彼の。


広い背中について行くように部屋を後にした。


────背中ごし、彼の舌打ちを聞きながら。





「あ、あの、・・・ユンホさん?」



「・・・。」



「ユンホさん。」



まったく僕のことなんて眼中にないのか、足早に歩いていく後ろ姿に。


「ユンホさんっ、てば‼」


僕も意地になって呼びかけていた。



ピタリ止まった足音。


「─────なんだよ?」


不機嫌そうに背中を向けたまま、こちらをチラッとも見ようとしないし。



────ちゃんと僕を見て。


なぜか、・・本当に何でか分からないけど、説明のしようがない気持ちが込みあげて。



「このお屋敷に温室がある、って聞きました。連れて行って下さい‼」



無謀なことを口走っていた。



「はぁ?・・・なんで、俺が?」


案の定な、その面倒くさそうな物言いに挫けそうになるけど。


僕はこの無愛想で皮肉やで、そして・・淋しそうな冷たい仮面をつけたこの人と仲良くなりたかった。



「ユンホさんの家でしょう?ほら?行きましょう。僕、温室の話を聞いてから見たくて見たくてしょうがなかったんです!」



─────ゆっくりと振りかえる彼。



さっきまでのオーラはなりをひそめ、・・・怒っているのか、笑っているのか、・・・。




「───────ユノ、って呼べよ。」


それだけ言って、また背を向けどんどん行ってしまった。






















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Comment

point Re: ────ちゃんと僕を見て。

m*****さんと話してると、「あ、それ私も!」って感じることが多々あります(*^^*)

───ちゃんと僕を見て。

確かにスルーしてました(^_^;)
たぶん深い意味はまるでなく、すっかり忘れていた言葉なんですけど。
最後、私が「この文章がこのお話のすべてですね。」って書いたの覚えてますか?
こちらにね、繋がってるように思えて。
よかったね、チャンミン。と思ったのでした。
第三者のようにお話読むのも結構楽しいです!

追伸。アルコール入らなくても、酔っぱらいテンション出せる方でしたね(^w^)ンフフ

2015/04/23 (Thu) 10:17 | m*****様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/04/22 (Wed) 22:56 | # | | 編集 | 返信

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2015/04/22 (Wed) 21:01 | # | | 編集 | 返信

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