HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

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APPLAUSE-告白-47

































───ストーカー気味の好きが、地に根を張るように深く。たとえ形を変えてもこの想いはずっと続く、…続くんだよ、ユノ。









「…駄目だよ、ユノ。」


「っ、どうして、…?」



伏し目がちに言えば、切羽詰まったような掠れた声が降ってくる。




「もう友達なんて無理だ。おまえが誰かに狙われたり、彼女を作るとか、…我慢できない。」



それでもユノ。
それに慣れなきゃ僕らに未来はないって伝えたじゃないか。



「…僕は、平気。」
「…チャンミン?」



「ほら、耳、パタパタしてませんよ?」
おどけるように言って笑った。
この関係こそが僕とユノを結ぶ唯一の道だと思っているから。
それを無くしては傍にいることさえ許されない。



ここでの事は軽い冗談だと。
無理やり蓋をして何もなかったように席へ戻りたかった。


ハヌルさんがいて、ユリさんや彼女がいて。
僕らを取り巻く通常の世界へ。





「彼女、最近元気ありませんよ。…駄目だなぁユノ、男のくせにかよわい女の子泣かせちゃ。」
「おまえさ、どうしてそうサランにこだわるの?」


強く腕を掴まれ視線を感じるけど、見返すことが出来ずうつ向いたまま。




「ユノの部屋は彼女への未練でいっぱいだから。僕に遠慮しないでヨリ戻しちゃえばいいんだよ。そしたら、…忘れますよ、男同士の戯れなんか。」



──ガンッッ!!


トイレ中に響く音。
壁を叩くユノの。


思わずユノを見てしまって、睨むように細めた目線と交差した。





「いいかげんにしろよ?性別を気にしてるのはおまえだろ、チャンミン。」
「……。」



「俺はさ、そういうの吹っ切ったよ。俺はシムチャンミンが好きだ。どんな障害も、飛び越えてみせる。」
「……。」



「──おまえは?チャンミン。」





どれほど望んだか分からない言葉を与えられ、それでも素直に喜べない僕がいた。
僕はユノを信用していないのかもしれない。


ユノと知り合う夢は叶っても、ユノが僕を好きになるなんて不可能だと、




「…友達がいい、…」


頑なに。






小さくため息を吐いて僕の腕を解放する。
自嘲気味に口角をあげ、──なぁ、と。



「俺がサランとヨリを戻しても、本当におまえ、何とも思わねぇの?」
「…どうぞ。」


「サランを抱きしめてキスしてもいいわけ?」
「…別に。」




「あの折れちゃいそうな柔らかい体をむちゃくちゃに抱いて、…セックスしても?」
「……。」






───意地悪だ、ユノは。



体中を重りでぐるぐる巻きにして、深い海に沈められたくらいのショックを受けて。
今すぐユノを蹴飛ばして飛び出したい衝動にかられる。




ぐっと足に力を入れた瞬間、体当たりのように抱きしめてきた体ごと壁にぶつかった。


「痛っ!」
「っ、駄目だ!」


ほぼ同時に発した声。
何が駄目だと言うのか。
それ、僕の台詞じゃないの?と。
ギュッと抱きしめられユノの肩口でやっと息を吸えた。



「駄目、想像もしたくない。俺、おまえがいい。チャンミンとセックスがしたい、すげえ、したい。」





───僕もだよ、と言えたらどんなに楽か。



正直で真っ直ぐなユノ。
多少子供っぽいけどそれすら僕には眩くて。





「…じゃあユノ、どうしてこんなトイレなんかで話すの?普通じゃないって気にしてるからだろ?もうこの話はやめてください。」



一気に言ってユノの肩を押した。
何も言えないユノの脇から外へ出る。



「っ、チャンミナ、…俺は諦めない。」



ユノの声を背中に聞きながら。
戸惑いと憤り、…そして抑えても抑えても湧き上がる嬉しさを胸に抱いて。















※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』












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