HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSE-告白-50





































ユノside







「チャンミナ!俺、おまえが好きだぁーーっ!」






───泣いてる気がして、




荷物を取りに来たサランと歩いていて偶然会った。
よりにもよってと舌打ちしたい気分。
何てことないようにさらりと行ってしまったけど。



誤解、したかもしれない。
サランとやり直せと言われたばかりで。
そんなのチャンミンだって望んじゃいない。
分かっているのにもう一歩踏み出せない俺たち。





不可能と夢叶う。
真っ白な壁、モノトーンのベッドにチェスト。
色のない部屋に色味を添えたそれ。
俺たちの出会いに賭けた薔薇を、チャンミンはもしかしたら足枷にしていたのかもしれない。



夢が叶って不可能を知るとか。
ああ、アイツなら考えそうだと。
何でも小難しく考えるところがあるから。





駄目だよ、チャンミナ。
泣くな、…俺のいないところでひとりで泣くな。


小鳥や木々にだって正々堂々と、俺のまっさらな想いをおまえにあげたい、───。










「ユ、ユノ、…?///」


遠慮がちに掛けられた声で、そう言えばサランが居たのだと思いだした。
サランには悪いけど、チャンミンにだって常連の店の子の前でこんなこと可哀想な気もしたけど。


でも今、言わなきゃいけない気がした。
俺の想いを伝えなきゃならない気がしたんだ。





「えっと、…ごめん、サラン。あそこで真っ赤になって口をパクパクさせてるのが俺の好きな人。」
「え、…あ、表情まではよく見えないけど、…」
「まあ、でも多分そう。」


急なことで居心地悪そうに立つサランへ告白した。
思ったほど驚いた様子でもなく苦笑いで。
「…やっぱりね、…」と呟いた。







目の前のチャンミンはまったく動かない。
距離があるから表情なんてまるで見えないけど。





「チャンミナ!聞こえたか?俺はおまえが好、
「う、う、うるさーーい、あんた何言ってっ///」


もう一度言おうと身を乗り出したのを止められた。
なんだよ、何度だって言いたい気分なのに。
サランだけじゃなく、ユリさんにだって。
そしてハヌルさん、あの人には絶対に。





「コレが俺の綺麗でまっさらな永遠だーっ!」



言葉をかえて腹の底から声をだす。
伝わっただろうか、俺の気持ち。
チャンミンの顔が見たい。
真っ赤になって困ったように眉尻を下げて。
それでも嬉しそうに緩む口元はごまかせなくて。



「っ、ユノの馬鹿ーーーっ!こっ恥ずかしい冗談言うなぁーーっ!///」



っとに、素直じゃないな。


さすがに大声の応酬は近所迷惑だし。
何よりチャンミンに触れたかった。
もっと近くでもっと言い聞かせるように何度でも言いたかった。




「ユノ、私もう行くね。なんかもう恥ずかしくて見てらんないんだけど?///」
呆れたような声が背中から聞こえ。
「うん、ごめん。」と言えば、
「こちらこそ、こんなデレた熱いユノ、すっきりさっぱり諦めがついたわ。」
ため息混じりに言うから何だか笑えた。



玄関ドアが閉まる音を聞いて、最後に、掠れかけた声を絞りだす。


「チャンミナ!そこから動くなよっっ!」










玄関の鍵をかけ走った。
東の棟をまわってチャンミンのもとに。


「ハァハァ、…チャンミナ、…」
全力で走ったから苦しい。
両手を膝につき息を整えながら、やっぱり予想通り真っ赤な顔をしたチャンミンがいた。



「…だからユノは、相手の行動、言葉ひとつひとつに意味があることを考えないって言うんだよ。」
なんてボソッと。



「考えてるからだろ?」
「っ、考えてない!僕がどんな気持ちで友達になりたいって言ったか。どれほどユノの為に、…」


語尾が震えて弱々しく消えていく。
うつ向いてしまったチャンミンの肩をそっと抱きしめ、そのまま大人しく腕のなかに収まったヤツを徐々に強く。




「俺の為にって言うなら、…そばにいろよ。」


ゆっくり後頭部を撫でたらコテンと額を預けて。


「…っ、だから、…友達としてユノの幸せを、って、…」
なんて、まだそんなこと言う。





「チャンミナ。俺はおまえの幸せを願えない。」
「…ユノ?」



「俺がおまえを幸せにするから。…だから、おまえも俺を幸せにして?」
「……。」



「後ろめたい気持ちも同性に対する戸惑いも、…チャンミンだから乗り越えた。おまえを失うこと考えたら、なんだって大したことない。」
「ユノ、…そんなこと言って、後悔するよ?」



ぶわっと大きな眸に水の膜が貼って。
大きく小さく揺れるのを見ていた。



「しないよ、チャンミナ。おまえが一緒なら不可能なんてない。愛してる。」
「…ユノ、…」



ぼろっと遂に零れたしずく。
今まで見たどんな涙よりそれは綺麗で。


「愛してる、チャンミン。」


ほんの少しでも取りこぼさないように、俺のものだと、湧き上がる気持ちを抑え唇で掬いとる。




「──おまえは?チャンミン。」


野球場での会話が頭を掠め、
もう俺を拒まないでくれと、強く願いながら。





「僕は、…僕なんて、もうとっくに、」
「…チャンミナ?」






「っ、……、///」
「なに?…っ、言えよ、チャンミナ、」





一筋の糸が頬を伝って口元へ道筋を変えたのを。




「僕の方が、…」




───ずっと、もっと、…愛してる。





震える唇ごと包み、深く呆れるほど長く重ね合い、境界線が溶けていくのを感じていた。














*********************

おはようございます、えりんぎです。
お友達ブロガー様に「王道、王道(*≧艸≦)」って笑われてそうな展開になってます。
ユノの「俺は絶好調だーーっ!」的にお読みください~( ̄∇ ̄*)ゞ



Aliさん画像がむっちゃ幸せそうな画像に変わりました!
本当に私の話にぴったりの画像をうっとりするほど素敵に作っていただいて感謝感謝です。


そしてお知らせです。
コチラのお友達編、あと3話で終わります。
本来ならその後ちょこっと纏めて完結になるところですが、徒然なるままに萌えるだらだら話のためもう少し続きます。
ただ私のリアル生活が限界になってまして、暫く更新を休止させていただきます。
再開のめどはたってません。
気づいたら54話から始まってると思います。
その時はまた読んでやってください(#^.^#)



公開するのを迷うくらいどうしようもない話のつもりでしたが、たくさんの拍手や驚きのランキング(〃゚艸゚)
いつも応援、ありがとうございます♪






※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』











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