HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSE-告白-54






































───チャンミナは相変わらずだな。素直じゃないのに正直。



そう言ったのはユノだったけど、




「本当に正直なヤツだな、チャンミナは。」
と言ったのはハヌルさんだった。




「なんの話ですか?」
とぼけたフリして珈琲に口をつける。
ハヌルさんの言いたいことが手に取るように分かるけど。
お、当たりです!なんて気軽に言えるものでもなくて。



「っ、あ、…!」
手にしてた雑誌を取りあげポイと反対側へ置く。
っもう、ハヌルさんはいつもこうなんだ。



「あのさ、いっときの恋愛を選んじゃった?」
「…だから、なんの話か、…」


あれからすぐ部署異動になったユノはほとんどカフェに顔を出さなくなっていた。
営業部から本来専門である設計部へ。
営業の広い知識を身につけての設計部異動は将来上に立つ者への期待のように思えたし、実際ユノはどんどん忙しくなっていった。



「チャンミナの色艶が半端ないって話だけど?」
「っ、な、///」



彼女がユノと僕のことを誰かに話すこともなく。
ユノが姿を見せないのもあって、ハヌルさんのなかで遊園地でのことは終わったものだと思っていた。



「で、今日はどっかで待ち合わせなわけ?」
「は?ど、どうして!///」



チラッと僕を見て、ニヤリと。
「周りを気にせずニヤニヤとスマホ覗いてるチャンミナが悪い。」
「え?///」
「俺も行く。」
「はぁ?///」


どうしても一緒に行くと言い張って、事務所の先輩だし、普段お世話になってるし、そこまで無下には出来ず。













「おぅ、久しぶりだな、ユノさん。」
僕より前を歩きニッコリ親しげに声をかけるハヌルさんと。



「───どうも。」
僕を見つけ嬉しそうに笑った顔が一瞬で強ばったユノのご対面になってしまった。







『いつもの時間にいつもの場所で』
決まり文句のように入った文字をどうしていつまでも開きっぱなしで見ていたのか悔やまれる。
でもこうなったものは仕方ない。
早々にお開きにしてしまおうと意気込んで店に向かった。
いつものビールバー。
あれから月に数回通うようになった。
世界中のビールと旨い飯の店はユノの言う通りで、僕のお気に入りの店になったんだ。



いつもの一番奥まったボックス席へ向かって。
先に来ていたユノがテーブルに置いたスマホから顔をあげる。
ユノはどんなに疲れていてもそれをあまり表に出さない。
急に部屋へ押しかけたっていつも笑って迎えてくれる。
だから僕はどんどん甘えてしまうんだ。
今だって、ほら。
僕を視界に捉え、緩くカーブを描く眸に綺麗に持ちあがる口角、僕の大好きな。



それが一瞬でへの字に曲がったのはハヌルさんのせいに他ならない。



それにタイミングも悪かった。
ソファータイプの座席の真ん中に座っていたユノ。
その向かいにハヌルさんが座る。
ぐっと奥へ移動して、その隣をポンとたたくから。
「あ、…」
「……。」
ついハヌルさんの隣に座ってしまったのが大失敗だった。




シーンと嫌な沈黙。
ユノが全身から怒りのオーラを発散しだした。
実はあっさり塩味のお人好しな爽やかイケメンは、相当な独占欲を隠し持っていたんだ。



「え~っと、…」
一旦座ってしまったらきっかけもなく移動するのはおかしいし。
そうかといって、このままハヌルさんの隣でユノの冷たい視線を浴びるのも嫌だ。
なにより僕がユノの隣に行きたかった。
ハヌルさんが一緒に来たメリットはユノの隣に座っても変じゃないことだって、ついさっきまで考えていたのに。
1週間ぶりに会うユノをより近くで補充できる、ありがとうハヌルさん!とまで思っていたのに。




そんなことをぐるぐる考えていたら、「クスッ」と隣から。
ハヌルさんがイスをポンポンなんてするから、つられちゃったんだろ?と軽く睨む僕へ今度は盛大に笑って肩を組んできた。




───ガタッ、


立ち上がったのはユノ。




だよね、嫌だよね。
これ、僕なら絶対嫌だし。




無言のまま一歩踏みだすから、帰るつもり?と焦る僕の腕をいきなり掴む。



「チャンミナ、場所間違えてる。」
堂々と、さも当然のように。


「あ、…ごめん。」
なんて僕の返事もマヌケだけど。


そのまま引っ張られユノの隣、奥へ入れられる。
呆気にとられ、その様子を見てるだけのハヌルさん。
「あー、…間違いなんだ、…」
ボソッとした呟きへ。



「はい、もう俺のものなんで。」
なんて。


ちょっと待て。
別に隠すつもりじゃないけど、ハヌルさん達には敢えて言ってないって話したよね?
「サランのこともあったし、それがいいな。」
とか、言ったのユノだよね?



言葉につまった僕の隣でスマホが鳴った。
いつもと音が違う。
仕事用とプライベート用、2台持ちのユノ。
どうやら仕事用の電話らしく、ゴメンと合図しながら慌ただしく店の外へ行ってしまった。




爆弾発言だけ置き去りのまま。







 





*********************


おはようございます、えりんぎです。
お久しぶりです(#^.^#)


久しぶりすぎて忘れちゃってるかもしれませんが、相変わらず勝手に萌えた日常話になってます。


引き続きAliさんに画像をお願いしています。
ビールうんちくを語るチャンミンとうんうんと嬉しそうに聞き入るユノですね。




前話にはビックリするほど拍手いただいており感激です~
またしばらくお付きあいください。
いつもありがとうございます(〃∇〃)







※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』










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