HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSE-告白-60




































「じいちゃんがさ、おまえに会いたいって。」



朝っぱらから寝起きでいきなり言われ、何のことかと暫く呆けてしまった。




「…は?」
たっぶり5秒はかかって返した返事がこれで。


「だからさ、じいちゃんが、…
「ちょっと待て!な、なんの話?///」


まるで彼女を友達に紹介しますくらい軽く言われ、しかもじいちゃんってユノの会社の会長じゃないか。




朝、なんとなく同時に目が覚めて。
昨夜はお互い抜きあっただけだから、物足りなさはあっても体はうんと楽だった。
スッキリ爽快と言ってもいいくらい。
ユノの顔へ腕を伸ばす。
手のひらで頬を撫でて綺麗な鼻梁を指でなぞった。
むにむにと触り心地のいい唇。
うつ伏せで腕だけ伸ばして夢うつつでユノを感じる。


「チャンミナぁ、…くすぐったい、」
されるがままだったユノもさすがに苦笑いで。
「ん、…も少し。」
「おまえ、…ホント俺の顔触るの好きな?」
困った顔も嬉しそうに見えるのは僕だけかな。



それには答えず笑ったまま、もう少しだけとユノの顔をいじり続けた。
「あー、っもう!」とさすがに手を外され、
「今度は俺の番。」なんて体をひっくり返された。


額にかかる前髪をはらって柔らかいユノの。
そして瞼に、頬に。
勿体ぶったように、やっと唇へ。
クチュクチュわざと聞こえるような。
「っ、ユノ、…もう、駄目、…」
言いながら引き寄せるように腕を回したり。



だって、キスしたい。
ずっと許されるだけ、ユノを感じていたいんだ。








なんて甘い時間を過ごしていたというのにユノからの急な提案。
いきなりユノの親族に会うとか、…ありえないんだけど。




「じいちゃんが友達からカフェを譲り受けたらしくて、任せられる人間をさがしてるんだ。」
「……。」
「見てきたけど立地条件もいいし結構広い。内装はいくらでも手直しできるし。」
「……。」
「どう?おまえの夢の第一歩、…やってみないか?」



僕の頬を包み自分のことのように目をきらきらさせて。
だけど僕は突然すぎてまったくついていけなかった。



「そんな、…ユノのお祖父さんにお世話になるなんて、…無理、…駄目に決まってるじゃないですか。」


僕らはまだ始まったばかりで。
お互い性別を超えて好きなんだと認めたばかり。
すでに妹が花屋を継ぎネット販売にまで手を広げて、長男と言えど「好きに生きていいよ。」なんて言われてる僕とは大違いのユノんち。


どうしたって気になるユノの家族への申し訳なさを、さらに上塗りしてどうするつもりだよ?
そんな僕の気持ちなんてお構いなし。


「だぁい丈夫!簡単に話してあるから。」
なんて意気揚々と言ってくるから更に固まる。




「は?…簡単にって、…」
「ん、恋人だって言った。」
「は、はぁ?恋人ってあんた、…男同士なのに!」
「だからだろ?男同士で結婚は出来ないかもしれないから一生の恋人だって言ってやった。」


「っ、え、えぇぇ?///」



クラクラする。
目眩で倒れそうだ。
ついこの間までの迷いはなんだったのか。
境界線が消えた途端どんどん侵略してくるこの感じ。



「ユノ、…極端すぎ、…」



パタンとうつ伏せて枕に顔を埋める。
呆れて脱力して、暫くユノの顔なんて見たくない。


「…チャンミン?」
「……。」
「なあ、チャンミナ。」
「……。」


顔見たくないんだってば。


うつ伏せシーツから覗く肩へそっと触れるユノ。
でも僕は知らんぷり。
ぎゅっと目をつむって無視をきめこむ。



すりすりと肩から二の腕を撫ではじめ、
「チャンミナぁ~!」
なんて歌うように呼ばれ、


はむっと耳たぶを食べられた。


「なぁにニヤけてんだよ?耳も真っ赤。っとに正直なヤツ。」とか。





「っ、な、な、…ニヤけてなんかっ、…!!///」



振り向きざま振り上げたこぶしは軽々と受けとめられ、目の前には僕より数倍ニヤけた顔。
朝の光を浴びて輝くような極上の。








モデルの仕事にやりがいがでてきて。
今すぐカフェを持つ夢を実現する気はなかった。
まだ中途半端な気がして。
僕もユノのようにモデルの仕事を誇らしげに話したかったんだ。




これから起こる問題を何とか乗り越えてでも。












※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』















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