HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSE-告白-65

































「お願いっっ!」





両手を合わせ肩を竦めながら。
綺麗な人は何しても様になるなぁ、なんて遠巻きに見てたつもりが。


「…わかった。チャンミナ、おまえに頼むな。」
「はい?」


ユリさんとハヌルさん、2人だけの話だと思ってよく聞いてなかった。
頼むなと言われても何を頼まれたか分かんないから答えようがないんだけど?


「ありがとーーっ、チャンミナ、あのね、」
「え、っちょ、ユリさん!」


もう頼まれた前提の話は予想通り僕の不得意分野で、断ろうとしても今回だけ!と縋るように頼まれれば無下にはできない。


事の発端は最近カフェの常連になったセギュンさんという老人だった。
いや、老人と言うにはあまりに若い。
毎日のように顔を合わすから挨拶程度はするようになったけど、年齢を聞いて思わずハヌルさんと顔を見合わせたほど。
いつもジーンズにTシャツでジャケットを羽織っていたりいなかったり。
相当鍛えてるのだと思う。
そうでなければあんな体型は維持できないと僕の憧れでもあった。


「若い女性の友人が多いからね、気だけ若いんだよ。」
なんて笑うセギュンさんは、かなりモテモテ人生を歩んできたことと思う。
奥さんも結構泣かされたかもしれない。


その罪滅ぼしのつもりか、結婚記念日に奥さんへ100本の薔薇を贈りたいと相談してきたらしい。
セギュンさんの依頼は自分で渡すのが恥ずかしいので宅配してほしいということ、その際ユリさんから口頭でメッセージを伝えてほしいことだった。
それは少し前の話で大成功だったと聞いた。




そこまではいい。
常連さんへの特別サービスで終わらせればよかったのに。
「本人にかわって花束のプレゼントと一緒にメッセージを口頭で届けるサービス、どう?やってみたら?」
なんてセギュンさんに余計なこと言われその気になったユリさん。



『特別な方へ花束と一緒に声のメッセージをお届けします。』



そんなポップがあちらこちらに貼られるようになった。
そして今回の頼みというのが。



「僕、うまくやれるか自信ないですし。」
「大丈夫よぅ~、だってメッセンジャーをイケメンの男性でって依頼されたらあなた達しか頼める人いないじゃない?」
「そんな、…」


僕もハヌルさんもここの店員じゃないんだからとは言えず。
珈琲チケットの綴りをぎゅっと握らせニッコリ笑うユリさんへ逆らうこともできない。


「親友が大失恋したから花束とメッセージで励ましたいなんて泣かせる友情物語じゃないか、なあ、チャンミナ。」
「そーよぅ、それでメッセンジャーのチャンミナと相手の子が運命的出会いだったりしたらドラマティックなのに。」
「そうそう、だから俺じゃ駄目なの、チャンミナじゃないとな?」


妙なところでいつも気が合う2人。
それにハヌルさんは完全に遊んでるな。


「チャンミナもふらふらしてないで早く恋人を作んなきゃ!」
なんて言ってるユリさんだけ僕とユノのことを知らない。
カウンターの端ではユノの元カノが吹き出しそうに笑いを堪えてるし、ハヌルさんに至っては何が楽しいんだか満面の笑みで演技がかった台詞を吐いて。


「っ、…手伝うのはこれきりですからね!」


そう言ったはずの僕なのに。







「ね、チャンミナぁ、またお願いできる?」

「っもう、…しょうがないなあ。」



元々、花が好きで。
花言葉にのせた想いを女々しくも伝えたりした僕だから。
「チャンミナ、結構好きでしょ!こういうの。」
ふふ、と満足げに笑うユリさんをよそに。
想いをこめた花とそれを彩る小花たちを前に嬉しそうに綻ぶ笑顔を見て、心のこもったメッセージを伝える。
恥ずかしいのは最初だけで慣れれば幸せのお裾分けをしてもらってるようだった。




ただ僕が呼ばれるのは失恋したり落ち込んだ女性を励ます為のプレゼントであることが多く。


───コレって、ユノ的にはどうなんだろ?


そう思うならさっさと聞けばいいのに、なかなか聞けない僕がいた。














*********************


おはようございます、えりんぎです。
Aliさんの画像がかわりました(#^.^#)
メッセージつきの花束を渡してるところでしょうか?
可愛い2人です。
勝手に暴露しちゃいますが、
「いつもの画像とチャンミンの髪の毛の長さが違うんですけど~、いいですか?」というLINEをいただきまして。
「ユノは髪型どころか髪の色も毎回違いますよ~。さすがチャミペン!」と返した私( ̄∇ ̄*)ゞ
あ、ユノは表情重視なんですって。
それはそれは秀逸ですもんね~(〃∇〃)
球場画像の切なく愛おしいものを見つめる表情!ウットリしましたもん。
ということで、よろしくお願いしま~す♪



いつも拍手やポチっとありがとうございます。








※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』















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