HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

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APPLAUSE-告白-67


































内心シマッタと舌打ちしてるであろうユノ。
けどこの人のハヌルさんへ対する対抗心は相当なものだから。


「ああ、ちょうどよかった。」
なんて余裕綽々に口角をあげる。


「チャンミナぁ、移動しな。」と先ずは僕へ指示して腰を浮かせたところを性急に引っ張られた。
自分も立って僕を壁際へ押し込む。
「相変わらずだなぁ、」と苦笑いのハヌルさんへぽってりと色っぽくも可愛いい唇を突きだし。
「ハヌルさん、反則技使ったから今夜は奢り返しです。」とか。


「は?俺、なんかやった?」
不思議そうにしてるハヌルさん。
僕も何のことだか。
「ハヌルさんの言葉は説得力があるって言ったでしょ。最近、チャンミンの様子がおかしいんですよ。何か言いました?」
え、…とユノの横顔に視線をむけた。
さっきまでの冗談っぼさはなくなり真剣な表情。
つんとした鼻から顎への繊細なラインとしっかり結んだ口元がともすれば冷淡な印象さえ与える横顔。



「…なんだろ?記憶にないな。」
うっすらと笑みを浮かべるハヌルさんには本当に覚えのないことだと思う。






もし僕の様子が変なのだとしたら、その原因はイ・ダル、───ヤツにあるのだから。


写真集の話はヤツと社長の間でどんどん進められ、余裕をもって撮影したいと1週間埋めたスケジュールは来週に迫っていた。
これまでヤツに会ったのは名刺を叩きつけた日から2度ほど。
フザケてる。
こちらは仕事だからと無理矢理のっけた愛想笑いで強張った体を悟られないよう必死なのに。


「俺、ずっとチャンミナのファンだったんですよ。いつか本物をこの手で撮りたいって、夢が叶いました。」
それほど有名モデルでもない僕へ対してイヤミか?ってほど歯の浮くような台詞を並べる。
うんうんと頷く社長はたいそうご満悦そうだが僕は気味が悪い。
2人きりになると途端に発散する色気は最小限にとどめ、育ちのいい好青年風を装うのもやっぱり気味が悪い。



「撮影まで半月もないけど、体重、…落としますか?」
「別にいーよ。チャンミナであれば何だっていい。」
「……、筋トレをやめて柔らかいラインを作った方がいいですか?」
「だから、チャンミナのままでいいんだって!」
「っ、ふざけるな!」



アハハと笑うヤツを睨みつける。
こういう会話は社長が席を外した2人きりの時。
坊っちゃんのヤツは遊び半分かもしれないけど、僕は仕事に手抜きをしたくない。
そうハヌルさんにも教えられてきたんだ。



「…ふざけてない。毎日毎晩、シムチャンミンを思い描いてる。どうしたら本物の美しさを瑞々しいまま切り取ることができるか。」
「……。」
「最高の仕事をするよ。チャンミナの代表作になるような。」
「あ、ダルさ、…」


───だから、抱かせて?



真剣な口調が最後はニヤリと口端をあげて。
途中聞き入ってた僕は思わず赤面してしまいヤツを喜ばせることになる。






「僕は貴方が苦手です。」
そう言えば、
「それは、《好き》ってことと同義語だよ。チャンミナ、俺も好きだ。」
なんて堂々と。


ゾワリと背筋に冷たい感触、───これほど他人に嫌悪感を抱いたのは初めてだった。









「あー、違う違う俺じゃねえよ、ソレ。チャンミナ、あれだろ、今度の写真集のさ。」
突然思いだしたようにハヌルさんが言う。
僕も、隠すことではないから。
「写真集の仕事、ユノにも話したよね。そのカメラマンが苦手なタイプで、それがちょっとストレスなだけです。」と。


「…カメラマン?」
「ん、…僕には理解できない人だから、一緒に仕事するのに不安で。」
「そう、…めずらしいな、おまえがそこまで言うの。」
含んだようなユノの物言い。
でも僕も言えなかった、──ユノの面識ある人だとは。





「まあ、チャンミナの不安は置いといて腕は確かだし、いい男なんだよな。」
また余計なことをと、微妙な風が吹いたところで賑やかな声が近づく。
ユリさんと彼女だった。
「おまたせぇ~!」とまだ飲んでもいないのにご機嫌でハヌルさんの隣に座る。
彼女はちょっと迷ってユノの隣ではなくユリさんの隣へ。
チラッと僕を見てニコリと笑った。














※タイトル画、バナー画像をAliさんよりいただいてます『ホミンを愛でるAliの小部屋』















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