HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

キスは1日3回-14




































「僕は今、猛烈にマヨネーズを見直してます!」


自社の主力商品を侮ってたのか?と聞きたくなるような発言しながら興奮ぎみにフライパンを振るチャンミン。
どうやら先輩にマヨネーズとご飯を混ぜて炒めるとパラパラのチャーハンができると聞いてきたらしい。



寒いから外へ出たくないというチャンミンとまったりDVD鑑賞の休日だった。
不思議なものでチャンミンとこういう関係になってから自然に手が伸びるのが恋愛ものだったりして。
無意識にチャンミンをソノ気にさせようとしてるのか?
俺はもっとストレートな人間だったのにと、臆病な自分に腹が立つ。
でももっと臆病なのがチャンミンで、大きな眸が所在なさげに揺れて俺の動きに体を固くするのを出来れば見たくない。



チャンミンも納得して受け入れてほしい。
一緒に前へ進みたいんだ。






と言うのは簡単だけど、理性と本能は時として相反するものだ。






「わぁ、ヒョン~、ちょっと来て!」
キッチンから大声で呼ばれ何事かと行ってみれば、あと少しのところでマヨネーズが足りないらしい。
新しいのを出せということか。
「コレ、最後まで使いきる方法聞いたんだよね。」
得意気に、ぷぅと空気を入れる。
「わ、いいってヒョン。後から僕がするから。」
なんだよ?信用ないな、とチャンミンは無視。
「こうやってさ、振ればいいんだろ?」
底を持ち手にぶんぶん思いきり振ってみれば、



「…あ、…」
「わぁぁ~、…やっぱり、…」


中途半端に閉めた蓋が勢いよく開いて。
ついでにマヨネーズまで勢いよくビュッと飛んだ。


飛んだ先は運悪くチャンミンの手の甲から手首にかけて。
床に飛ばなくてよかったな、なんて言おうものなら更に怒りが恐いからここは素直に謝ろうと、


「あー、ごめ、…」
無惨に飛び散ったチューブからチラッと視線をあげた俺が悪いのか。
視界に入ってきたのは、ペロリ手首に舌を這わすチャンミンで。
いや、ペロリというより、…ツゥーーッ、か?


とにかくイヤラシくて、
「チャ、チャンミナ、…」
ゴクリと盛大になった喉も気にせず、ふつふつと溜まりに溜まり押さえつけられたマグマが噴火したような。





「ぅわ、っ、ヒョ、…んっっ!」
「ん、…っ、」


コンロのスイッチを切る理性くらいは残していた自分を褒めてやりたい。
突然襲われ固まるチャンミンを壁に押しつけた。
キスしようと近づけた顔をめずらしく俊敏な手に阻まれ。
予想してた頭突きはぎりぎり避けて、その頭ごと両手で挟み今度こそ口付ける。



深く食らって舌を捩じ込む。
苦しそうにもがくチャンミンが可哀想だけど、どうにも止まらなくて。
血が沸騰したように身体中が熱い。
いっそ舌を噛んででも止めてくれたらいいと、そう思うほど自分自身が制御不能だった。




「や、…っ、ヒョ、…」
何度も角度を変え、息継ぎのたびに漏れる声すら興奮材料にしかならず。
「ん、…チャンミ…ナ、」
パンパンに主張するソコは痛いくらいで、思考回路はすべてソコへ集中しちゃってるのかってほど何も考えられない。




ネルシャツの上にパーカーを羽織ったチャンミン。
脱がせにくいなと一瞬よぎったものの冬だからしょうがない。
パーカーのファスナーを一気に下げ、ネルシャツのボタンを外していく。
焦ってるからか上手く外せず、引きちぎる勢いで外せば本当に弾け飛んだ。
「ああヒョン、な、何するんですか?」
青くなったのはチャンミンで、そんなにこのシャツ気に入ってた?縫ってやる、縫えなきゃ買ってやるから、そう心のなかで呟きつつ手は緩めず。




ぐっと、俺の手に重ねてきたチャンミンの手。
それは驚くほど冷たくて。
「チャンミナ?」
泣きそうなほど頼りない顔して。
「なに、…してるんですか?」
小さく小さく言うから。



「脱がせてる。」
「っ、だから、…///」



だってチャンミナ、もっと知りたい。
会社で見かけるちょっとすました顔じゃなくて。
同僚とふざける少年っぽい顔でもなくて。
俺だけに見せる顔を、


「なぁ、見せて?」
「な、な、なにを?///」
「裸。」
「っ、はあ?///」


状況的にどうみても脱がせてるわけだからチャンミンだってわかってるはずなのに、それでも確認するように聞いてくる。
言葉にすればしただけ赤くなって、いじめてるつもりはないのに寄せた眉がどんどん下がっていった。



「ダメ、…ですよヒョン。こんなことしちゃダメだ。ヒョンとのキスは好きだけど、…それ以上は、…。僕の裸なんて貴方と一緒だ。見る価値なんてないから、…お願いだから、も、…勘弁して、…」





消え入りそうな声が、押しつけられた俺の肩で完全に消えて、あとは震える嗚咽に変わった。






───すぅ、…と、ゆっくり息を吸いこむ。


そのまま同じだけゆっくり吐いた。





「…嫌いに、…なった?」
ポツリと、肩先でくぐもってよく聞こえない。
俺のはため息とかそんなんじゃなく、消化しきれない熱を散らしてるだけで。


「まさか。」
そんなに嫌ならこれ以上できるわけない。
もともと俺だけが好きだった。
チャンミンが積極的に望んだ関係じゃない。


それなのに、





「僕は、ユノヒョンが好き、…です。」




初めて言ってくれた言葉が今なんて、


───ズルいよ、チャンミナ。















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