HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

キスは1日3回-SS **ユノヒョンの風邪。後日談*前



































チャンミンside




「シムくん、行くよ!」
「は、はい。」



相変わらず先輩は僕を飲みに誘う。
今夜は僕の風邪が治ったお祝いらしい。
要は適当な理由さえあれば何でもいいんだと思う。



「シムくんの後輩くん、すっごく心配してたわよ。チャンミンさんは細くて儚げだから大丈夫でしょうか?って。こ~んなに大食いなのにね。」
「失礼だなぁ先輩。先輩だって、」
「はぁ?」
「あ、いえ。」


大食いなのはお互い様だと思う。
しかも先輩は大酒飲みでもあるから大概なのに。


「私は嗜む程度だからいいのよ。それよりシムくんが休んでる間、後輩くんの質問攻めにはまいったわ。」
人って自分のことはあまり見えない生き物らしい。
「そうですかスミマセン。でも仕事内容は先輩に聞いたほうが勉強になるし彼にはラッキーでしたよね。」



「あー、違う違う!仕事じゃなくって、シムくんのプライベートに対しての質問。恋人はいるのかとか好きなタイプとか。知らないっつのね~。」
先輩の意味深な言い方に、男同士で何言ってるんですかと抗議したいが色々バレてるこの人にはどうも言いにくくて。


「や、…あの、先輩、…それは、」
しどろもどろに言いながら口元へ運んだビールがヒョイと僕の手から消えた。
「…へ?」
「おいおい、何ソレ?」



「あら、来たの?」
「呼んだんだろうが。」
余程喉が渇いてるのか、ゴクゴクと得意じゃないビールを飲み干す、…むっとした、ヒョン。


ドスンと乱暴に座り、またしても暑そうにネクタイを緩める。
ネクタイに引っ掛けた指も、ぴったり首を覆うシャツのボタンを外す指も、本当に色っぽくて目のやり場に困る。
というひとりで照れてる僕を置き去りにヒョンと先輩は相変わらず白熱していた。



「後輩くん、結構いい男なのよ~。シムくんも罪な男だわ。周りにこ~んな美人がいるってのにさ。」
「だからさ、その後輩ってマジでチャンミナを狙ってるわけ?」
「さあね、自分で聞けば?」
「聞けるかよ!」


ユノさんピ~ンチ!などとケラケラ笑い完全に遊んでる先輩と、冗談が通じずこめかみがピクピクしだしたヒョン。



あ~、…コレ、僕にとって最悪のパターンだ、と気が重くなる。



後輩は懐いてくれて可愛い。
けど、だからと言ってすぐ色恋に結びつけるのは違うのに。
同性にキスしたいとか、そんなざらにあるものじゃない。
僕だって相手がユノヒョンだからであって、…きっとヒョンも。




「あのさ、チャンミナにはアツアツの恋人がいるって言い聞かせといてよ。無駄な横恋慕はやめておけってさ。」
「あ、あのねヒョン。先輩が面白がって大袈裟に言ってるけど、そんな素振り全然ないですから。誤解ですって。」
「あら、分かんないわよ~!真剣な目して、チャンミンさんって男性なのに綺麗ですよねって言われちゃったし。」
「……。」
「ちょ、っ、せんぱ、…!」



「冷静だから冷たい人かと思ったけど、たまにむちゃくちゃ可愛かったりしません?とか、もう私、聞いてて恥ずかしかったもの~っ!///」





───もう、先輩、……っ、




ガタンと、椅子を引いた音。



注文すらしてないのに、…これってアリなのか?



「帰る。」
完全に怒ってるっぽいヒョン。
嫉妬深さは相当だと思う。
「もう帰っちゃうのぉ?」
ニヤニヤしながら面白くってたまんないって顔。
先輩の意地悪さも相当だ。



「え、ヒョン、帰っちゃうんですか?」
立ち上がったヒョンと目が合って、
「お前もだ。」
思いきり腕を引かれたら縺れた足が椅子を引っ掛け倒してしまいそうで。
「っ、ヒョンっっ!」
睨みつける僕なんて視界に入らず、まるで余裕のない人。



じゃあね~!と手を振る先輩にぺこっと合図して仕方ないからヒョンの言うがまま。
至れり尽くせりの優しい兄なユノヒョンもいいけど、こんな独占欲丸出しの雄なユノヒョンもいいから僕も大概だ。






なんて、呑気に納得してる場合じゃなかった。








「っ、んん、…!///」


当然のように促されたユノヒョンちの玄関先。
ドアが閉まる音と同時に施錠して、ドアを背にしたままヒョンのキスを受ける。


帰るまでほとんど会話もなく、それが急に深いキスとか本当は嫌だけど。
何度も角度を変え、舌を誘う。
おずおず触れた舌先を絡めとられ、貪るように止まらない口づけ。


「チャンミナ、…ん、…ハァ、チャンミナ、…」


繰り返し名前をよぶ人。
永遠に続きそうな長いキスの合間に飽きもせず。
どんどん熱くなる体は僕だけじゃないって思うのに、キス以外まったく触れてこない。


「っ、ヒョ、…部屋、入ろ、…?」
「ん、」


小さく頷いて、またキス。
唇から這うように頬を、目尻で止まって含むように睫毛を舐められたら堪らなくなる。


「ヒョン、…やだ、」
「ん、…可愛い、チャンミナ、…」




ああ、聞いちゃいない。


なかなか靴を脱ごうとしないヒョンにつき合って、狭い玄関で気が遠くなるほどキスをし続けた。
ここは会社の独身寮で。
何度かドアの外から足音が聞こえた。
近づき去っていく足音を心臓が止まるほどドキドキしながら聞いてる僕。
そんなときは削がれる意識を戻すようキスへ集中するヒョンがいて、ヒョンの気の大きさにもビックリする。 




「…もっと、舌、出して?」
「ん、…ゃ、もう、…ヒョンってば、」


チュッと舌を吸われ、ねっとり掬われ、
全身から汗がふきだすほど熱い、興奮して熱い。
もっと触ってほしいのに。
こんな集中できない場所じゃなく、シャワー浴びてちゃんとベッドで。



何度も仕草で目線で訴えてるのに、いっこうに動こうとしない。
口元も、顎も、お互いの唾液でベタついて、それでも続く長い長いキス。


ヒョンの愛撫を欲して全身がぞわぞわする。
こもった熱が解放されるのを待ってるのに。
太ももに腰に、かすって当たるヒョンのが大層なことになってるじゃないか。
もちろんそれは、…僕も一緒で。




ブルッと震え折れた膝をヒョンに支えられた。
あぶない、もう少しでイキそうだったと思えば気持ちいいを通り越して苦しくなってきて。



「……ユノヒョン、…」


もう涙目になってたかもしれない。


「チャンミナ、…シャワー浴びよっか。」



そう笑ったヒョンの笑顔が、
…なんだかとても意地悪で。





────もしかして、…コレ?




悪いのは先輩なのに、と。
どうにも納得できない思いと、キスだけでイキそうなほど昂った身体。



最悪のパターンがやってきた、───。














*********************


おはようございます、えりんぎです。



明日は鍵つきになります。
苦手な方はお避けくださいねぇ~


ああ、またユノヒョンが残念になってしまった。。。(;-_-) =3 フゥ


ひたすら格好いいユノが好きな方もお避けください~。。(*-∀-*)ゞエヘヘ




では!









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