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HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

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Baby don't cry15


































──明日は休みだろ。今夜ラストであがったら来いよ。



その電話を受けながら、僕はユノさんがしっかりシフトを把握してると確信した。


やはり僕が翌日早朝出勤なのを知っていてわざとドーナツトレーニングを指定していたのだ。
それは僕をマンションへ呼び寄せたいとしか思えないし、そう思いたい僕がいる。
ヨネさんが言っていた、僕を弟のようにというのはあながち間違いじゃないかもしれない。



でも、ユノさん。
僕はあなたを兄のようには思えないよ。
おそらく調査済みであろう僕の経歴で同情もされたくない。
薄ぼんやりと形を成した想いは仕事上邪魔になるだけだから、このさき一生口にすることはないだろう。
僕だってこれまで恋愛のひとつやふたつ経験してきて、その人の仕草ひとつひとつに目がいってしまったり、逢いたくてたまらない夜を過ごしたり、そんなのいくらだってある。


ただ、相手が悪い。
いやいや、これは僕の盛大な勘違いだと思おうとしたし、現に今も思ってる。


若くして社長という重責を背負い、それに負けない堂々とした振るまい。
豪華なマンションに住み、車だって高級車だ。
女性がねだればどんな高価なプレゼントだって眉ひとつ動かさず買い与えてやれるだろう。
男なら誰だって憧れるステータスだ。




「どうした?お前が好きなビールや飲みたがってるワインも揃えてある。俺の帰りが遅れたら先にやってていいぞ。つまみはヨネさんが用意してくれてるからな。」



それなのに僕の心を動かすのはその完璧さじゃなく。
傲慢さの先にある小さな心遣いだったり。
疲れたと時おり吐く弱音だったり。
不器用さを悔しがる負けん気の強さだったり。
隠そうとしない僕へ向けるえこひいきだったり。



「チャンミナ?なぜ黙ってる、…今夜、来るだろう?」



ソジュンがそう言えばよく愚痴ってる。
たまについでのようにショップへ顔をだすユノさんがひと通り店内をチェックし形式的に売上表を確認したあと、必ず聞くのは僕のことだって。
ビールが好きとか飲んでみたいワインの銘柄とか、ユノさん、それソジュンから聞いたんだろ?



「あ、…はい、もちろん。おいしいお酒をご馳走してもらえるならどこへでもいきますよ。」
「ふ、食いしん坊に全部飲み食いされる前には帰るからな。」
「別にいいです、僕ひとりで。なんなら会社で寝泊まりして仕事してきてくださいよ。」
「 そうはさせるか。」
スマホの向こうでユノさんが小さく笑う。
ショップのオーナー相手にこんな口の利き方するのは僕くらいだろう。
ソジュンはいつもヒヤヒヤしてるし、ソンミさんは常に苦笑いだ。




「嘘です。ずっと待ってますから、…」
でもあの2人は知らない。
たまに聞こえないくらいの声で付け足すつぶやきが実は僕の本音で。
「ああ、待ってろ。」
それが分かるのか、ユノさんの返事にもふざけた様子などなく、低い声が諭すような真剣味を帯びている。
だから勘違いしてしまうのだと言いたいところを僕はぐっとこらえる。
これはいくら本音だろうが決して言っちゃいけないことなんだ。











店のポーター作業を終え、バイトの子が着替えてる間にレジ締めの確認をする。
例えばここがショッピングモール内のショップだと退館時間が厳しく決められているからそうそうのんびりはしていられない。
その点独立店舗のここは何時までいようが問題ないから楽と言えば楽だが、ついバイトの子達と話しこんでしまい遅くなるのが難点だ。
基本、売れ残ったドーナツを持ち帰るのは禁止だけど、営業後廃棄されてしまうそれを夜食代わりに食べるのは許されている。 



「店長も食べませんか?」
ひらひらと目の前に差し出されたのはパイで、めったに残らないパイは貴重らしく2人のバイトくんが争うように食べていた。
「あー、僕はいいよ。食べな。」
僕にはこれからヨネさんのつまみと美味しい酒が待ってる、パイで腹を満たしてる場合じゃないんだよ。
「へぇ、店長が食べないなんてめずらしいっすね。ドーナツ大好きなのに。」
「うるさいよ。」
ふんと口を尖らせば、可愛い~、店長!とからかってくる。 
バイトといっても同年代だったりすると途端に僕をマスコット扱いして困るんだ。
「ほら、早く食って帰るよ。」
「えー、いつも休み前はのんびり喋るのに。」
「っ、…今日はダメ。」
「なんでさ、店長、明日休みだろ?」
しつこく食って掛かるのは学生バイト最年長のテソン。
彼はバイト歴も長くホールを中心にキッチン作業もできる。
バイトリーダーとしてよく働き、いつも僕を助けてくれる頼りがいのある兄貴的存在なのだが。


「今夜は、ちょっと用事が、」
「用事って、こんな深夜から?なんすか、それ。」
「べ、べつに、…テソンには関係ない、」


「っ、関係なくない!!」


ドンッとテーブルが跳ねるような勢いで鳴り、驚いてかたまったのは僕ともうひとりのバイト学生。
テソンさん、どうしたんですか。と慌てて宥める彼を押し退けるようにテソンは立ち上がった。
僕はもう声がでないほどびっくりしていて、友人のように仲良くしていたつもりが何をそんなに声を荒げることがあるのか。

  
「 …デートっすか?」


「………は?」


真剣な表情でそんなこと言われても、…べつにデートじゃないし、それにもしデートだとしてもテソンには関係ないじゃないか。


「今日は午後から明らかにそわそわしてるし、浮かれてたろ?店長、…こんな時間からデートですか?まさかジウじゃないよな?」


「はぁぁ?ジウ??」


そわそわとか浮かれてるとか、またしても身に覚えのない単語とともに更に身に覚えのない名前がでてきて驚く。
ジウって、あの早朝バイトで医療系の専門学校へ通ってるジウ?
目を真ん丸に見開いて口をパクつかせる僕はさぞや間抜け顔だろうと思う。
デートなんかじゃないしジウと約束もしてない、それにそわそわもしてなければ浮かれてなんかいないのに。


「テソン、…あのさ、なに言って、…」
「俺は、っっ!」
「…え?」

  
「ジウがずっと店長を好きだって知ってる。けど店長、…そんなの俺だって、…っ、」



テソンのくっきりと整った顔が苦しそうに歪む。
小刻みに震える手がつらそうで、なんとかしてあげなきゃと咄嗟に重ねた僕の手が勢いよく振りほどかれれば戸惑いしかなく。
「っ、テソン!」
そのまま息をつめるように無言で帰ってしまった背中をただ呆然と見送っていた。



もう何がなんだかワケがわからなくて。
「え、なに?テソンはジウのこと好きだったの?それでなんか誤解してるってこと?」
ぶつぶつ呟く僕を残されたバイトくんは困ったように笑うだけで、僕の疑問を解決してくれそうにない。





「今日は急にバイトのキャンセルが入ってぎりぎりの人数で大忙しだったから。きっと疲れての暴言なんで、僕から電話しておきます。ジウのこととか、…直接本人に聞いたわけじゃないんで忘れてやってくださいね。」
そう言った僕やテソンより2歳年下の彼が誰より年長に思えた夜、この後さらに動揺することが起こるなんて僕は予想もしていなかった。












*********************


おはようございます、えりんぎです。


みなさん勿論FNS歌謡祭を鬼リピされてることと思いますが、それにしても素敵でしたね!
地上波、バンザーーーイヽ(〃∀〃)ノ


新規ファンの方が続々と増えてるようで喜ばしいですよ。
そのうちこのブログへ辿りついたりして、、、
ハマったら最後。
ホミンからは抜けられません~~\(//∇//)\



そんなわけで未だに初参戦を果たしていない私ですが、もうライブが楽しみでなりません♪
そして私にとってライブといえば宿題がありまして、、、(;´v_v)ゞ
週に2回と言えど真面目に更新してきましたが、さらに滞るかもしれません。
リアルが充実しすぎてどうってことないと思いますが、のんびりまったりお待ちくださいね。




“どうだろう”のあと、少なからず落ち込み悔しがるヒョンをどんな魔法の言葉であそこまで復活させたのだろう?ウリチャンミナは。。。と妄想してしまった私でスミマセン(〃∀〃)ゞ




いつもたくさんの拍手やポチの応援、ありがとうございます。
では!








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