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HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSEー恋慕ー1






























明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。




今年は初っぱなからライブを控えて落ち着かない年末年始を過ごしております。
昨年後半は待ちに待った東方神起完全体とたくさんの活動、、、夢のようでしたね。


今年も、これからもずっとずっと、ユノとチャンミンの笑顔が見たい。
こんな妄想話を書いてますが、気持ちは純粋に2人を応援してるんですよぅ(〃∀〃)ゞ



…と言いつつ、
『APPLAUSEが大好きで何度も読み返してます。』というありがたいコメントを年末にいただきまして。
どんな話だっけ?と覗いたのが間違いで、前半子供っぽいユノへイラつき、後半揺れ動くチャンミンへイラつき、気づけば100話一気読み(;゚∀゚)
ついAPPLAUSE妄想がむくむくしちゃって触りだけ書いちゃいました。
そのままの勢いで年末の夜中にAliさんへ画像を借りにいくという暴挙にでまして、、、Aliさん、いつもお世話になってます(ノ∀`)





数話の短編になりそう。
不定期更新になる上にハヌルさんって誰だよ?って思われるかもですが、ご了承くださいませ。



今年も“えりんぎペース”で相変わらずの“えりんぎ話”を書いていきます。
よろしければ是非おつきあいください。
いつもたくさんの拍手をありがとうございます。



では!















       *画像をAli様よりお借りしてます














邪魔者さんside




中心街から数分、南欧風の小洒落た外灯や石畳の小路が緩やかな坂に沿って独特の雰囲気を醸し出す住宅地。


そこに、この店はある。


びっしりと真っ白な壁を覆うアイビーの緑とその隙間を埋めるようなゼラニウムの赤が綺麗だ。
アイビーがそのまま使われた店内は正面から全面に採り入れた太陽光と壁をつたう水音でさながら庭園の風情だし、ドーナツ型に仕切られたカーブガラスの内側はまさに楽園のように色とりどりの花が咲き乱れていた。







閑静な高級住宅地の客層は最初こそセレブなマダム層で占められたものの、元モデルが経営するお洒落なビアカフェで酒も飯もウマイとあっちゃあ口コミで広がるのもはやかった。
勿論、ウマイ飯は俺のおかげだ。
そしてウマイ酒はチャンミンの研究の賜物だろう。



「おはようございます。昨夜は遅くまでお疲れさまでした。」
「いや、チャンミンこそ今朝早くから店に出て大変だったろ。」
トントン拍子で話が決まり、この店で働きだしてから約1年あまり。
昨夜は貸切りのパーティーがありバイト2人を含め俺とチャンミン、休日のユノまでかりだして大忙しだった。
そのうちユノがそわそわしだして、言いたいことが手に取るようにわかってしまうから親友ってのも損だと思いながら最後の片付けを引き受けチャンミンにはオープン作業を頼んだわけで。


昼から営業と言えどユノの休日後の妙に気怠げなチャンミンは目に毒だとそれとなくユノへは忠告するものの、それが聞き遂げられたためしがない。
チャンミン狙いの客を牽制するくせにチャンミンのだだ漏れる色気の元を正す気がないとは我が儘なヤツだよ。



「今日、だったよな?」
「あー、…はい。夕方には着くって連絡ありましたから。」
「そっか。店のことは俺に任せてくれていいからな。」
「いいですよぅ。店をあけてまで迎えになんて行ったら、…」


「…ユノがむくれる?」
冗談半分でそう言えば、ハハと笑ったチャンミンの顔が結構マジで。
まぁ、そうだろうなぁ。
実際会ったことはないが、チャンミンのモデル時代の先輩とやらはユノにとって鬼門のような存在なのか可笑しいほど意識してるのがわかるから。
「でも滞在は1週間だけだろ?」
「ん、でもセギュンさんの好意で3階の部屋を使ってもらうから。」
「そっかぁ。1週間は目と鼻の先でユノの気が抜けないわけね。それでここのところチャンミンを執拗に離さないんだな。」
呆れたようにため息をつけば、さらに大きなため息がチャンミンから漏れる。
「あの人、僕よりハードに仕事してるくせにあの体力、…勘弁してくださいよぅ、…」
「…んなこと、俺に言うなよ。」
お互い真顔で見つめあって、どちらからともなくプッと笑いが漏れた。



家族にまで公認された仲の2人ではあるが、光栄なことにチャンミンにとってユノとの相談相手は俺が一番いいらしい。
俺も可愛いチャンミンの相談にはいつだって乗ってやりたい、それは時々ユノの親友という立場を忘れるくらいに。
俺には長年付き合った彼女がいて、結婚も間近だろうと思う。
ただチャンミンへ対する感情は不思議としか言いようがなく、親友のユノが泣こうがいっこうに構わないのにそれがチャンミンだとツラい。
誰よりも幸せそうに笑っていてほしい、そう思わせる魅力の持ち主だった。


それにどんな毒舌を吐いてもチャンミンのユノへ対する一途さは疑いようがなく、それはもうユノが羨ましくなるほどなのだ。



「今夜はハヌルさんのウェルカムパーティーでまた貸切りにするんで。連日で申し訳ないけどよろしくお願いします。」
ペコリと頭を下げたチャンミンがここの店長なんだから従業員の俺にそんなに気を使わなくてもいいのに、いつだってチャンミンは俺にもバイトにも丁寧に接してくれる。
ふっと顔をあげたチャンミンのくりっと愛嬌のある眸につるっとしたほっぺ、…まずいよなぁ、チャンミンを広い心で愛したというその先輩の気持ちがわかるってどうよ?
そうひとりで突っ込みつつ、この建物の3階部分を半分に分けた一室、ユノが払いきれずセギュンさんの持ち分となったままの部屋を掃除しておこうと体を翻した。












年末の忙しい時期なのに客足が途絶えることはなく、夕方は正月花を求めやってくる客で賑わっていた。
カランと鳴ったドアベルで、いらっしゃいませ。と言いかけ固まったように突っ立つチャンミンが視界にはいる。
「…チャンミナ?」
呼び掛けても返事はなく、その肩先に見え隠れする男性2人。
厨房からではよく見えず様子のおかしいチャンミンが心配で急いでホールへ出てみれば、多分モデル時代の先輩とはこの人なのだろう、いかにもなオーラを纏い姿勢よく立つイケメンがいて。


あれ?でも待てよ。
どちらが先輩だ?


そう思ってしまうほどどちらも格好いい。
モデル仲間だろうか?
それにしても普段から礼儀正しいチャンミンが無言のままなんてめずらしい。



チャンミン、…と言いかけて、言葉をのみこむ。
優しい微笑みをたたえ懐かしげにうなずく彫りの深い男性の隣で、眉根を寄せキツく口元を結んだ男性。
大柄のブランドスーツをこうもさりげなく着こなせるものかと感心するほどの。
涼しげな目元とシャープな顎のライン、整った鼻梁はどこかユノを思わせる。



そこでふと、背中を向けたチャンミンの肩が微かに震えているのを感じて、


もう一度名前を呼ぼうと一歩前に進んだところで聞こえてきた絞り出すような掠れた声。
その声は待ち望んでいたかのように感慨深く、
──チャンミナ、と、ひとこと。




そしてチャンミンのめずらしく突き放すような声が、
「──イ・ダル。」と。











それからどうなったかと言うと、
最初こそ妙な緊張感があったもののそれは直ぐに親しげな笑顔に変わった。
「久しぶり。もう未練なんて無いからそんなに警戒するなよ。ほら。」
そう言ってユノ似のイケメンが差し出したのは紫の花弁が可憐なデンファレの花束で、
「花言葉は”お似合いの2人“。もう邪魔しねぇから安心しな。今回は祖母さまやセギュンのじい様に勧められて此処で1週間世話になるからよろしくな。」


イケメンは得だ。
花屋で花束を差し出しても様になってる気がする。
それにニッコリ笑った顔は人懐っこくていいヤツそうじゃないか。
どうしてチャンミンがぽっかり口をあけたまま放心してるのか分からないがセギュンさんと懇意なのは分かった。



「あ、じゃあ部屋へ案内しましょうか。貸切りの時間まであと少し部屋で休んでてください。」
3階は2LDKが2部屋。
夫婦喧嘩の避難場所くらいでしか利用されない部屋はユノのちょっと変わった祖父で経済界ではカリスマ的存在のセギュンさんが所有する部屋で、残りはユノ所有ではあるがほぼ物置と化していた。
「ひと部屋ずつ貸せればいいんだけど、いっこはほとんど従業員の休憩室というか物置になってて。」
「いえ、2LDKあれば充分です。助かります。」
チャンミンの先輩、ハヌルさんが丁寧に会釈し、それがなんとも上品な所作でさすがイタリアで成功しただけあるなと納得してしまう。
今回の帰国は事務所との契約変更手続きの為らしく、当初1年契約を結んだイタリアエージェントとの契約延長によるものだと聞いていた。



「それより、…チャンミナは幸せにやってますか?」
そう聞いてくるハヌルさんの表情はチャンミンへの慈愛に満ちて、どれほどチャンミンを大切に思っているか初対面の俺にさえ伝わるほどだった。 
「はい。ビアカフェも花屋もなんとか軌道に乗って毎日忙しくしてますよ。」
「ユノとは、うまくいってる?」
すかさず聞いてきたのはイ・ダルとよばれた派手なスーツをしっくり着こなす男。
この人もモデルなのだろうがハヌルさんとは真逆のタイプで、たった今までチャンミンからもユノからも名前すら聞いたことない存在だったのだ。
「ああ、…まあ。」
それなのに2人の決して大っぴらには出来ない関係を知ってるようで。
「ここの2階を住居にして一緒に住んでるんだって?」
「まあね。会社員のユノとは多少すれ違いの生活だけど、仲良くやってるよ。」



──そうか、と呟いた顔が、微妙に曇った気がして。



過去になにかあったのだろうか。
先ほどのチャンミンの動揺を思い出し俺の態度が硬化したのを気にしたのか、
「ダル。それ以上はやめておけ。」
嗜めるように呟いたハヌルさんへ、ふんと鼻をならしイ・ダルの口元がかすかに歪んだ。



セギュンさんに勧められて、と言っていた。
ユノの祖父であるセギュンさんがユノとチャンミンにとって害のある人間を寄越すとは思えない。
俺の嫌な予感はただの思い過ごしだろう。 
そうだよ、セギュンさんが可愛い孫を困らせるはずがない。





──という俺の予想は、数時間後血相を変えて店へ飛び込んできたユノによって崩れ去ったのだった。















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