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HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

APPLAUSEー恋慕ー5
















       (Aliさんより画像をお借りしてます)

















眩しすぎる照明のなか僕だけが浮いてる感覚で。
以前はどんなポーズを取っていたのか、それほど昔じゃないのにまるで思い出せない。


「チャンミナ。楽にして、力を抜いて、…そう、俺を見るんだ。」


イ・ダルのカメラが軽快なシャッター音を響かせるのにヤツの声だけが意識の外をぐるぐる回る。
照明の眩しさと熱に軽く目眩がしそうで、踏み込んだ足がひきつれうまく立ってられない。





モデルなんて誰にでもできる割のいいバイトだと手を出したのがきっかけで。
ハヌルさんに厳しく指導され自分なりに努力したつもりだけど、成果が見えにくい仕事でもあった。
でも今になって思う。
モデルは誰にでもできるものじゃない。
細かいコンディションの調整と体型維持へのストイックさ、華やかな世界に見えて重労働だからタフさも必要だ。


モデルへの未練を完全に断ち切った僕が以前のように振る舞えるはずもなく。
「っ、チャンミナ、…そんな不安そうに笑うな。」
ひとりだけ別世界に飛ばされた浮遊感が落ち着かず、無意識に探してしまう。
「俺を見ろ、チャンミン。」
ユノを。
ユノの姿を。







気づけばシャッター音がやんでいて、静まり返ったスタジオでイ・ダルが大きく息を吐いた。


記念撮影程度でいいからと言ったのはイ・ダル本人なのに、一旦カメラを構えてしまったヤツの視線がプロ仕様過ぎて戸惑う。



「…チャンミン。」
「すみません、…」
どうして僕が謝らなきゃいけないんだ?と思うけど、これほどの機材を用意されプロ意識を起こさない方がおかしいと僕だってわかるから。
伏し目がちな僕をじぃっと見つめる視線が痛い。
これに懲りて二度と僕を撮ろうなんて思わなければ僕にとっても最高じゃないか。


そう思うのに。
でもやっぱり悔しい。


真剣な表情でファインダーを覗くカメラマンに応えてあげたかった。
それがイ・ダルだろうが別の人間だろうが関係なく。



そんな気持ちが表情に出ていたのか、ふっとヤツが笑った気がして。
「…相変わらず負けん気だけは強いな。」
ボソッとつぶやいた言葉に目線を合わせれば、散々な撮影だったとは思えないほどすっきりした顔を向けられる。



そして、──ユノ!と、呼んだ。








「俺も一緒に撮ってくれんの?」
「しらばっくれるな。そのつもりでお揃いのスーツ着てきたんだろうが。」


アハハとユノの笑い声が聞こえる。
それは一瞬で止み、
「そろそろ限界だったからよかった。」と僕にしか聞こえないくらいの声でつぶやいた。
そしてハヌルさんは予想していたのだろうか、若干苦笑いを浮かべユノのスーツを撮影用に整えはじめる。
セギュンさんは口笛で囃し立て、女社長に下品だと叱られていた。
僕はと言えば恥ずかしくてたまらないけど、隣に立つユノの気配が何よりも僕を落ち着かせるんだ。







「ダル。うまく撮ってくれよ。プロの仕事として報酬は正規の値で払うからな。新年の挨拶と報告のために揃えたスーツだから今日の写真は記念になる。」
高らかに鼻息荒く宣言するユノだけど、
「は?」
いまいち僕には意味がわからず。


「おぉ、ユンホ。やっと覚悟を決めたか。めでたいめでたい!」
「ええっ?」
ひとりではしゃぐセギュンさんに不安しか湧かない。



「チャンミナ。」
そこでやっとユノが僕を見た。
僕の手を両手で包み、自分の胸元でぎゅっとさらに強く。
「少しずつ準備はしてたんだけど、なかなかきっかけが掴めなくて。イ・ダルのことがなければもう1年先送りにしてしまいそうだったよ。」
「な、なにを?」
もうずっと忙しくしてたのは知ってるけど、ただ単に仕事に没頭してるだけかと。



「っ、じいちゃん。」


くるっと向きを変えたユノは僕の質問に答える気はないのか。
ん?とセギュンさんが一歩足を踏み出し、これから降ってくるセリフをわかったような口ぶりでうなずく。



「最初は3階の倉庫部分だけだけど、そのうちじいちゃんから残りを買い取って広げるつもりだからな。」
「そうか。望むところだ。」
「嫌な言い方だなぁ、…こっちは本気なんだけど。」
「わかってるよ。それより先ずはチャンミンへ言うのが筋じゃないのか?」


ああと慌ててユノが僕へ向き直り、
「チャンミン。」と真剣な目をして。




「ずっと考えてて。知り合いを頼りながら準備したからじいちゃんにはバレバレだったと思うけど。」


「俺、独立する。独立して設計事務所を開くつもり。」


にっこりと、誇らしげに。



──もちろん、考えなかったわけじゃない。
いずれは、と望んでいたこと。



僕の夢は緑と花に囲まれたカフェで。
甘いものが好きなユノへいちごスムージーを作るんだ。
ユノが仕事しながら飲めるような、そんな距離感で居られたら夢みたいだと。




「本当はお前の店が完全に軌道に乗るのを待つつもりだった。今の会社にいれば安定した収入を得られるし。でもさ、組織の一員ではお前とのことを大っぴらにも出来なくて。」
「あの事なら怒ってないって、…っ、」
何度も何度もそう言ったよね?
ユノの従兄弟だって名乗ったのは僕だし、もうすっかり忘れてるくらい些細なことなのに。



「でもお前、……泣かなかったろ?」
「え?」


「泣き虫で、俺にムカつくって言っちゃあボロボロ泣いて訴えてくるヤツがさ、なんてことないように素知らぬふりして、…」
「…ユノ。」



「堪んなかった、…ゴメンな。」



そんなこと言われちゃったら、元々緩すぎる僕の涙腺が決壊しそうで。
「ああ、…っ、駄目!写真撮ってから!!」と慌てて目頭を押さえるユノがひどすぎる。
目ん玉めがけて伸びてきた指に驚き、もちろん涙は引っ込んで、ついでにユノの話も中断された。



取りあえず二人の写真を撮ろうと言うのだ。
年始の挨拶で僕を連れて親族をまわる予定だと堂々と言い切った、それ用にユノがプレゼントしてくれたスーツを身につけて。


















*********************

おはようごさいます、えりんぎです。


夢のような名古屋3連戦でしたよ~!
今回、チャンミンの成長をとっても感じたんですよね。
Spinningなんて2人でドヤられたらもう、、、(〃∇〃)真顔からのウィンクとか、いつの間にそんな技を、、、みなさん、血圧上がりませんでした?
…という私の感想よりもですね。
実は金曜日にお会いした読者さまがナント、ミーグリ当選者で。
素晴らしいミーグリレポを送ってくださったので、ご本人の承諾を得ましてみなさんと共有できたらと思ってます。


おそらく本文より長いかも。
お時間のあるときに是非!


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




《読者さま、ミーグリ体験》



meet&greet会場。
スタッフさんが「こんな狭いところですみません。でもかえって本人たちに近くで会えると思ってください。」と。確かに。広い部屋より空気も濃く感じられるかも。
さあ、もうすぐ彼らに会える!
ドキドキ。緊張。表情が固くなる。スタッフさんが当選者の緊張を解すように声を掛ける。「試験前の受験生みたいですよ~。皆さんの嬉しさは私はひしひし分かってますが、本人たちは皆さんの顔がこわいとあれ?って思うと思うのでリラックスして笑顔でいきましょう!」

私は、ドキドキ、わくわく、ニヤニヤ。
キャリアの浅いファンの私は周りの皆さんよりかなり落ち着いていたように思う。当選のメールが届いたときの方がひどかった。血圧上がる感じで心臓止まるかと思った。一晩中ずっと考えちゃってドキドキ。それから1週間体調崩さないように細心の配慮。
そんな1週間を思い出しながら待っていた。

彼らが目の前に来るまで20分間くらいかな?ドキドキしつつもワクワクで、私の心は意外と平常心だった。神聖なものに触れる前みたいに精神が穏やかになっていく感じ。
彼らの姿を近くで見れること、彼らの声をマイクを通さずに聴けること、彼らの言葉を感じられること、ふたりの空気感を観察できること、ユノの神ファンサを実際に見れること、チャンミンのぷっくり頬っぺを見れること、この幸運に感謝して待ってた。

ふたりが来るっ!って空気になったら周りの皆さんが息を飲んだ。私も息を止めた。

私たちの前に最上で最強のヒーロー登場!
ベタな表現だけど「本物だぁー。テレビで見てるのと一緒!かっけ~(///∇///)」

4×5列で並んでる私たちだが、彼らは背が高いから4列目に並んでた私でもちゃんと目が合わせられた。チャミペンの私は、ユノさんも見えつつチャンミンをしっかり拝める角度を位置取った。

ふたりからの挨拶。彼らの顔に注目してしまい、話してくれた言葉をすべて覚えてくることはできなかった。いつも熱く応援してくれるファンに心からの感謝の言葉をかけ、短い時間だけど近くで会うことができて嬉しい、と言ってくれた。

1番から呼ばれてふたりの前へ。
ユノさんは背の低い方が来たときは身体を屈めて目線を合わせてました。素晴らしいジェントルマンです。漫画から抜け出てきたみたい。
チャンミンはファンの方ひとりひとりに反応して表情がくるくる変わる。頬っぺが上がる。
私はそんなふたりの顔をずっとガン見していた。
ひとりだけいたナムジャペン君の時だけは皆が注目してた。男の子だから特別盛り上がるかと思ってたけど、他の方とおんなじだった。配慮してるのかな?

いよいよ私の番。
心臓止まっちゃうかもと心配してたが大丈夫だった。
ユノさんの前へ。あまりにも神々しく柔らかな笑顔に固まってしまい、言葉がうまく出てこない。飾らないシンプルな言葉「ユノさん、ありがとう。今日も楽しかった。ユノさん、かっこいー!」と伝えた。
ユノさんは「んっ!ありがと❤」って優しく笑顔で返してくれた。30代になってますますカッコ良くなっていくユノさんの才能と努力に見惚れた。
そしてチャンミンの前へ。チャンミンに会えたことだけで嬉しい、話しかけられることが嬉しい、「返事もらう質問をしないとね」とライブ前にもらったトンペン仲間からのアドバイス、色んな気持ちがうまく合わさって、私の心は落ち着いてた。聞いてみること決めてた。さぁ、言うぞ!
「チャンミン、ありがとう。チャンミン、今日はビール飲む?」
チャンミンは、ん?て顔して、そのあとんーん、って顔を左右に振った。チャンミンは今晩ビール飲めないんだぁってかわいそうに思った。今日私はチャンミンの分もあなたに会えたことに感謝して祝杯あげるから~って思って「私は飲む~!」って叫んだところで『ニコッ💕』と最強のお仕事スマ~イル。営業用でいいんです。チャンミンはプロのアーティストですから。ファンの変な質問を華麗に笑顔でかわす。プロの技を目の前で見せていただきました。ありがたい。
チャンミンは私の思う通りのチャンミンでした。しっかりした人。そして愛らしくてカッコ良い。奇跡の人。大好き。

自分の列に戻り、私は「やりきった~」と満足感を感じたが、ふと「あっ、私チャンミンの声を直接聞けなかった…。」と、ちょっと反省。でも目で会話しちゃったっていうのもなんだか極上じゃない?チャンミンといったら「おっきな目とバサバサまつげ」でしょ!と自分を慰める。

皆さんにカードを渡し終え、最後の挨拶。この時間が終わる。名残惜しい。
ユノさんは皆の顔がちゃんと見えるか何度も背伸びして、顔を左右に動かしながら、優しい優しい顔で全員を見つめて話してた。
チャンミンはにっこりスマイルと真剣な顔とを使って表情豊かに、落ち着いた素敵な低音ボイスで、私たちにしっとりと語りかけてくれた。風邪引かないようにねって。はい、気を付けます。ありがとう、チャンミン。
(私はチャミペンですからどうしてもチャンミンフォーカス。その甲斐あって、チャンミンからの視線をかなりもらえたと思う。全身で人の話を聴くという技術を鍛えておいて良かった。今までの仕事での努力が報われた瞬間。)

ファンの名残惜しい気持ちを汲んで、何度か振り返りながらふたりの神は、衝立の向こうへ消えていった。
(チャンミンが最後に手を振ってくれた時、視線が合ったと思う。そう思うことにする!)

ふたりの姿が消えると、ファンの皆さんが一斉に深いタメ息、そして艶々の笑顔。幸せオーラ満タン。

もらったポストカードを大事にしまい、見たこと聴いたこと感じたことを何度も何度も繰り返し考えた。
ポストカード、どうやって保管しようかな?

記憶が薄れてなくなってしまうのがとてももったいないので、改めて文章に残しました。
東方神起のふたりに、東方神起に関わるすべての人に、二人に引き合わせてくれたあらゆる神様に、感謝します。












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