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HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後29


































「っ、痛っ、…イタタ、っ!」
「ほら、湿布貼ってやるからコッチへ来な。」
「ぅう、…」

 
チャンミンが稽古へ参加したのは久しぶりだった。
だから身体のあちこちが悲鳴をあげ歩くのもツライ。
以前チンピラに連れ去られそうになりその後しばらくはユンホの厳しい稽古が続いたが、そのうちユンホがハイルを相手するようになってからつい武道場から遠ざかっていた。


それがなぜかチソンに対抗してハイルが張り切りだし、そのうちソユンまでが稽古に参加したいと言い出したのだ。
チャンミンくんも一緒にと誘われたらチャンミンも男だ、簡単に断るわけにいかない。
あまり進まない気を無理やり引っ張ってきて久しぶりにユンホに稽古をつけてもらったのだが。



「だってユノ、…すぐ本気で技をかけてくるからさ、」
「当たり前だろう?ハイルばかり構ってる間にすっかりなまっちゃったなぁ。」
やれやれと言ったユンホだが、その手は優しくチャンミンの足をマッサージしている。
「はぁ~、気持ちいい。ユノの手、大好き!」
「くっ、調子いいヤツ。」


そんな2人を横目に畳に寝そべり同じく身体の痛みで苦しむハイルだったが、なかなか2人の視界に入れてもらえそうにない。
「ちょっとユノ兄!俺の方がハードだったんだけど?俺にも湿布貼ってよ!」
普段要領よく手を抜くハイルが最近なぜか真剣で、チソンに張り合い必死になるのがユンホは新鮮だった。
「ああ、チャンミンの次な。」
やはりハイルを離れへ呼び寄せて正解だった。
さぼりがちだった稽古だが今では真剣に取り組み、じきにはじまる大学の前期試験もチャンミンに触発されユンホへ質問してくるようになった。
ユンホは自分の跡継ぎをハイルにと決めていたからハイルの最近のやる気は大いに結構なことで、出来る限りの協力は惜しまないつもりだ。



「ああ~ハイル兄、ちょっと待ってて、」
「っ、おい!」
「わっ!」
ハイルが待ってるからとチャンミンがいきなりTシャツをたくしあげるから焦ったのはユンホだ。
「ばかっ!脱ぐヤツあるか!」
「だって脱がなきゃ、湿布が、」
ったく、と舌打ちしそうな勢いでチャンミンのTシャツを戻すユンホとどうして湿布を貼ってくれないのか不満そうなチャンミン、そしてそんな兄の独占欲をハイルは不思議と穏やかな気持ちで眺めていた。

 
「チャンミナ~、ユノ兄はお前の身体を誰にも見せたくないんだってさ。俺はエナさんに貼ってもらうからユノ兄達はどうぞごゆっくり~、」
湿布を持ってハイルは立ち上がりひらひらと片手を振る。
以前ならイラついたことがどうしてだろう、今では微笑ましく笑みまで浮かべてしまう。



その理由を、ハイルは何となくわかっていた。
格好いいと憧れたカフェの店主で写真家のチソンへ対抗心を燃やしたり、チャンミンとユンホを大いに応援したくなる日がくるとはハイルだって予想外だ。


幼い頃から特別に想っていたチャンミンより気になる相手ができてしまった。
それが突然芽生えたものか、じわじわと染み入ったものかハイルにもわからない。
ただ幼い頃から追い求めたチャンミンの健気さや素直さを持ったソユンが気になって仕方がないのだ。
だからついソユンを意識して格好いいところを見せたいと張り切ってしまうがなかなか上手くいかない。
がむしゃらにユンホへ向かっていくハイルだが、組み手でユンホを負かすどころか赤子同然に軽くあしらわれ悔しい思いをするだけなのだ。
チャンミンはさておきチソンもなかなか筋がいい。
ユンホもチソンには気を使うのか、うまく長所を引きだし自信に繋げてるからズルいじゃないかとハイルは腹が立つくらいだ。
どうして女子高生というのは大人の男性に弱いのか、ソユンの目がハート形になっていくのをヒヤヒヤしている自分の気持ちにもなってほしい。


「ユノ兄め、昔チャンミンへキスしようとしたのを未だに根に持ってんじゃないだろうな?」
ぶつぶつとひとりごとを吐きながらハイルは一体ソユンは誰を好きなんだろうと考える。


チャンミナ?まさかな。
あれはどうみても女子会のノリだ。
決死の覚悟でユンホへいれた蹴りを軽くいなされ、しかも一瞬で視界が360度回転し気づけば床の上で天井を仰ぎ見ていた。
その時のチャンミンとソユンのうっとりした顔はしばらく記憶から消えそうにない。


もしユンホへ恋心を抱いてるとしたらハイルへ語ったソユンの悩みとは食い違うからおそらくそれはないだろう。


…とすると、最大のライバルはチソンさんか?



偶然知り合ってチャンミンと一緒にチソンのカフェへ顔を出し親しくなったハイルだったが、思えばチソンは謎の多い人物だった。
まず自分の事を語らないからチソンの日常生活がまるでわからない。
家族はいるのか。恋人はいるのか。
撮影に出掛けると貼り紙ひとつでしばらく休業してしまう気ままなカフェの収入だけで生活してるのだろうか。
ああ、でも今度個展を開くと言っていた。
その後カメラの勉強も兼ねてヨーロッパへ移住したいとも。



そんな自由人を好きになってしまったらソユンはそれこそツライ思いをするだろう。


どうすればいいのか。
答えは簡単、自分がソユンを魅了する男になればいいのだ。



 
「あーー、腰がイテェ、…足もパンパン。今までの堕落した人生を巻き戻してぇよ、って無理か。」
ハハと笑いながらハイルは玄関を出た。


いつまでもユンホに歯が立たないのでは情けない。
若さでは負けないんだからと、体が覚えてるうちにもう一度おさらいしようと思ったのだ。















「チソンさんはカフェの2階に住んでるみたいだけど、僕もハイル兄も行ったことないよ。お店の壁じゅうに写真が掛かってて、それがよく変わるからいつも撮影話に夢中なんだ。」
「へえ、…どこか事務所の専属ってわけじゃ無さそうなんだよな。」
「うん。フリーでちょこちょこ請け負った仕事もこなしてるみたい。将来的にはヨーロッパへ移住したいんだって。」



へえ、と言いながらユンホはチャンミンのTシャツをすぽっとぬく。
勿論湿布を貼ってやる為だがハイルが出ていったときにユンホもチャンミンを連れ寝室へ移動していた。
「ユノ、…ぅう、くすぐったい~、」
「どこに貼るか見てるんだから我慢しろよ。身体じゅうがカッチカチだ、ほぐしてやるな。」
うつ伏せで寝そべったチャンミンの背中をユンホの両手が強く弱く緩急をつけてマッサージしていく。
首から肩にかけて揉みこむように。
親指の腹でリンパを刺激し血液の循環を促す。



固く強張った筋肉がほどよくほぐれてチャンミンは気持ちよさに眠たくなってきた。
「それでチソンさんのカフェにはどんな写真が多いんだ?」
「んー、…」
もうずっとチソンの話ばかりユンホは口にしていて、チャンミンも思い付くまま答えるが実はあまりチソンのことは知らないのだ。
「…風景写真が多いかな、…優しい感じの。少し変わった視点から撮ってて、風景が会話してるみたいな面白さがあるんだ。」
「そうか。」
「ん、…ふぁ~、ねむ、…」
ゆっくりとチャンミンの力がぬけていく。
肩先から覗く長い睫毛が重力に逆らえず下がっては持ち上がり、また下りていくのが可愛い。


ユンホはチュッとうなじにキスをおとし、そのまま背骨にそって唇を這わせば、チャンミンの身体が面白いくらいに跳ねた。
「っ、ユノぉ~!」
「あ、悪い、起こしちゃったか?」
当たり前じゃないかとチャンミンは拗ねてみせるが、勿論嫌なわけじゃない。
「マッサージの仕上げ、って言うか、…ご褒美?」
などと言うユンホが可愛くて愛しい。
だからチャンミンも、
「じゃあ、…もっとシテ?」と返してしまう。



にっこりと笑みを浮かべたユンホはチャンミンの体勢はそのままにゆっくりと覆い被さる。
体重をかけすぎないように、けれど少しの隙間もないくらい。
チャンミンは背中で聞くユンホの心音に泣けるほどの幸せを感じ、本当にこのままひとつになれたらと心から願った。
痩せたんじゃないか?と聞かれた身体は実際に痩せてはいたけれど、味覚がおかしいと言うだけでチャンミンは幸せだった、ユンホが何よりも自分を優先してくれてるのを充分すぎるほどわかっていたから。



「ね、ユノがいつか僕へ見せたいと言ってくれた景色、…それと同じような写真がチソンさんのカフェにあったよ。」
「え?」
「そういえば、…他の写真が入れ替わってもあれだけはずっと同じ場所に掛かってるなぁ、」


それって、と言いかけたユンホだったが。


「ねえユノ、この体勢のまま、…挿れて、…くっついたまま、もっとひとつになりたい、…」
そんなことをチャンミンが言い出すからゴクリと言葉もろともユンホは飲み込んでしまい、



「っ、ん、…ああ、…」
「 チャンミン、…っく、はぁ、…チャンミナ、」



早急に慣らしたチャンミンに包まれればユンホの意識はすべて愛しい背中だけになる。
大好き、ユノ。と決まり文句のように囁かれる言葉を漏らさず飲み込み潰してしまいそうなほどきつく強く抱いた。



1ミリの隙間も許さないほど密着した身体では激しい抽挿は無理だけど、それでもこんなに気持ちがいい。
以前あり得ないと嫌悪した行為がユンホによって悦びにかわる。



ユンホが例え誰を抱いても、これは変わらない。
それでいいんだと、チャンミンは自分を覆う圧迫に愛しさと幸せを噛みしめた。


















*********************



おはようございます、えりんぎです。





今日のおかげで京セラオーラス後、ぬけがらにならずやってこれました~♪

空港では麗しいユノと儚げで美しいチャンミンに惚れ惚れしちゃいましたよね(〃艸〃)
『VOGUEJAPAN』のこぼれ話も最高!
押しちゃうチャンミンと攻めるユノ。
そしてどちらも応えちゃうんですって\(//∇//)\むふ♪



朝一番に家をでて、帰りは祝杯です。
東方神起を好きになってから大阪がぐっと近くなりましたねぇ。。。






さてこちらのお話もそろそろどうにかしないと収拾がつかなくなりそうなので、“しがらみを背負った頑固な大人達が少しだけ素直になる”のをがんばります。




では、いつもたくさんの拍手やボチっとありがとうございます。
とても励みになってます。











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