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HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

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【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後44
































チャンミンが小学生の頃、夏休みの宿題で毎年のように朝顔を描いていた。
最初は小さなプランターに一株。
翌年はそれが何倍にもなった。


開花する瞬間が見たいと懸命に早起きするチャンミンだけれど、なかなかそれは叶わず常にキレイな花を咲かせた朝顔がチャンミンをまっているのだ。
しょんぼりするチャンミンが可哀想でユンホは一度徹夜したこともある。
翌日の講義が昼からだと言っても大学生にもなって朝顔の開花を待ちわび夜を明かすなんてつくづく自分は馬鹿だと呆れつつ、咲き始めたらすぐにチャンミンを起こしにいかなくては、どんなに喜ぶだろうと想像してはニヤニヤしてしまうユンホだったのだ。


朝顔の開花はまだ暗いうちからはじまる。
午前3時には折りたたみのスリムチェアでプランター前に陣どり、思わぬ寒さにぶるっと震えそんな自分にユンホは思わず笑ってしまった。
そこまでして何がしたいのだろう。
朝顔になど興味はない。
いつ咲いていつ萎もうがどうでもいいのだ。



それでもユンホは目の前の固い蕾を指でつつきながらやがて白んでくる夜明けをまつ。
ユンホの興味は常にチャンミンにあって、結局開花をはじめた朝顔を寝起きとは思えない目力で凝視し念願が叶った喜びを全身であらわすチャンミンを眺めたいのだ。






やがて夏休みの宿題がなくなってもチャンミンは朝顔を育てつづけ、今では軒下からネットを張りボリュームある緑のカーテンをつくっていた。



昼過ぎでは花も萎み、濃い緑が強い日差しに反射する。この洗面所の窓からはそんな様子がよく見えて、ユンホの脳裏に一瞬だけあの日のあどけない笑顔が浮かんだ。
「大好き!ユノ。」と全身でぶつかるように抱きついてきたチャンミン。
まだ朝早い時間、眠たいだろうにそんなの一瞬で吹っ飛んだようにキラキラと眸を輝かせて。
「ユノってすごい。僕はユノから“幸せ”しかもらってないよ。」
ぷっくりとしたホッペも、嬉しそうに綻ぶ口元も、幸せに溢れた眸も、──ユンホが見たくて堪らなかったもの。












「…チャンミナ、…どうして、…っ、」



それが今、食事をうけつけず無理やり食べては吐くを繰り返すチャンミン。
その原因を与えたのは紛れもなくユンホで。
食欲がなく痩せてきているのは知っていたし心配していたが、まさかここまでとは。



ソユンとの赤ん坊を産んでほしいと言ったチャンミン。
幼い頃の恩返しがやっとできると。
赤ん坊を抱く自分を想像し、うっとりと頬を緩ませ微笑んでいたのに。




ユンホは猛烈に悔いた。
何があろうとソユンを娶るつもりがないのは自分だけだとユンホは思っていたから、ソユンを傷つけない最善の道をひたすら走ってるつもりでいた。


──たったひとりで。



でも違う、違ったのだ。


無意識に身体が悲鳴をあげるほど、チャンミンが望んだ希望はチャンミンの心の奥底を蝕んでいた。
きっとチャンミンもどうしようもないのだろう。


だって笑っていたじゃないか。


ソユンを好きだと言う気持ちに偽りはなく、恩返しをしたいというのも本当だろう。
まだデキてもいない赤ん坊の名前まで考えていたチャンミン。




本人ですら気づかないダメージを気づいてやれるのは、──俺だけだったのに。











ソン・ジェハンとユンホの親しげな会話に安心し気が緩んだのか、何も食べてないはずなのに酷い吐き気がチャンミンを襲った。
吐くものが無いのに吐くという行為はかなりツラく、トイレでぐったりしているところをユンソクに見つかったのだ。



チャンミン!と駆け寄ってくるユンソクにチャンミンは気づき、立ち上がらなければと思う。
それなのにどうしても足に力が入らない。
せめて振り向いてユンソクへ笑いかけれたらと思うけれど、それすら難しかった。



すると痛いほど強く腕をつかまれ、口元が汚れて酷い顔だと言うのに強引にひっくり返される。
その大きな手。
脱力したチャンミンを閉じ込めるように抱いたのは、ユンホだった。









しばらくユンホへ全身を預け、血流を促すように撫でられ体温を分け与えられていたチャンミンだったが、少しすると立って歩けるようになった。
顔を洗いたいと言うチャンミンをユンホは抱き上げるように洗面所へ連れていき、もう大丈夫だというチャンミンの背中を包むように離れることはなかった。




チャンミン、チャンミン、…と何度も呼ぶ声が痛々しいほどで、チャンミンは申し訳ない気持ちになってしまう。
いつもこうだ。
どうして自分はこんなに弱いんだろう。
誰よりも心配かけたくない人へ、結局は重荷を背負わせてしまう。


情けなくて、悲しくて。
一粒零れた涙を掬うようにユンホの唇が拭った。



「チャンミン、…」



ソユンと子供をつくる気はないと、ユンホが言ったとしてもチャンミンの返事なんて想像がつく。
ずっと同じ問答の繰り返しだからだ。


ゴメンとユンホは謝りたかった。
結果、自らの事情ばかりでチャンミンへの配慮を疎かにしてしまった。
けれど、チャンミンはユンホが言ったゴメンの数だけ自分を責めるだろう。



代わりにユンホは出来る限り自分の思いが伝わるよう願いながら、「俺を、信じろ。」と、ひと言。
そして、近づくユンホに汚いからと首を振り逃げようとするチャンミンへ、慈しむように深く口づけるのだった。










一方、その様子の一部始終をユンソクはあとからやってきたガンソクと共に遠巻きに眺めていた。
ユンソクは自分が部屋を出されてからのガンソクとユンホの会話を知らない。
ユンホへ新居の相談をしたことをつい口を滑らせガンソクへ言ってしまい、そうか。と呟いたなり出ていった人を追ってきただけなのだ。



ユンソクはユンホの怪我も心配だが、倒れたというチャンミンに気を病んでいた。
純粋で頑固なうえに、時に自分よりもユンホを優先してしまうチャンミンなのだ。
別れるわけじゃない、少しだけ気分を変えるべきだとユンソクは思っていたし、ちょうど煮え切らないガンソクとも距離を置きたかったから少し強引に話を進めていた矢先のこと。
こっそり荷物をまとめるつもりがちょうどスーツケース2個分の荷物を荷造りし終わったところで運悪くガンソクに見つかってしまったのだ。





「社長、…どうにかなりませんか。チャンミンを見てられません。」
そうユンソクが直接ガンソクへ頼むのははじめてのことだった。
目の前でいたわりあう二人が痛々しくてユンソクは見ていられない。
それなのにガンソクの返事は、──さあな。だった。


「社長!」
なんて自分勝手で冷たい男だとユンソクは腹が立つ。
そういえば昔から冷たい男だった。
ユンソクが緊張して足が震えたオーディションの隣部屋でどこかのタレントに口説かれ乱れに乱れたスーツで戻ってきた男じゃないか。
その怒りをぶつけたオーディションで合格したのは無論自分の功績に他ならないが。



すっとユンソクは数歩前に出て、「ユノさん!」とユンホへ声を掛けた。
チャンミンを離すまいと閉じこめたままユンホはユンソクへ振り向く。
「ユンソクさん。二人きりにしてもらえませんか?」
ユンソクやガンソクのことなどすっかり忘れていたであろうユンホの態度だったが、ユンソクはこれだけは言おうと口にした。
「ユノさんが貸してくださるマンションへはチャンミンも連れていきます。チャンミンは此処を出て少し環境を変えたほうがいい。気分が変われば体調も戻るはずです。」
慎重に話したはずのユンソクだったが、
「それはできません。」
そうユンホからあっさりと断られた。
「ユノさん、何を言ってるのですか。事実を受け止めていても実際に目にしたときのショックは計り知れないのですよ?」
自分だってそうだ。
ガンソクが遊んでいると聞いて知ってはいたが、実際目にした首筋の痕や移り香にどれほどショックを受けたか。
「大丈夫です。事実にはなりません。チャンミンが此処を出るのは許さない。」
「っ、許さないって、…」
「では、マンションは貸しません。」
「っ、ユノさん!」



なんて我儘な、やはり親子だ。とユンソクが呆れるなか、堪えきれないように笑いだしたのはガンソクだった。
「ユンソク。さすが親子だ、とでも思ったか?…っくく、俺とユンホはまるで似ても似つかないようだ。」
「はい?」
何を言ってるのかとユンソクの傾げた首がカクンと揺れる。
ガンソクがいきなりユンソクの腕を引っ張り歩き出したのだ。
「え、…社長?あ、あのユノさん!」
慌ててユンホへ呼び掛けるユンソクだったが、ユンホの意識は既にいまだ足元のおぼつかないチャンミンへ注がれていてユンソクを見ようともしない。
「しゃ、社長!ちょっ、…」
なんとか踏ん張ろうとするユンソクも次第にガンソクへ意識が向いた。
自分を引っ張るガンソクの手がいつになく熱い。
そして心なしか顔も赤くないだろうか。



なかなかそんなガンソクは見られないから途端にユンソクは恥ずかしくなる。
「…あの、…社長?」
一旦目を伏せ、ゆっくり上げたら思いつめたように口元を結んだガンソクがいてユンソクの心臓は跳び跳ねそうだ。




「タマには息子に習うとしよう。」
「え?」



ガンソクはそう小さくつぶやき、


「ユンホ!俺も総組長を脅かす存在は打ち捨てておけない。お前が先頭に立つというならいくらでも名前を貸そう。」
それには反応したユンホへ向かって、
「だが今から俺は忙しい。連絡してくるなよ。ユンソクにもだ。」
しれっとした口調だがやはり顔は仄かに赤い。
やっと意味を理解したユンソクはさらに慌てて腕を外しにかかるが、どうやらガンソクの決心はかたいらしく。






翌日ガンソクに呼ばれ本宅へ出向いたユンホが見たのは綺麗に片付いたゲストルームと。
「寝坊で遅刻しかけて慌てて仕事へ行った。」
そうユンソクのことを語る、隠しても隠しきれない長年の成就を匂わせるガンソクのニヤついた顔だった。












*********************



おはようございます、えりんぎです。



いよいよソウルコンですね((*゚∀゚))
あの8集をどんなパフォーマンスで魅せてくれるのか、ひたすら情報を楽しみにしております♪


韓国のバラエティ番組に加えて日本のドラマにもゲスト出演なんて本当に“ありがとーーっ!”としか言いようがないですよ。゚(ノ∀`*)゚。
(日本語を話す2人が久しぶりでやっぱり好き!)



ビタミンユンホ先生の履歴書特技欄に『外国語(日本語)』ってありましたね。
ユノにとって日本語は特技ってよりも、もう既にユノの一部をつくってるんだよーっと思いながら見てました。
目が回るような過密スケジュールのなか、
東方神起で居続けようとするユノとチャンミンをこれからも応援していきます。


日産まであとひと月。
ドキドキとワクワクと。
この1か月が実は一番楽しいんですよねぇ~(*゚∀゚)=3






そして、なんちゃって極道オマケ話をいつも読んでくださってありがとうございます。


実はリクエストもあり、書いちゃいましたよ~
需要が有るのか無いのかよく分からない『おじさんカップル話』です。


今日の44話最後の数行に含まれたエピソードをそれはもう詳細に、、、(;゚∀゚)




と言うことで。



オマケ話のオマケという、『おじさんカップル話』を明日と明後日に続けて更新します。
ホミンではないので、ご注意ください。


明後日はR18になります。
新たに鍵をつけますので少し難しいかもしれませんが質問は受け付けません。
無理して読まないでくださいね。
くれぐれも言っておきますが『おじさんカップル』ですからねーーーっ。。。




では、また明日。







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