FC2ブログ

HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】あなたが笑えば~最愛~その後48



































「ハン・ジョンイ議員を覚えてるか?」


そうユンホが聞いてきたのは、もう寝るばかりに布団へ入ってすぐのこと。



一瞬きょとんとしたチャンミンの前髪をユンホは梳いて、そのまま回した腕で腰ごと自分の布団へ引き摺りこむ。
「わっ、…って、ユノ、シドさんのお父さんがどうかした?」
ハン・ジョンイとはニュースでもよく見かける大物政治家の名前で、以前ユンホを慕い足繁く通っていたシドの父親だった。
久しぶりにチャンミンはシドを思い出していた。
ユンホがどんな思いでシドと決別したか、少しは理解してるつもりで敢えて話題にすることはなかったのだ。
それが急にどうしたのだろうとチャンミンはユンホの顔を覗きこむ。



ふっと視線が絡まり微笑むユンホから逃げるようにチャンミンはうつ向いてしまう。
急に昼間の自分が思い出されてチャンミンは居たたまれない気持ちになった。
正直、…恥ずかしい。
あれほど頑なにユンホの婚姻を認め、跡継ぎが産まれるのを歓迎していたのに。
それがハイルの勢いにのまれ、つい告白してしまった。
ユンホの立場を考えず、お世話になった組の将来も考えず。



「チャンミナ、…こっち向けよ。顔、見せて?」
「やだ、」
チャンミンはさらに頭を垂れ、不思議に思う。
それなのにどうしてこんなに清々しいんだろう。
「どうした?」
「…だって、…あんなこと言っちゃって。あんな子供っぽい我儘。」
チャンミンはユンホに悪くて顔向けができなかった。
なにより自分へ気遣ってくれる人を本来の有るべき道へ導いてあげるのが自分の役目だと思っていたから。


「ユノ、…ごめんなさ、っ、ひゃっっ!」
身を竦め引いた体を軽くひっくり返される。
思わず見開いた眸に飛び込んできたのは切なげに眉を寄せる愛しい人。
「チャンミン。お前が言う“子供っぽい我儘”を俺がどれほど嬉しかったか、…わかるか?」
「…ユノ?」
仰向けになったチャンミンを見下ろすように、ユンホの眸が揺れる。
時に優しく、時に確固たる意志を持つ黒曜石のような。


そこへ映る自分をチャンミンはじぃっと見つめた。
滲んで、ぼやける、…そんな自分。
それを振りきるようにユンホはチャンミンの首筋へ顔を埋め、回した腕で背中が浮くほど強く抱き寄せた。



「もう二度と、自分を痛めつけるような痩せ我慢はするな。」
チャンミンの肩先でボソボソと声がする。
「そんな、…痩せ我慢じゃ、」
そう言い返すチャンミンを遮るように、「痩せ我慢だ!」と断言するユンホの方が子供のようで。
「お前の望みは、俺の望みだ。もしお前が誰かと子供をつくると言ったら、…俺は、狂う。わかったか。」
いつになく口調がキツいユンホだが、チャンミンは真綿でくるまれたような優しい気持ちになっていく。
「チャンミナ、返事っ!」
「は、っはい!」
それはチャンミンを覆うユンホの小刻みな震えによるもので、そこまでの想いにチャンミンはもう何もいらないとさえ思う。



「ユノ、…愛してる。」



一生ついていく、…と、拾われた幼い頃から何度も何度も思っていたこと。
それをまた、噛みしめるように思うのだ。












しばらく重なるように抱きあい互いの体温が混じりあう頃、「やだ、…」と呟くようなチャンミンの声がする。
急に何をと覗きこんだユンホの目の前には、最近見られなかったチャンミンの拗ねて唇を突きだした可愛い顔。
「どうした?」
「…嫌です。」
「だから、なにが?」
優しく包み込むようにユンホは尋ねる。
ユンホにとってチャンミンの望みは自分の望みなのだから、遠慮せずなんでも言ってほしいのだ。
「…浩道組へ行っちゃうのはヤダ。」
ポツリと言ったチャンミンにユンホは驚き、誰に聞いた?と尋ねればハイルだと言う。
ハイルはどうやら事細かにユンホが話していない組の内部事情まで話してるようで、おそらくハイルはロジンから聞いたのだろう。
「行かないよ?」
ロジンはいつもそうだ、肝心なところを言わない。
「…だって、…」
余計な口出しをしているようで、結局大切なことを本人に言わせる起爆剤のような役回りを進んでしているのだとユンホはわかっていた。




「そうだった。シドの親父の話だったな。」
つい逸れてしまった話をユンホは戻しつつチャンミンの腕を引き、布団の上で二人は向かい合って座った。
「違うよ。浩道組へ行かないでって話でしょ?」
「ん、…だから、」
「行っちゃヤダ。暴れ竜さんが居るから?僕より暴れ竜さんがいいの?」
唇を突きだしたまま訴えてくるチャンミンをユンホは呆気にとられ見つめていた。
確かに痩せ我慢はよせと言ったが、それにしてもこの変わり身のはやさはどうだろう。
チャンミンの様子に気がいって、つい返事が遅れてしまった。
「…やっぱり、…」と呟くなり涙が滲むチャンミンがユンホはどうしようもなく可愛い。



向かい合ったチャンミンの腰を引き寄せ、強引に自分の膝へ乗っける。
いやいやと首を振りながらそれでもユンホの膝の上に収まり、子供じゃないのに、とぶつぶつ言うチャンミンもユンホにとって可愛いだけだ。
「ごめんな。迷ったわけじゃない、急にチャンミンが素直になったから驚いたんだ。どうした?」
「だって、…」
「ん?」
ユンホの指がチャンミンの髪を撫で頬を擦る。
気持ち良さそうにふにゃりと笑ったチャンミンをあやすようにユンホは撫で続けた。
「だって、ユノが狂っちゃったら困るもん。」
あー、…と、なんて言っていいのか、確かに言ったけど改めて言われると恥ずかしい。
大袈裟に言いすぎたと答えたらきっとチャンミンは怒りそうだ、それほど困ると言いながら無性に嬉しそうなチャンミンを見つめ、そうだな。と言って笑った。





膝に乗せたチャンミンはユンホが思っていたより軽く、結構痩せてしまった現実に胸が痛い。
けれど今目の前のチャンミンは昨日までと違って憑き物が落ちたように晴々と笑っていた。
「随分前にハン・ジョンイ議員から話はあったが断ったんだ。以前土地売買で揉めた都市計画に協力してほしいってさ、チャンミン、どう思う?合法と言えどヤクザの息がかかった会社が公共事業に手を出すのは良くないと判断した。」
「…うん。」
チャンミンにとってその話は初耳だったが、おそらく極秘であろう申し出をユンホ本人から聞かされるのは信用されてるようで嬉しい。
ユンホの膝に乗ったまま真っ直ぐ伸びる睫毛を眺め、ユノが断った場所にもっと酷いヤクザが来ちゃったら?とチャンミンが尋ね、それを肯定するようにユンホは苦笑いを返す。




大きく土地が動くとき、そこに影の存在は否定できない。
金の匂いに吸い寄せられ甘い蜜を貪ろうと群がるのだ。
自分がその盾になるとそこまで高尚な意識などないが、系列違いの厄介な組の接触や今回の浩道組内部抗争を経てユンホは考えを改めていた。
東神会組長の次男として生まれ、ユンホは初めて組への執着を強く感じ、跡目を継ぐことに誇りと信念を持つに至ったのだ。



それにはやはりチャンミンの存在も大きい。
チャンミンが左肩下へ刻んだ刺青はヤクザものに連れ添う覚悟の証で、それをユンホはしっかり守らなければと思う。



「不動産部門を切り離し拡充させたのは、偶然のようで常に俺の中で意識していたのかもしれない。思えば若頭がいやに協力的だったし、ソユンの組が都市計画予定区域の一部を縄張りにしてる組だというのも若頭には計画のうちだったんだろうな。」
「ソユンさんの組が、…」
「もしかしたらソユンがハイルとこうなることまで予想していたのかも。」
「えーーーっ、…ひどい、」
それなら最初からハイルの嫁候補として迎えてくれたら誰も悩むことはなかったのにとチャンミンは腹が立つが、結局この状況がハイルをやる気にさせユンホの立場を押し上げたのだ。






チュッと鳴ったリップ音と共に顎に触れた柔らかい感触はユンホの唇で、ちょうど見上げた位置になるチャンミンの顎をユンホは食むように口づける。
「ユノ?」
「痩せすぎ。もっと食え、…できるよな?」
そう言いながらユンホの方があむあむとチャンミンの顎へ食いつき、文句言いたげなチャンミンへ、だって旨いもんと笑う。



「都市計画は10年計画だ。議員いわく必死で勉強してるらしいシドがそのうち秘書のヒヨッコになってて、チャンミンお前は新米弁護士だろうな。俺もうかうかしてらんない。それぞれの立場で最高の仕事ができるような環境をつくるって約束するよ。」
チャンミンの顎を咥えていた唇が離され、今はユンホの両手がチャンミンの頬を優しく包み込んでいた。
ユンホがゆっくりと話す未来にチャンミンの胸は次第に高鳴る。
それは当然のように弁護士のチャンミンがユンホの隣にいるという未来。




「…ユノ、…///」


「だからお前はもっと食って元気にならなきゃ。俺がなんでも食わせてやる。チャンミナ、…何が食いたい?」



そう囁いてくるユンホへチャンミンの返事はひとつ。




「ユノ、…ユノが食べたい。」

















*********************



おはようございます、えりんぎです。



グッズやコラボなど続々と発表され、日産がぐっと近づいた気がしますねヽ(〃∀〃)ノ


雨対策や暑さ対策をアレコレ話し合うのも楽しいものです。
リアル生活に加え日産の準備など、なかなかバタバタしてまして、、、
次回の更新はたぶん日曜日になりそうです。(まだ書いてませんが(・・;))
おそらく鍵記事でしょうか。(まだ書いてませんが(・・;))



半分以上書いたのを実は書き直そうと思ってまして。
途中で読み返したらユノがナント《U GET ME》のユノになっちゃってるんですよ~(T-T) カナシー、、、


ユノはユノなのにユノじゃない、という。。。



次回鍵記事のパスワードがユンソクさんから変わってます。
元に戻ったような戻ってないような。
そんな感じでヨロシクおねがいします。




それでは、しばらくお待ちくださいね。
いつも沢山の拍手、感謝感謝です。



では!







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。