HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

Strawberry Candle(6)




































~チャンミンside~













カチャカチャ、と食器の音だけが響くだだっ広いダイニング。


20人は座れそうなテーブルの端、向かい合って食べる僕たち。



─────なんで僕を呼んだわけ?


無言のまま前菜のマリネを口に運ぶユノ。


まるで表情をなさないその人に、──怒ってるの、僕だけど?って内心呆れながら。




───でも、すごいっ‼


普段は僕の要望もあり、賄いの食事を使用人のみんなと食べていたから、


───ユノと食事すると、こんなに豪華なんだ、と。


次々と出てくる皿に爛々と目が輝き始めちゃって、


夢中になっちゃった、僕。


・・・これ、なんて料理だろう?


すっかり向かい側のユノの存在がないもの、になった頃。



「おまえ、・・・よく食うな?」


ボソッと言われて。


「え?あれ?・・・ユノ‼」


つい、とんちんかんな返事。




「おまえ、・・・・。」


無表情のユノが、・・怒ったような、・・呆れたような。



ぶっ、・・とたまらず吹いて、


「それ、───どうなの?」


くしゃ、っと目尻にシワが寄った。



最初怒ったように言うから、思わず肩を竦めちゃったけど。


そのうち、くくっ、・・と肩を震わせて笑いだした。



「そ、そんなに可笑しいですか?///」


真っ赤になって文句を言う僕に。



「や、・・マジで、・・くくっ、・・、幸せそうな面してるからさ。」


何がツボだったのか、なかなか止まない笑いに、──まぁ、いいや、この人のことは放っておこ、


ぷい、と一度頭を振って、またがつがつと食べ始めた。




「これ、手つけてない。」


ボソッと呟きながら、自分の皿を僕の方へツツー、と滑らせて。


チラッとユノを見たら、もう知らんぷりして目線は自分の手元だし、さっきの失礼な言動がこれでチャラなんて思うなよ?──そう思いながらも取りあえずコレはいただいておく。




「これもどうぞ?」


またツツー、と。


豪華なんだけど、皿ばかりでかくてチョロッとしか食べる部分がない料理になかなか腹の膨れない僕。


自分の皿から視線を外さず、ユノの皿だけいただこうとスッと左手だけ伸ばしたら。


何だか異様に視線を感じて、



「え?////な、なんですか?」



行儀悪く頬杖ついたユノがジッとこちらを見ていた。



「ん?おまえのこと見てるだけで腹いっぱいになった。」



「・・・/////。あんまり見ないでください。」



「気にせず食えよ?───おまえの幸せが伝染してくる気がする。」


ふわっ、と笑った顔が、


ここへ来て初めて見る素の表情に思えて。



この仮面のような人の、その下の素顔をもっともっと見たい、


素直にそう思った──────。





















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