HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

Say Hello (26)










































~チャンミンside ~



















「チャンミナ、……どうした?」



スッと伸びてきた手をパシッと弾く。
少し驚いたヤツに、「……奥の部屋に行こう。」と急に真剣な面持ちで促された。







今朝、熱い口づけを交わしていたとは思えないほど嫌な沈黙。
何も言わず、ただ僕を真っ直ぐに見つめるヤツに苛々だけが募った。





「────いくらで買ったんだよ?」


「え?」


「見損なった、……僕にエラソーなこと吐いて、結局金で買うとか。」




「いくらだよ?絶対に買い戻してやる。僕は僕のものだ!」





一気に捲し立てた。
ふとヤツの顔を見たら、──なんだそんなことか、と、急に緊張感の解れた顔で。



「チャンミナ、」と嬉しげに口元を緩めたのが何だかバカにされたようでカァ、と頬が熱くなった。






「っ、だよっ!」

思わず振りあげた手を何でもないようにくぐり抜け、ぎゅうっと僕を抱きしめる。




「ちょ、…っ、やめっ、」




暴れる僕をさらに強く抱き寄せ、───「良かった、……」と。



「へ?」




今度は僕が変な声を出してしまった。
僕の言ってることが通じてるのかどうか、いやに満足げなため息まで漏らし愛しそうに背中を撫ではじめるから。




「あー、…昨日は、結局、……その、拒否られたし、…やっぱそういう対象では無理だって、うちを出てきたのかと、」



「はぁ?///っばかじゃねぇの?それ以前の問題だよっ!僕のことペットとしてしか見てないくせに。」




ヤツの背中に回した手でドンドンッと小突く。
離せっ、って言うのに、ニヤけたヤツにはどうにも通じないみたいだ。






「な、俺が買ったのは、おまえの《自由》だ。おまえを買ったわけじゃない。おまえがあそこを出てどこへ行こうと自由だし、俺と一緒にいるって選択も自由だ。」






「チャンミナ、───おまえが選べ?」






「…………。」






真っ直ぐに覗きこむ眸が嫌で、これ以上はというくらい頭を垂れたらヤツの肩先にコツンと当たった。





「あ、あんたに買ってもらった自由であんたと一緒にいるのは、……嫌だ。僕は、……自分で、掴みとった自由で、あんたと、……」







目を逸らすな、とでも言いたげに両手で頭を戻される。
片頬をむにっと摘ままれて、
「ユノ、だろ?ほら、ユノ、って言ってみろ。」なんて僕の言うこと聞いてんのか?



「おい、って。」





──────しつこいっ、





「ユ、ノ、ッ!ユノユノユノユノユノッ!──って、っっん、///んんっっ!」



信じられないっ!
こ、こんな所でっ、///───噛みつくようなキスとか、────。







「っ、て、てめっ///」


ぐっと引いた体を腰ごともってかれて更に覆い被さってくる。
息つく間も与えられず、どちらのものか分からない唾液が堪らず僕の顎を伝うのを。



「ハァ、………チャンミナ、………」と言ってはベロンと舐めとったのが、



────壮絶にイヤラシイんだよ!ばかっ///







真っ赤になってるであろう熱く火照った頬を嬉しそうに撫でるヤツ。
ふっ、と笑って。
「そう言うと思った。」と満足げに。







「じゃあ、……こうしよう。俺がおまえの小説とシルエットを買う、ってのは?」


「え?」





小説、ってもしかしてアレ?
で、シルエットって?



突然わけの分からないことを言いだしたヤツ。
さすがに目を見開いて固まった僕にパサッと何やら書類を手渡す。




「今度の企業イメージCMにおまえのシルエットを使う。キャッチコピーをあの小説からとって、抱きあわせで小説も出版するってどう?」



「は?っばかじゃねーの?いくら社長だからってそんな好き勝手できるわけないっ!」




乱暴に言い捨てて渡された書類に視線を落とした。
どうやら企画書らしい。
見慣れた文字。
なんだよ、ここは社長自ら企画書作っちゃうわけ?




「公私混同、……って言うんじゃねぇの?コレ。」


上目遣いでチラッと見たら、ニッと不敵な笑い。


「企画通る自信はあるよ?今、イェジュンがおまえの写真と小説持って会議にかけてる。」






────呆れた、いつの間に写真を?
っていうか、だんだん腹が立ってきた。


いつもいつも、僕だけ置いてきぼりで先に話を進めて。
気づいたら上手く丸め込まれてるこの状態。




いつも一枚上手で僕を見下ろしてるようなヤツなんか、──────。




「あ、あんたなんか、…嫌いだ。」






───ぐっと、両手で掴んだ襟元を引き寄せられ、お互いの隙間がゼロになった。





「こんなに余裕ないの、始めてだ。」

「チャンミナ、」

「俺のシャツ着ておいて、そんなこと言うなよ?」



低く掠れるような声。
寄せた眉、歪んだ口元が、───本当に余裕なんか無さそうで。
ドクンと胸が脈を打った。




「必死で、おまえの逃げ道を断とうとしてる俺の気持ち、────分かれよ?」





ユ、ユノ……?








そのまま襟を引かれぶつかるように合わさった唇と唇。
格好悪くて甘さもない、そんな不器用なキスに胸の奥がじんと熱くなる。





────嘘だよ、嫌いなんて。




少しだけ近づいたその存在を、この胸の中に閉じ込めたいと伸ばした腕は。





────♪~♪♪♪~~♪



社長室直通の内線電話。
イェジュンさんから、「せっかく本人がいるのだから、直接会議室に顔を出してほしい。」との依頼により、ヤツの背に回ることはなかったのだけど。














********************

おはようございます、えりんぎです(#^.^#)
アメンバ申請ありがとうございます。
お知らせを更新してから350件ほど申請をいただいてます。
今朝の8時までにいただいた分は承認してますので、まだだよ(;゜゜)って方は再度申請してください。申し訳ありません💦
いただいたメッセやコメント、嬉しく拝見させていただいてます!
まとめてのお礼になってしまいすみませんf(^^;
one more thing~party~へのコメントで、
「ユノの自分で言っててこわくなった。ってとこ、すごくよく分かる!」なんて言われちゃったら、どこだっけ?って探して読みふけってるおバカな奴です(^o^;)



それでは、Say Helloは次回月曜日です。
あと5回ほどで終わる予定。
この2人っていつまでもダラダラ書けそうなので~、取りあえず終わりますね(^w^)




















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2015/06/07 (Sun) 10:57 | # | | 編集 | 返信

point Re:

いつもありがとうございます(#^.^#)
週末なのでゆっくり寝てくださいね~~(^w^)

2015/06/05 (Fri) 18:19 | う**様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: 完読(≧∇≦)

は、はやいっ(゜ロ゜;
ありがとうございます~
ただでさえ、同じような2人がゴロゴロいるのにごっちゃになっちゃいません?
お疲れさまでした(〃∇〃)

2015/06/05 (Fri) 18:17 | マ***様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re:

いつもありがとうございます(#^.^#)
私、絶体ホミン派なんですけど、チャンミンがあまりに女々しいのも駄目なんですよ。
なのでこんな感じは書きやすいです!
ちなみにアチラの部屋のAi wo motto のチャンミンがSay Helloチャンミンの原形ですね。

2015/06/05 (Fri) 17:45 | こ*様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: (//∇//)

はい、公開ラブレターですぅ(〃∇〃)
恥ずかしいけど自慢したいユンホ社長でした。

2015/06/05 (Fri) 17:42 | ta****様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/06/05 (Fri) 15:09 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/05 (Fri) 12:43 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/05 (Fri) 10:58 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/05 (Fri) 10:30 | # | | 編集 | 返信

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