HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

Say Hello (30)






































~チャンミンside~














────ハァ、…ハァ、……、と、お互いの荒い息遣いだけがこだまする。




重なった肌はねっとりと絡みつき、泡なんてもうとっくに消え失せ、嫌なぬめりだけが残っているというのに、






「……チャンミ、ナ、……」



興奮をあらわにしたヤツの壮絶に雄な表情に腰が砕けそうになる。
何度も名前を呼んでは身体を這う舌。
向き合いたいのに背中を抱かれたまま、ヤツの熱を押しつけるように擦りつけられて。



その存在感と熱さに頭が沸騰しそうだ。
─────僕もこんなに興奮してる、





初めてなのに、……こんな場所で?と、冷静な自分がポツリポツリ顔をだしてはヤツの眸に射抜かれ言葉にならない。
次第に目的を持った指が僕の中を探るのを、緊張と興奮と恍惚で受けとめた。




「ユノ、……ユ、ノ、……ユ、……ノ、……」



痛みと快感の狭間、おかしくなりそうで不安げに漏れるのはヤツの名前だった。




「ああ、……チャンミン、……もっと、」


切なげにあげた声がひどく官能的で嫌になる。
そのうちヤツの長い指が、我慢できないとでも言うように速度を増して。


んんっ、と捩った体を。
ヤツはもう許してはくれなかった。





ぐっと貫かれ息が止まりそうになったのを。
貪るように口付けられたらそれこそ堪らないのに、


「…ハァ、もう、…俺のもの、……。」なんて心底満足げに呟かれたら。



───僕の自由だとか、どの口が言った?って突っ込みも忘れるほどに、……ただ幸せに酔った。















───チュッ、と何度も、それこそペットじゃないんだからな、と文句を垂れるほどにキスの嵐。
その嵐のなかシャワーで流され、バスタオルでくるまれ、隙間を作るのが罪だとばかりに密着してベッドに倒れこんだ。




呆れるほど長い口づけに、酸素も水分も何もかも足りなくて朦朧とする僕。
そんな僕を覗きこむ余裕たっぷりのヤツがやっぱり憎らしい。





「やっぱり明日ここを出てく。ぼ、僕の自由だろ?」


それは完全に負けたっぽい悔しさと、この体力バカにこれからもつき合うのか?という身の危険。
意思の強さを見せるためギュッと唇を噛み締めたのに、そこにさえ熱い唇がおとされる。




「っちょ、///聞いてんのかよ?」


「ん?聞いてる。」



ホントに聞いてんのか?と言いたくなるほど蕩けた眸でクチュリとまたキスされて。
背けた顔をぐっと戻され濡れた舌がちろちろと。



「出てく、ってば!」



むきになって言う僕に、ふっと含み笑い。
ヤツのこの───何でも知ってます的な態度が気にくわない。




「───おまえ、……帰るとこないじゃん。」




ほら?やっぱり、───僕が一人暮らしの部屋を出て、伯父さんの事務所に厄介になってたことなんて当然聞いてるだろうから。




「あん時は、……失敗した。まさかあれほど本気になられるなんて……」



つい口をついた言い訳に、はぁ?と盛大に眉を寄せたヤツ。
もしかしてそこまでは聞いてなかった?



「べ、べつに、」


ごまかすように僕からキスを仕掛けようとしたけど、───そう甘くはなかったらしい。
スッとかざした掌に阻まれ、くそっ、なんてヤツだ!って思う間もなく組み敷かれた。



「なに?……そこまで聞いてない。」



シーツに埋まった両肩が痛い。
射抜くような視線が痛い。
離せよ、って突き放したいのに、───多分それは許されないだろう。



切羽詰まったようにヤツの喉が鳴った。




「……だから、仕事で。」


「で?」


「ターゲット相手に、…んー、ホスト、みたいな?」


「…………。」





どうして僕はヤツ相手にこんなに言い訳がましく過去の仕事について話さなければならないのか。
シーツに縫いとめられて見上げた先のヤツはかなり機嫌悪そう。



「若い、水商売の女で、……つい、近づきすぎて、…相手が本気になっちゃって。あの、その、…部屋に入り浸るというか、」


「───同棲、してた?」






低く囁くような声がマジで恐い。
肩を押さえていた片手が耳朶をさわさわと撫ではじめた。
微かに歪んだ口元、眉間のしわさえ例えようのない色気。



「そんなんじゃ、ない。」



ヤツは狡い、───その眸で、その手で、その身体で、どれほど女を抱いてきたことか。



「人が嫌いだって言っただろ?同棲なんてするかよ!」



ヤツの身勝手さに苛ついてつい声を荒げた。
僕だってそう、ヤツの過去にさえ嫉妬してしまうというのに。




「───俺とは同棲してんじゃん?」


「同棲って言うなっ!///」




次第に緩む口元から目が離せずに、


「……その女、バックにヤバい男がいて、…結局伯父さんにかくまってもらった、…ふん、笑えば?」



部屋を引き払って逃げるように姿を消した僕がそれ以上追いかけられることはなかったのだけど。
そんな情けない失敗を中途半端にヤツに話した叔父を恨むよ。




くくっ、と本当に笑いだしたヤツ。
さっきまでの不機嫌さは消え、ゆるゆるに緩んだ頬、───どこまで失礼なヤツなんだ!




「っ、だから、男も女も、……嫌い、人間なんて、大嫌いっ!くそ、っ離せってば、」


もがきはじめた僕を自分の身体で押さえ、片手が大きく僕の髪を梳く。
その長い指が僕の頬でピタッととまった。



「嘘つき、」と。






「本当に人間嫌いなら、あんな小説書かねぇよ。
おまえ最近イェジュンや焼肉屋の親父にどんな顔で接してるか分かってる?」


「は?」



───まるで分からない、キョトンとした僕の頬をムニュと摘ままれ。



痛っ、って言葉はヤツの中に吸い込まれた。
突然の深いキスは一瞬で。
スッと離れた隙間を見つめていたら、



「安心して心を許した顔、───いーけど、……なんかムカつく。」



そのまま再びおりてきた唇はもどかしいほどにぎこちなくて、うっすら目を開けたら仄かに赤いヤツが見えた。




飄々と余裕たっぷりに僕を振り回したり、突然無垢な顔して照れてみたり、───ホント、狡いよ、…チョンユンホ。


って言葉がどうも口から漏れてたようで。
一瞬目を丸くしたヤツが、ニヤッとまた意地悪な顔。







───「でも俺だけ、特別な?」って有無を言わせぬ言い草。






「か、勝手なヤツ、///」


「自分勝手で、意地悪で、……嫉妬深いチョンユンホは、嫌いか?」


「……//////。」





そうだよ、コイツ、……自分が言われるのには照れまくるくせして、僕じゃ言えないようなくさい台詞を言うヤツだった///。



どうしようもなくて伏せた顔を当然のように戻されて。
愛おしそうに大きな手が僕の頬に重なる。





ドキドキと高鳴る鼓動のなか、……これだけは認めなきゃいけない。


─────ずっと人嫌いだった僕が、チョンユンホの周りで少しだけ人を好きになる。


そんな現実を、──────。







その温かい手に何度も撫でられ、中指が耳の後ろまでまさぐりはじめる。
勝手に熱を持ちはじめる身体、きっと蕩けた顔を晒してしまったに違いない。
満足げにあがった口角が──やっぱ、たまんないな、と言葉を紡いで。




その夜は確かめ合うように2人、お互いの中に堕ちていった。















*******************

こんにちは、えりんぎです(#^.^#)


「好き好き、愛してる!」のstrawberry candleもいいけど。
「あんたなんて嫌いだ、──でも、好き。」っていうこちらの関係性も好きでした(^w^)


Say Helloは明日で完結です。



いつもポチッとありがとうこざいます(〃∇〃)


















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2015/06/12 (Fri) 02:36 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/12 (Fri) 01:00 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/11 (Thu) 21:59 | # | | 編集 | 返信

point Re:

んふふ(^w^)
最後までチョンユンホ呼びでしたねぇ。
細胞活性化!
女性ホルモンの分泌を促しましょう!
若くいられますよ、きっと(〃∇〃)

2015/06/11 (Thu) 16:36 | ta****様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

point Re: ユノ ノ モノ。

ほんとーに。
よく分かってくれて嬉しいです(〃∇〃)
───チョンユンホの周りで少しだけ人を好きになる自分。
これがテーマのお話(…に途中からなりました)。
ユノによって変わるチャンミン。
チャンミンによって変わるユノ。
リアル神起を想う時、いつも感じる関係性。
なので、Strawberry candleも、Say Helloも。
根底にあるのは一緒。
ユノとチャンミンは特別。なんですよね?
同じ話を設定を変えて書いてる感じですf(^^;)
いつも飽きずに読んでくださってありがとうこざいます(#^.^#)

2015/06/11 (Thu) 16:20 | mo****様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/06/11 (Thu) 16:19 | # | | 編集 | 返信

point Re:

はじめまして(#^.^#)
ツンデレデレデレデレチャンミンが大好きです!
今でも去年の某番組の《僕の夜食を取らないで!》話は見直しちゃってニマニマしてますf(^^;)

2015/06/11 (Thu) 16:10 | アン**様 #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/06/11 (Thu) 12:52 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/11 (Thu) 10:56 | # | | 編集 | 返信

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