HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

続・Strawberry Candle(9)











































~ユノside~






















────出逢った頃はまだあどけなさの残る、時おり少年っぽさを垣間見せていたのに。





交換留学を終え首席で大学を卒業、将来を嘱望され入社したのがもう2年以上前。
新人研修を終え、ボストン支社に呼び寄せたのがついこの間のことのようで。









「新人研修を終え本社より参りました、シム・チャンミンです。よろしくお願いします。」



忙しさにかまけて帰国することもなく、会うのは実に2年ぶりだった。





─────まいったな・・・


それが第一印象。




年月というのはこれほどまでに人を変えるのか。



幼さの残る無邪気な瞳はしっとりと艶ややかに色づき、それでいて瑞々しいほどの愛らしさを纏っていた。




挨拶を終えた後、一瞬だけ向けた目線。
迷わず俺だけを見て、───フワッと綻んだ口元にたまらなくなった。




荷物だけが先に送られ、本人は空港に到着次第まずは会社へ挨拶に来るなんて、───そんなことどうして許してしまったのか。





今、目の前にいる・・愛しくて愛しくてしょうがない存在を、抱きしめることも叶わないなんて。





前は屋敷内という限られた空間に守られて、独り占めすることが当然だったという事実。


この環境の変化は思いのほか大きくて。


牽制しても牽制しきれない外部からのアプローチに、男女問わず晒される視線を目の当たりにして、・・今まで経験したことのない未知の感情。



それが何なのか、・・教えてくれたのはイギュンだった。






「ユノさ~ん!マズいっすよ、その顔。
仮にも大切な顧客なんですから。」



「あいつ、・・俺の目の前で堂々と大事な部下を誘いやがった。」



「・・・はぁ、・・大事な部下っつうか、・・大事なチャンミンってことでしょう?」



「チーフ!ヤキモチも程々にしてくださいね?これ、仕事ですからね。」






そんなことが重なって、少しずつ社内で距離を置くようになったチャンミン。
そうそうオンとオフを上手く使いこなせるわけもなく、今までと同じようでどこか違う、そんな関係がもどかしくて。







「───どんどん、余所余所しくなってる。」


「知ってて、やってる?・・チャンミナ。」




ずっと心に引っ掛かっていたことを口に出来たのは、実はジフンのおかげ。



だってアイツ、───全身でチャンミンが大好き、っていってる。




くだらない嫉妬する前に・・・

─────そうだろ?・・チャンミナ。








「───ユノ、愛してる。」



角度をつけて深く合わさった唇。
おまえから、ってだけで腰にくるのに、伏せた睫毛はしっとりと色を含み緩く開いた口元から覗く熱い舌は、



「なぁ、・・誘ってる?」




コイツのことだ、・・また真っ赤になって身体を離されるかと思ったのに。



パチッと開いたバンビアイがまるで頷くようにおりて幸せそうに口角をあげるなんて、───もう。






気づいたらここは玄関。
一旦離した腰をさらに強く抱いて、どこもかしこも密着したまま暗闇を進んでいく。



「ん・・っあ、///」



絡め合った舌の濡れた音だけが響く部屋で、



「っ、・・痛っ、・・」



途中壁にぶつかっては止まって、お互いの唾液を交換し合う。





「今日はおまえが気持ちよくしてくれる?」って聞いたら、「・・・もう0時はとうに過ぎました!」なんて、やっぱりつれないところも・・そのまんま、まるごと可愛いから困る。





遠く離れていた時期、お互いを結ぶものがメールと電話だけでも、────目を閉じればすぐに意識がとんだ、あの温室脇の草っぱら。



今年も藤が満開だったと、───
ストロベリーキャンドルのハチミツを送られたときはちょっとびっくりしたけど、シャクチリソバの水彩画はすぐに部屋に飾った。






「・・ハァ、・・ユノ、・・もう──」




肩が大きく上下して、全身濡れそぼったような汗。
チャンミンの匂いに混じって潮の香りが鼻をつく。
今日のとんでもなく可愛かったチャンミンを思いだして、ぐっと後ろから押し入った。




「っん!・・ゃ、///・・また?」


「───ん、最後な。」




本気で怒ることはないって分かっているから。
───だからチャンミナ、もっともっと溶けてなくなるくらいひとつになろう。




目に見える確かなものも、・・見えない不確かなものも、すべてが欲しい。




チャンミナ、───結婚しよう?




























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Comment

point うぎゃー

興奮しすぎて思わずタイトルと名前間違えて、
名前「うぎゃー」になっててびっくりしました。

わかっていたこととはいえ
ユノに、結婚しよう?と言われると
ドッキーンとするものですね!
もうドキドキが止まりません、他人事ながら。

あー幸せになれるよ、2人なら(*´Д`*)

それにしても会うのが2年ぶりって(>人<;)
遠距離にしても酷すぎる焦らしっぷり。

よくチャンミンも耐え忍んだもんだ!!
イジワルな男だよ、ユノ坊ちゃんは。←スヒさん風に。

2016/11/24 (Thu) 22:49 | ゆうこ #EACDacMQ | URL | 編集 | 返信

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