HOTミンな関係

天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなほみんペンです。R18あり。

続・Strawberry Candle(11)












































~チャンミンside~



















今日は朝から社内が落ち着かない。
もちろん本社の社長が大口契約の為、ここボストン支社に来るから。


ついでに支社の内部視察も行うというから社員総出で書類のチェックやら大掃除やら。



唯一いつもと変わらず淡々と仕事をこなすのはユノくらいだった。



そのユノに僕とジフンさんが席まで呼ばれる。




「──三日間の滞在の最終日に社員を労いたいということで簡単なパーティーを催すと、・・ま、急に話があって。
その会場の手配と準備を2人にまかせるから宜しく頼む。」




本当に急だ。
三日後の夜までに200人を超える社員を収容する会場か、と。
僕とジフンさんは目を見合わせて表情を固くした。




「馴染みのあるホテルをいくつかピックアップしておいたから、後は任せるよ。」とメモを渡され、そのままユノは支社長室へ行ってしまった。





「チャンミンとホテル巡りなんて、なんかドキドキするな?」なんてバカなこと言ってるジフンさんとすぐに会社を出たため、その日は社長と対面することもなく。



夜、───「目論み通り。」とニッと笑ったユノに心底呆れた。









最近は一緒に出社する僕たち。
いつもより早めに着いたロビーで、ユノも予想していなかったであろうヨンジンおじさんとその傍らを守るSPに出くわしてしまった。





「───チャンミン!」



変わらない人を圧倒するような存在感。
嬉しそうに崩れた表情が周りのSPとは対照的で、少しだけ身を固くしたのを。


───ギュッと抱きしめられたのち、


ぐっ、とユノによって剥がされる、──




なんだ、・・・この親子は。





「なんだユンホ、・・いたのか?」


「社長こそ、朝からセクハラはやめてください。」





「おじさ、・・あ、・・社長、お久しぶりです!」





僕とユノの間にスッと身体を入れたおじさんがニコニコしながら肩へ手を伸ばす。



「久しぶり、チャンミン。また立派になったな。・・上司にはいびられてない?」



おどけて言うけど、・・こういう冗談はユノには通じませんよ?
案の定真顔になったユノ。



「社長、──失礼します。行くぞ!チャンミナ。」って腕を引っ張られて。


可笑しそうに肩を揺らすおじさんにペコリ頭を下げてエレベーターへ乗りこんだ。





朝早いから2人きりのエレベーター。
どんどん変わる数字を目で追いながら、
「大人げないなぁ。」とポツリ言ったら、びっくりするくらいの早業でキスされて。
呆気にとられる僕に、「いいよ、それで。」と訳わからないこと呟いた。



しょうがないから、───僕も。


おろしたユノの右手にほんの一瞬だけ、──ギュッと僕の左手を絡めて、


ピクッと反応した人に、ふふ、と笑いかける。



片方の口角を歪めて、───さらにギュウッて返してくる人を、



そんな子どもっぽいところも好きなんだからしょうがないな、なんて思う。





5年の間にポロポロと剥がれていった仮面や鎧を拾い集めて慈しむように僕は、────ずっとこの人を愛していくんだろうな、って思った。






「チャンミン、──俺たち、ずっと一緒にいよう。この先何があっても、この手を離さないでくれる?」



朝っぱら何を言い出すんだ!って一瞬たじろぐ僕の指と指の間に自分のそれを深く絡めて固く固く結ぶ。


ちゃんと言葉にしないとそれは離れそうにないから、
────「はい。」としっかり目を見合わせて。




満足そうに微笑んでいつまでも目を逸らしそうにないユノから僕も目が離せなくて。
早朝のエレベーター内、今日は大切な契約もあるのに。
静かな上昇音と共にトクントクンと2人の鼓動が聞こえそうなくらい。




「ふ、・・チャンミナ、・・朝っぱらから・・なに赤くなってんの?」



照れ隠しにおどけてみせて、文句言いたげに口を尖らせる僕からゆっくり指を解いた。



空いた隙間に無意識に眉を寄せてしまったのだろうか、───ゆるりとユノの指がそこを撫でて、



前を向いたまま、首だけ捻ってそっとおとされるキス。



────なんて、バカなことしてたらスーッと開いたドア。



その先には片足を前に出しかけて固まったままのジフンさん。

































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2015/06/18 (Thu) 09:57 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/17 (Wed) 23:12 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/17 (Wed) 23:10 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/17 (Wed) 21:44 | # | | 編集 | 返信

point Re:

5年の間にポロポロと剥がれていった仮面や鎧を拾い集めて慈しむように僕は、────ずっとこの人を愛していくんだろうな、って思った。


Strawberry candleを更新していた今年の1月。
WITH婚目前ということもあり、テンション高かったのを思いだしますねぇ。
確か、この文章がStrawberry candleってお話の全てです、って書きました。
大好きな一文です(#^.^#)


そして。

「チャンミン、──俺たち、ずっと一緒にいよう。この先何があっても、この手を離さないでくれる?」
朝っぱら何を言い出すんだ!って一瞬たじろぐ僕の指と指の間に自分のそれを深く絡めて固く固く結ぶ。


↑これね(〃∇〃)
私、予知能力あるんじゃないか?ってほど、タイムリーなエピ!

mo****さん!私も同じこと考えてましたよ!忙しくて、なかなか思うように繋がれない時に、ちょっとした気持ちが通じ合うのっていいですね(〃ω〃)
すごく私たちの歴史を感じます。


そしてみなさん。
Strawberry candleをたくさん愛してくださってありがとうございます!
いつも書きっぱなしで読み返さない私ですが。
今回こちらに更新するということで、一話一話読み返す機会を得ました。
少しだけ客観的に読むことができ、「結構いい話じゃん!」とか「これ以上ないってほどのハッピーエンドじゃない?」って思ったりf(^^;)スミマセン~
Strawberryは元々One more thingの後に書いたお話。
TIME婚の頃のユノ妄想なんです、2つとも。
この頃のユノって非の打ち所のない完璧な男だったわけですよ、私にとって。
今だって壮絶に格好いいのは一緒ですよ!
ただ《ちょっぴり残念なところも愛おしい》って感情が入ってますね(^^;←T1で靴飛ばしちゃって、あー、ってなってたり。

2年間の重さに気分が落ちちゃうの、分かります。
でも変えられないことだったら強がりでも前向きに考えたいですよね?
ファンクラブのお知らせを見て。
東方神起がいない間、エイベはどう稼ぐのかな、って思っていたら、《東方神起がいなくても東方神起で稼ぐ》ということが分かりました(^o^;)
なんだ、結構すぐなんじゃない?って思いませんでした?
妹がね、言ったんです。
「どうして神様は彼らにこんな試練(東方神起の活動を休止せざる得ない)を2度も与えたんだろう。」って。
でも今回は前回とは違いますよね。
確固たる自信と2人を愛してやまない2人だけのファンがいるんだから。
あるブロガー様が5人時代からチャンミンを《秘密兵器》だと言っていました。
分裂後は、《ユノにとってのラッキーは自分の側に残ったのがその秘密兵器だったこと》だとも。
私もそう思います。
その秘密兵器は隣にいたのがユノだからこそ最強に素晴らしく覚醒したんだろうな、とも。
ユノがユノである限り。
チャンミンがチャンミンである限り。
それこそ永遠に愛し続けるんだろうな、って思います。
一緒に待ちましょうね(#^.^#)
なんて、ブログ上では書きにくくてヒッソリ(?)コメント欄で語っちゃいました(^w^)


いつもコメントありがとうございます!

2015/06/17 (Wed) 17:27 | お返事です #nGQxvLy. | URL | 編集 | 返信

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2015/06/17 (Wed) 10:39 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/17 (Wed) 09:33 | # | | 編集 | 返信

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2015/06/17 (Wed) 07:34 | # | | 編集 | 返信

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